江花和郎@ブログ

2005~2011年連合新潟会長を務める間書いたブログをその後も時々更新しています。

羽仁カンタさん

2010年09月24日 | 報告
昨日から今日にかけて、連合新潟青年委員会が越後湯沢でユースラリーを開催しました。
連合新潟20周年記念で、各地協から実行委員を選出して多くの人が企画・運営に関わり、全県から150名の若者が集まってスポーツ交流や学習・講演会を行いました。

講演会の講師は羽仁カンタさん。
フジ・ロック・フェスティバルをはじめ多くの野外フェスで「ごみゼロキャンペーン」を成功させてきた具体的実践例と、NPOやボランティアを組織しそこでチームをまとめてリーダーシップを発揮するために何が必要かという話でした。
フジ・ロック・フェスティバルは新潟県苗場で開催されるので、来年は今日の参加者の中からボランティアに参加する人も出てくるかもしれません。

「羽仁」といえばもしかしてと思いましたが、やはり祖父は羽仁五郎さんでした。
日常はどんな人だったんだろうか、私はそっちの方に関心があり、講演が終わった後で少しだけお祖父さんのことを聞いてみました。
カンタさんが19歳の時亡くなったそうですが、幼少時から一緒に過ごす時間は多かったようです。
孫の印象では「おっかなかった」そうで、子どもにも論理的に話をする人だったそうです。

カンタさんは「羽仁五郎の孫」と見られることで自分自身への評価が正当にならないと感じ、22歳で渡米し、そこでまさに自分そのものが周りから認められたことでようやく自信を持てるようになった、と私に話してくれました。
私みたいな関心を持つ人間は迷惑なのかもしれませんが、もうそれは克服して自然体で話をしてくれたカンタさんでした。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。