核兵器廃絶を目指して

今日は「核兵器廃絶1000万署名」活動を新潟市の万代シティで行いました。
来年2010年、核拡散防止条約（ＮＰＴ）再検討会議という国際会議が開かれます。
5年ごとに開催されるようですが、今度の会議はこれまでにない重要な会議になるでしょう。

米国のオバマ大統領は4月のプラハ演説で核兵器廃絶を呼びかけ、先月の国連安保理では議長を務めて「核兵器なき世界」決議を提案し満場一致採択しました。
日本の鳩山首相も、国連で唯一の被爆国日本が非核三原則を堅持し核兵器廃絶の先頭に立つ責任と決意を表明しました。
日米の新しいリーダーが核兵器廃絶に向けた力強いメッセージを出したことを国際世論も歓迎しています。

現実には地球上に21,000発もの核兵器が存在し、核保有国も米・ロ・中・英・仏の5カ国から、インド・パキスタン・イスラエル・北朝鮮に拡がろうとしています。
核兵器の不拡散だけでなく、廃絶への道のりは険しいと言わざるを得ませんが、今年情勢が大きく変わろうとしていることも確かです。

そうした中で開かれる来年のＮＰＴ会議に被爆国日本の声を伝えていくために署名活動を行っています。
2005年にも署名活動を行い、その時は約850万筆を集め、国連に持って行きました。
今回はそれ以上の署名を集めたいと思っています。
ご協力をお願いします。