深夜1時過ぎに会社からコールがあり、J病院へお迎えにまいりました。ストレッチャーを寝台車から降ろして、裏口から入りケア病棟へ。遺族の方、介護士の方にも手伝ってもらいベッドからストレッチャーに移動して、裏口からまた寝台車へ。死亡診断書を預かり、平安閣へ向かいました。仏様の娘さんが喪主で、他家に嫁いでおり、亡くなったお父さんもアパート暮らしということで、平安閣にお預かりということになりました。
少子高齢化の速度はむしろ都会より地方のほうがすすんでいるような気がします。家族も親戚もバラバラに離れて生活していることは珍しくはないことです。まだ、亡くなった時に身内の方がいらっしゃる場合は私どももスムーズに対応できるのですが、これからはそうもいかない場合が多くなることでしょう。
「死後の自己決定権」という言葉があります。これからは自分の葬儀は自分で考える時代です。