江花和郎@ブログ

2005~2011年連合新潟会長を務める間書いたブログをその後も時々更新しています。

本丸を巡る争い

2009年07月15日 | 政治
麻生首相は結局、解散・総選挙の時期さえも自分で決めることができませんでした。
そして自民党内の麻生降ろしは止みそうもありません。
もう解散するんだし、不信任案に反対しておきながら今さら総裁を変えようってのはよく分かんない、というのが大方の見方ですが、武部たちは何としても麻生を辞めさせたいようです。

4年前の選挙で水ぶくれ当選した1年生議員は今回は危ないので、自分の選挙への影響を心配しているだけでしょうが、武部や中川はそれだけではありません。
党内の主導権争いです。

麻生が嫌でも自民党を出るわけにはいきません。
脱藩してしまっては一文無しですから、天下は取れなくとも城の本丸を乗っ取って、党権力と財産を確保してさえおけば、いずれ再び天下を狙うチャンスも巡って来るかもしれない、というわけでしょう。

雇用と生活が危機に瀕してこれだけ国民が大変なときに、私利私欲で党内の権力闘争に明け暮れる自民党、政権政党の責任感のかけらもありません。

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3 コメント

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頑張ってください (江口(埼玉))
2009-07-20 21:03:29
私は支持する政党に一票入れて、あとは任せますというだけでなく、投票した政党や議員の活動を何らかの形でお手伝いして支援することも必要かと考えています。

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マニフェスト (江花)
2009-07-20 18:40:12
マニフェストは政権公約と訳されていますが、政策を列挙するだけでなく、その政策の優先順位、実施時期、財源などを示さなければなりません。民主党のマニフェストはそういうものになります。自民党はマニフェストそっちのけで内紛に明け暮れているようですが。
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はじめまして (江口(埼玉))
2009-07-20 11:07:11
はじめまして。新潟市出身で現在は埼玉に住んでいます。以前、10年ほど中小企業の経営者団体の事務局に勤務していたことがありますが、現在は企業の採用に関わる支援業務や市場調査などの会社に勤務しています。

先日の都議選で民主党が議員数で第一党となり、テレビや新聞は自民党の大敗とか政権交代等々を伝えていましたが、都議選などの結果だけで判断できません。それだけで政治が変わると有権者は思っていませんが、景気回復等のための変化を期待しての気持ちの結果が今回の都議選の結果かと思います。

自民党の方々は党のことしか考えていない感じで、麻生さんだけではなく、周囲の方々を含めた中心人物らの姿勢のブレだと思います。今の売上・利益を確保して倒産しないことに必死になっている企業みたいで、そんな中で反麻生の人たちが騒いだりしている姿は、みっともありません。

私はどの政党が議席をいくつとるとか、政権を握るとかいうことよりも、議員の方々が自らの役割を再確認して欲しいです。国・県・市町村が抱えている問題、景気回復と雇用対策、本当に必要なところを見極めての助成金の支出、等々、現実に起きている問題を整理して優先順位をつけて、ひとつひとつ取り組んでいくような、判断能力のあ
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