江花和郎@ブログ

2005~2011年連合新潟会長を務める間書いたブログをその後も時々更新しています。

有権者は安倍政権にNO!を

2007年07月26日 | 政治
安倍首相は「参議院選挙は政権選択の選挙ではない」と言って、自民党が負けても政権交代にはつながらないことを強調し始めています。
これは自身の責任を回避して政権の座にしがみ付こうということだけではありません。

民主党に投票しても安倍内閣を退陣させることはできませんよと言いたいのでしょう。
国民・有権者をあきらめさせようというわけです。

2年前を思い出してみましょう。
郵政民営化法案は、衆議院を通過しましたが、参議院で否決されたのです。
なのに小泉首相は衆議院を解散しました。
おかしな話です。
しかもその総選挙で自民党は大勝し、参議院の勢力は変わらないはずなのに、参議院でも総選挙結果を受け止めて法案賛成が多くなってしまいました。
衆議院の結果が参議院にまで影響を及ぼしたわけです。

今回の選挙では、さすがに2年前に勝ち過ぎた自民党の強権的政治を嫌う有権者が、今度は民主党を勝たせようとしています。
これもまた天の声です。
参議院選挙の結果を真摯に受け止める気があるなら、安倍首相は今から結果を否定するような発言は慎むべきです。
これも多数の驕り、思考停止の現われなのでしょう。

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