共同が配信した「毒ガス海に大量投棄」の記事が25日新潟日報に掲載された。
第2次世界大戦で旧日本軍や米国・ドイツなどが貯蔵していた毒ガスなど化学兵器を、戦争当時から1970年まで、米軍が世界中の海(70ヵ所)に大量投棄していたことが米軍の調査報告書で明らかになった。
日本近海では、旧日本軍が製造した嘔吐性ガス弾11万発などを6ヵ所に投棄したという。
また大西洋では少なくとも190トンの放射性廃棄物が化学兵器とともに捨てられた。
北海では旧ドイツ軍のマスタードガスの他、サリンなど神経ガスも大量投棄された。
全体の内容や量は不明なものも多く、実際は報告書をかなり上回る量が投棄されたとみられる。
容器の腐食で毒ガス流出が懸念され「海の時限爆弾」になりかねない、とある。
正月に読んだ山崎豊子の「沈まぬ太陽」の一節を思い出す。
ニューヨークのブロンクス動物園に鉄格子のはまった鏡の間があり、その上には「地球上でもっとも危険な動物」という標示がある、という行だ。
第2次世界大戦で旧日本軍や米国・ドイツなどが貯蔵していた毒ガスなど化学兵器を、戦争当時から1970年まで、米軍が世界中の海(70ヵ所)に大量投棄していたことが米軍の調査報告書で明らかになった。
日本近海では、旧日本軍が製造した嘔吐性ガス弾11万発などを6ヵ所に投棄したという。
また大西洋では少なくとも190トンの放射性廃棄物が化学兵器とともに捨てられた。
北海では旧ドイツ軍のマスタードガスの他、サリンなど神経ガスも大量投棄された。
全体の内容や量は不明なものも多く、実際は報告書をかなり上回る量が投棄されたとみられる。
容器の腐食で毒ガス流出が懸念され「海の時限爆弾」になりかねない、とある。
正月に読んだ山崎豊子の「沈まぬ太陽」の一節を思い出す。
ニューヨークのブロンクス動物園に鉄格子のはまった鏡の間があり、その上には「地球上でもっとも危険な動物」という標示がある、という行だ。