江花和郎@ブログ

2005~2011年連合新潟会長を務める間書いたブログをその後も時々更新しています。

八月

2006年08月01日 | 戦争と平和
長岡空襲について、長岡市のHPから引用する。行われている平和イベントについてはHPを参照いただきたい。

>昭和20年(1945年)8月1日の午後10時30分ころから翌2日の午前0時10分までのおよそ1時間40分間、長岡はアメリカの爆撃機B29による焼夷弾爆撃を受けました。
>投下されたM69集束焼夷弾は925トン、163,000発余りの焼夷弾子弾が文字どおり豪雨のように降りそそぎ、長岡を焼き払ったのです。
>この空襲により、市街地の約80%が焼け野原となり、学童約300名を含む1,470余名の尊い生命が失われました。

8月は1日、6日、9日、15日と、戦争と平和を考える機会が多い。

今年、私の中でこれまで以上に平和への危機感が強いのは、小泉政権下で日米の軍事同盟関係が強化されたせいだろう。
日本の平和が脅かされることがあるとしたら、現在それは米国との関係においてである、と私は思う。

先日、連合新潟のある会議で、佐渡のレーダー基地建設問題を議論した。
「米国に守られている以上、日本が米国のために応分の負担をすることは当然だ」
「迷惑施設はどこでも同じこと。佐渡が引き受けるべきだ。地元に金も落ちる」

連合新潟の中ではどちらかというと避けてきた問題を俎上に乗せたわけだが、ここまで本音を語ってくれた役員に感謝したい。
馴れ合いを排し、議論していきたい。
連合のような組織では違いがあるのは当然だが、距離を縮めてどの幅で合意できるかの努力をすることが大切だ。

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1 コメント

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よくぞ言い切って下さいました (すずきせいこ)
2006-08-01 19:29:33
8月のはじめの会長プログ、連合新潟を代表する方がよくぞここまで書いて下さったと、嬉しくなりました。

「平和が脅かされということがあるとしたら、それは米国との関係・・・」その通りだと思います。

日米安保条約が大きな縛りとなって、戦争に巻き込まれる可能性もあり、やはり守るべきことは「憲法9条」と考えております。
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