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ハエもトラもたたく…習氏、江沢民派けん制

2013-12-17 14:29:53 | シナ

ハエもトラもたたく…習氏、江沢民派けん制
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20131217-567-OYT1T00214.html
2013年12月17日(火)10:18
(読売新聞)

 【北京=竹内誠一郎】中国の習近平シージンピン政権は、周永康ジョウヨンカン・前共産党政治局常務委員を自宅軟禁下に置き、汚職事件の調査に乗り出した。

 11月の重要会議、第18期党中央委員会第3回総会(3中総会)で権威を確立したのを機に、「聖域」とされる常務委員経験者に対する調査で汚職撲滅への断固たる姿勢を示すと同時に、周氏の後ろ盾でもあった江沢民・元党総書記の派閥の影響力をそぐ狙いがあるとみられる。

 党幹部の汚職撲滅を掲げる習政権は、10月末に収賄罪などに問われた薄煕来ボーシーライ・元重慶市党委書記(元党政治局員)に対する公判で無期懲役を確定させ、事件に決着をつけた。さらに地位の高い周氏を調査することで、地位を問わず不正をただす「ハエもトラもたたく」のスローガンが「本気である」(党幹部)ことを示し、求心力を高める思惑がある。

 習氏は3中総会で、軍、公安、外交部門が一体となったとされる「国家安全委員会」の設立を決め、自らへの権力集中を急いでいる。周氏は政界を退くまで5年間にわたり治安部門のトップ、党中央政法委員会書記を務め、人事などを通じて公安部門に一定の影響力を保っていたといわれる。調査は習氏が公安部門を掌握するためとの見方も強い。

 石油業界出身の周氏は2002年、江氏と、同業界出身で江派の重鎮として知られる曽慶紅・元国家副主席の抜てきで公安相に就任。両氏が率いる「江派・石油閥」の実力者となっていた。


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