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【堪忍袋の緒が切れた】第一生命、アフラックとの販売提携見直し・代理店を直接指導

2008年02月14日 09時42分21秒 | 保険マーケティング
第一生命、アフラックとの販売提携見直し・代理店を直接指導

NIKKEI NET 0213

 第一生命保険は8日、アメリカンファミリー生命保険(アフラック)
との販売提携を4月から見直すと発表した。第一生命の商品をアフラック
の代理店が販売 する場合、アフラックが営業支援や事務手続きをしてい
たが、今回の見直しで第一生命が直接アフラックの代理店を販売支援する
仕組みに変える。

 第一生命とアフラックは2001年に商品の相互供給で提携。第一生命は
アフラックの代理店を通じて死亡保険を販売している。06年度の販売実
績は873件と、05年度に比べ半減。代理店の直接指導で、第一生命は販
売の低迷に歯止めをかける狙い。(21:02)

【花田】
予想通りの展開だ。
8年ほど前、大手生保に第3分野が解禁されるときに、日本生命は関係が
深かったアフラックとの提携ではなく、独自で医療保険やガン保険を開発
することにした。

それに対抗するようにアフラックはオーディナリー(普通保険)に力を入
れるべく、普通保険の代理店手数料を高水準にし、社員、代理店教育にも
力を入れた。
しかし、その途中で第一生命、損保ジャパンとの提携が決まったのだ。

当然、第一生命は独自のガン保険の開発は行わずアフラックのガン保険を
売ることになる。

私の記憶が正しければ、結果、数年で30万件の契約その後も伸び続けア
フラックの代理店の中でNO1に第一生命がなった。

しかし、反対に第一生命の保険はアフラックの代理店にはあまり販売され
なかった。つまり、アフラックの代理店の普通保険の販売体制が出来上が
っていなかったのだ。

よって、第一生命の代理店戦略は大きく予想をはずれ、それを挽回するた
め、銀行窓販においては専門の保険会社を設立するなど攻勢に出てきて
いる。

ここで、アフラックの代理店を立て直すことになれば、さらに生保戦国時
代は激しさを増す。

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