江花和郎@ブログ

2005~2011年連合新潟会長を務める間書いたブログをその後も時々更新しています。

ガイ・ライダー氏との再会

2009年04月13日 | 海外・国際関係
(写真は去年5月のシンポでフロア発言に答えるガイ・ライダー氏)
先週東京でJILAF(国際労働財団)の20周年シンポジウムが開催され出席しました。
JILAFは、労働分野における開発協力に取り組んでいます。
「発展途上国の労働運動強化」のため、若手労働組合指導者を日本に招聘したり、現地支援事業として労働安全衛生改善プログラムや児童労働撲滅のためのプロジェクトを実施してきました。
招聘事業では地方訪問プログラムが組まれるので、連合新潟でも94年(南アジアチーム)・99年(アジア女性チーム)・02年(アフリカ西部チーム)・06年(オセアニアチーム)と4回受け入れています。

シンポジウムは「労働分野における開発協力のあり方とJILAFの役割」をテーマに、海外ゲストを交えてディスカッションを行いました。
ODAというとインフラ整備のイメージが先行しますが、援助の「分野」とその「担い手」は多様で、NGOの役割も大きいのです。
ゲストの一人、ITUCのガイ・ライダー書記長は、開発援助における「労働(仕事)」の問題はすべての中心にあり、労働組合が開発援助の重要な主体であることを政府に認めさせなければならない、と強調していました。

休憩時間にガイ・ライダー氏との再会を果たし、去年5月のG8労働大臣会合で新潟を訪れた際の写真を手渡したのですが、とても喜んでくれて、席に着いてからも嬉しそうに写真をめくっていましたので、用意していった甲斐がありました。

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