昨日は、連合の中央委員会に出席するため東京へ行ってきました。
今回の主要議題は、2007春季生活闘争の中間まとめです。
5月末時点の集計で平均賃上げの結果は5,619円(1.88%)で、昨年同期比+300円(+0.07)となりました。
目標である「昨年を上回る賃金改善」については一応評価できますが、その中身を見るともう一つの目標「格差是正」とはなっていないようです。
そしてマクロの労働分配率の改善も、経営側の賃金抑制論の前に不十分な結果に終わったと言わざるを得ません。
しかし、「パート共闘」は大きな前進を見せました。
5月末時点で2,078組合が様々な待遇改善に取り組み、時給では平均13.6円の改善を勝ち取りました。
組織化も177組合で約13万人の組織拡大に結びつきました。
現状維持から改善へ反転攻勢の流れをつくるべく闘ってきた07春闘は、一定の結果を叩き出しはしましたが、「波及と格差是正」にはさらに踏み込んだ議論が必要ですし、ワークルール無視で労働者を奴隷扱いする経営側の態度を変えさせるには、「人間らしい働き方」を国民全体の合意にしていく日常の労働運動が求められます。
連合新潟は6月26日に第40回地方委員会を開催して、県内春闘のまとめを提案する予定です。
今回の主要議題は、2007春季生活闘争の中間まとめです。
5月末時点の集計で平均賃上げの結果は5,619円(1.88%)で、昨年同期比+300円(+0.07)となりました。
目標である「昨年を上回る賃金改善」については一応評価できますが、その中身を見るともう一つの目標「格差是正」とはなっていないようです。
そしてマクロの労働分配率の改善も、経営側の賃金抑制論の前に不十分な結果に終わったと言わざるを得ません。
しかし、「パート共闘」は大きな前進を見せました。
5月末時点で2,078組合が様々な待遇改善に取り組み、時給では平均13.6円の改善を勝ち取りました。
組織化も177組合で約13万人の組織拡大に結びつきました。
現状維持から改善へ反転攻勢の流れをつくるべく闘ってきた07春闘は、一定の結果を叩き出しはしましたが、「波及と格差是正」にはさらに踏み込んだ議論が必要ですし、ワークルール無視で労働者を奴隷扱いする経営側の態度を変えさせるには、「人間らしい働き方」を国民全体の合意にしていく日常の労働運動が求められます。
連合新潟は6月26日に第40回地方委員会を開催して、県内春闘のまとめを提案する予定です。