うれしいニュースが飛び込んできました。
5月28日にジュネーヴのILO本部で行われた理事会の選挙において、ILOの次期事務局長にガイ・ライダー氏が当選したのです。
選挙には9人が立候補、6回目の投票で過半数を獲得したガイ・ライダー氏が当選しました。
理事は労働者側と使用者側が各14名、政府代表理事が28名の合計56名で、ガイ・ライダー氏が30票、フランス運輸相経験者のドロビアン氏が26票という結果でした。
ILOの事務局長には初代のアルベール・トーマをはじめ錚々たる人物が就任しています。
ガイ・ライダー氏はご存知の通り、ITUC(国際労働組合総連合)の前書記長、労働組合の指導者がILO事務局長に就任するのはもちろん初めてのことです。
現在のファン・ソマビア氏は、1999年に就任して「ディーセント・ワーク」の実現を訴えてきました。
世界中に格差と貧困が拡大するなかでこれを改善することに力を注ぎ、ガイ・ライダー氏は2年前からソマビア事務局長の右腕としてILO事務局で信頼される仕事ぶりだったと聞いています。
ガイ・ライダー氏は、2008年のG8労働大臣会合の際に新潟を訪れ、連合新潟が開催したシンポジウムにも出席してくれました。
この時、さすがに国際労働運動には素晴らしい指導者がいるものだと感心したのですが、その彼がILOの最高責任者となったわけで、その活躍を大いに期待したいと思います。
2008年5月11日ディーセント・ワークを求めて
2009年4月13日ガイ・ライダー氏との再会
5月28日にジュネーヴのILO本部で行われた理事会の選挙において、ILOの次期事務局長にガイ・ライダー氏が当選したのです。
選挙には9人が立候補、6回目の投票で過半数を獲得したガイ・ライダー氏が当選しました。
理事は労働者側と使用者側が各14名、政府代表理事が28名の合計56名で、ガイ・ライダー氏が30票、フランス運輸相経験者のドロビアン氏が26票という結果でした。
ILOの事務局長には初代のアルベール・トーマをはじめ錚々たる人物が就任しています。
ガイ・ライダー氏はご存知の通り、ITUC(国際労働組合総連合)の前書記長、労働組合の指導者がILO事務局長に就任するのはもちろん初めてのことです。
現在のファン・ソマビア氏は、1999年に就任して「ディーセント・ワーク」の実現を訴えてきました。
世界中に格差と貧困が拡大するなかでこれを改善することに力を注ぎ、ガイ・ライダー氏は2年前からソマビア事務局長の右腕としてILO事務局で信頼される仕事ぶりだったと聞いています。
ガイ・ライダー氏は、2008年のG8労働大臣会合の際に新潟を訪れ、連合新潟が開催したシンポジウムにも出席してくれました。
この時、さすがに国際労働運動には素晴らしい指導者がいるものだと感心したのですが、その彼がILOの最高責任者となったわけで、その活躍を大いに期待したいと思います。
2008年5月11日ディーセント・ワークを求めて
2009年4月13日ガイ・ライダー氏との再会