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オスプレイ事故は強風と操縦ミス…最終報告書  オスプレイ 航続距離5.5倍/海兵隊の作戦能力向上

2012-08-18 20:44:34 | ウエーブニュース
リンク: オスプレイ配備を正式通告 米政府が日本政府に - 速報:@niftyニュース.

 オスプレイ配備を正式通告 米政府が日本政府に
   2012年6月29日(金)15時6分配信 琉球新報

 【東京】森本敏防衛相は29日、防衛省で記者会見し、米政府から、垂直離着陸輸送機MV22オスプレイを米軍普天間飛行場に配備する米海兵隊の計画を日本政府に正式に通告する「接受国通報」を同日受けたと発表した。
 さらに米政府は、モロッコや米フロリダで起きた墜落事故の調査結果が日本政府に提供され、飛行運用の安全性が再確認されるまでの間、日本国内でのオスプレイの飛行運用を控えるとした。ただし、日米両政府は10月から普天間飛行場で本格運用する当初計画について変更はないとしている。
 接受国通報後、オスプレイ12機を積んだ輸送船が岩国基地に向け米国内から出港する。7月下旬には同基地周辺に到着する。
【琉球新報電子版】 


オスプレイ配備 航続距離5.5倍/海兵隊の作戦能力向上 
  2012年7月1日(日)08:02
 米海兵隊がオスプレイを米軍普天間飛行場に配備するのは、中国の海空戦力増強と朝鮮半島有事への備えに不可欠だからだ。オスプレイ配備を機に、自衛隊も有事での邦人救出や離島防衛での共同対処能力の大幅向上につなげる狙いがある。

 「CH46は40年以上使用し、大変古い。海兵隊の能力、機能を格段に向上することは極めて重要だ」

 森本敏防衛相は6月19日の参院外交防衛委員会でオスプレイ配備の意義を強調した。オスプレイは普天間飛行場に配備中のCH46輸送ヘリコプターと比べ、航続距離や最大速力、搭載重量で圧倒的に優れている。

 とりわけ航続距離は約3900キロでCH46の5・5倍。CH46ではできない空中給油も可能で、平成18年には米本土から英国まで空中給油を受けながら、3700キロに及ぶ大西洋横断飛行も行っている。

 基地を出動後、任務を終え帰還するまでの「行動半径」は空中給油をすれば約1100キロに延びる。これは沖縄本島から韓国中部までの距離。防衛省幹部は「朝鮮半島有事で海兵隊の展開能力は飛躍的に高まる」と話す。

 実際、有事の際に海兵隊は(1)敵地への強襲上陸(2)ゲリラ・コマンド作戦(3)邦人を含む民間人救出などの特殊作戦-を任務とする。オスプレイはCH46に比べ速度も2倍、荷物の搭載量も3倍で、普天間飛行場にオスプレイが配備されれば、朝鮮半島有事で任務を効率的に行えるようになるというわけだ。

 オスプレイは回転翼機と固定翼機双方の機能を持つため、ヘリコプター(回転翼機)と同じように強襲揚陸艦での離着陸も可能。行動半径が大きくなれば、強襲上陸作戦を行う際も、揚陸艦は敵国に近づく必要がない。中国は命中精度の高い対艦攻撃弾道ミサイルを開発中だが、オスプレイを艦載すれば揚陸艦をミサイルの射程から遠ざけることができる。

 つまり東シナ海や南シナ海で米軍の接近と行動を阻む中国の「接近阻止」「領域拒否」戦略への対抗策としても有効なのだ。

 「いま一番欲しいのは機動力だ」。今年3月、在沖縄米軍トップのグラック第3海兵遠征軍司令官は、都内で面会した陸上自衛隊OBから海兵隊の態勢について聞かれ、そう明言した。その機動力の根幹をなすのがオスプレイだ。

 4月に日米合意した在日米軍再編見直しでは、海兵隊の中でも即応性の高い海兵空陸任務部隊(MAGTF)を沖縄からグアムやオーストラリアに分散配置する方針を打ち出した。これも対中シフトであり、米軍は東南アジアでも展開拠点の構築に力を入れている。

 空中給油を行いながらオスプレイが東シナ海と南シナ海を縦横無尽に飛び回れば、運用を重視する「動的防衛力」の象徴となる。海自幹部は「オスプレイの運用形態に合わせ、自衛隊がいかに動的防衛『協力』を深められるかが問われる」と指摘している。


 オスプレイ事故は強風と操縦ミス…最終報告書  gooニュース
   2012年8月18日(土)11:23
   (読売新聞)

 【ワシントン=中島健太郎】米海兵隊は17日、沖縄に配備する新型輸送機MV22オスプレイについて、モロッコで4月11日に起きた墜落事故調査の最終報告書を公表した。

 強い追い風に加え、操縦士による操縦マニュアル違反が事故原因とし、機体に異常はなかったと結論づけた。

 事故はモロッコ軍との合同演習のため、演習場に兵員を運んだ後に発生した。

 報告書によると、操縦士は機体を上昇させながら、地上約6メートルで180度の方向転換を開始。回転翼を前方に傾けて「航空機モード」に転換する操作も行った。

 操縦マニュアルは、回転翼の操作について機体を水平にして行うよう定めていたが、操縦士は強風で機体が前のめりになっていることに気づかなかった。回転翼を傾ける角度や速さもマニュアルの定めを超えていた。機体は地上14メートルで秒速8~14メートルの強い追い風を受け、さらに前のめりとなり墜落した。


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