http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20131211-567-OYT1T00206.html
2013年12月11日(水)07:23
読売新聞
兵庫県尼崎市のマンションの一室で、中学3年の男子生徒(15)が監禁され、性的虐待を受けたとされる事件で、この部屋に住む沖野玉枝容疑者(43)とともに強制わいせつ容疑などで逮捕された少年少女らが、集団での生活について「家に帰っても面白いことがなく、いるしかなかった」などと調べに供述していることが、捜査関係者への取材でわかった。
逮捕された6人(14~18歳)と児童相談所(児相)に通告された男子中学生(12)には家出中や不登校の者が多く、県警は、沖野容疑者宅が「たまり場」になっていたとみている。
捜査関係者によると、少年らの多くは、沖野容疑者の中学2年の長女(14)(児相通告)の友人。出入りを始めたのは今年2月頃で、沖野容疑者は当初、少年らの食事などの面倒をみていたが、次第に暴力を振るい、逮捕容疑の性的虐待をさせるなど服従させていった。こうした状況について少年らは「逃げると何をされるかわからず怖かったが、自宅に帰ってもいいことがなく、仕方なしにいた」と説明しているという。
中3男子集団監禁 客引き、大音量など容疑者めぐるトラブル続々…
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/snk20131210570.html
2013年12月10日(火)21:05
産経新聞
経営していた居酒屋では娘に客引きをさせ、自宅からは夜中に大音量の音楽が流れて近所迷惑に。監禁容疑などで逮捕・送検された沖野玉枝容疑者や同居の少年らが起こしていたトラブルなどが、付近の住民らの証言から明らかになった。
住民らによると、沖野容疑者は5年ほど前、兵庫県尼崎市内のマンションに元夫や子供らと居住し、近くで居酒屋を経営していた。近所でスナックを経営する女性(55)は「いつもビキニの水着のような肌の露出の多い服装をして、店の仕事をしていた」と説明。「夜遅く、小学生ぐらいの娘を店の前に立たせて客引きをさせていた。店の扉を開けたまま音楽をかけていたので、付近の住民は困っていた」と振り返った。
数年前に離婚後、居酒屋とマンションの部屋を引き払い実家のある山口県に戻ったが、昨年10月に再び尼崎市浜田町のマンションに転居。今年に入り長女の友人の少年少女が同居するようになり、周辺の住民らも不審に感じていた。
マンションの住民の女性(40)は「子供たちのたまり場になっていて、部屋の中はとても汚かった。殴り合いのけんかもしていたようで、部屋の中が壊れていた」と証言した。
近所の男性(44)は「夜中に子供たちが大音量で音楽をかけて騒いでいて、とてもうるさかった」と話し、「玄関の屋根に長女や友人たちが数人上がって、ペンキで屋根に落書きをしていた。注意してもめるのが嫌で、私や近所の人も見て見ぬふりをするしかなかった」と打ち明けた。
金属バットで殴打 43歳女アメとムチで支配か 中3監禁虐待
http://news.goo.ne.jp/article/kobe/nation/kobe-20131210009.html
2013年12月10日(火)17:11
(神戸新聞)
尼崎市内のアパートで中学3年の男子生徒(15)が監禁、性的虐待を受けたとされる事件で、逮捕された無職沖野玉枝容疑者(43)が、同様に逮捕された少年少女を金属バットで殴るなど、暴力で従わせていたことが10日、兵庫県警への取材で分かった。一方で食事を与えるなど世話もしており、状況に応じて使い分け、精神的に支配していたとみられる。
県警少年捜査課などは11月下旬、男子生徒に対する監禁と強制わいせつの疑いで、沖野容疑者と出入りしていた14~18歳の少年少女6人を逮捕。同課によると、男子生徒(15)が沖野容疑者の長女(14)に交際を申し込んだことでトラブルになったという。
沖野容疑者の指示で、出入りする少女らが男子生徒を呼び出し、同容疑者のアパートに約3時間にわたり監禁。少年らが男子生徒に刃物を突き付けて脅し、その様子を動画で撮影したという。
同課によると、少年少女は沖野容疑者の長女の知人などで、今年2月ごろから出入りするようになった。同容疑者の家族5人を含め、一時は計10人前後が寝泊まりすることもあったとみられる。
沖野容疑者は少年少女の食事の面倒をみる一方で、気に入らないことがあれば金属バットで殴ったり、どう喝したりしたという。同課の調べに少年らは「最初のうちは優しかったが、次第に殴られるようになり、怖くて逆らえなかった」と供述したという。
同課などは10日、同容疑者と少年少女6人を神戸地検尼崎支部に最終送検した。