佐世保同級生殺害 容疑者自宅と中学間で3年に2件の猫殺し
http://news.nifty.com/cs/domestic/societydetail/postseven-20140805-269483/1.htm へのリンク
2014年8月5日(火)7時0分配信 NEWSポストセブン
niftyニュース
佐世保市内の進学校に通う高校1年生・A子(16)がクラスメートの松尾愛和さん(15)を殺害した事件に日本中が震撼した。
佐世保では、2004年にも同級生殺人事件が起きた。市内の小学校の給食の時間に、6年生の御手洗怜美ちゃん(当時12)が同級生の女児(当時11)にカッターナイフで首を切り裂かれて死亡。それから10年後に起きた今回の事件では、A子は愛和さんを絞殺した後に、頭部と左手首を切断し、腹部を大きく切り開き、胴体に無数の切り傷や刺し傷を残したという。
A子は犯行を全面的に認めている。動機について、「中学生の頃から人を殺したい欲求があった」と供述。「猫を解剖するうちに人間で試したいと思うようになった」と明かしているという。
実はA子の自宅と中学校を結ぶエリアでこの3年間に少なくとも2件の「猫殺し」事件が起きている。
「3年前に保険会社の駐車場に住み着いていた子猫が殺されてバラバラにされたことがあった。1年ほど前にも猫の首が繁華街の裏通りに放置されていた」(地元住民)
住民の間には今回の事件を暗示するような「薄気味悪さ」が共有されていた。
A子は学業優秀でスポーツができる優等生だった半面、狂気を垣間見せる問題児の二面性を持っていた。A子一家と家族ぐるみの付き合いがあった知人女性が語る。
「初めてA子に会ったのは、彼女が1歳くらいの時。5歳上のお兄ちゃんはまだ小学校に上がる前でした。お父さんもお母さんも美男美女で、絵に描いたような幸福そうな家族でした」
A子の父親は地元でも有名なやり手弁護士で、早大卒。母親は東大卒の元テレビ局員というエリート一家だった。ともに長崎市出身で、結婚を機に母は父が住んでいた佐世保に移り住んだ。母はNPOを主宰し、同市の教育委員も務めていた。家族の共通の趣味はピアノや絵画、アイススケートと多彩だったという。
※週刊ポスト2014年8月15・22日号
佐世保事件に新事実 「養子縁組」と「一人暮らし」への違和感
http://news.nifty.com/cs/item/detail/gendai-000217051/1.htm へのリンク
2014年8月8日(金)10時26分配信 日刊ゲンダイ
niftyニュース
長崎・佐世保北高1年の松尾愛和さん(15)殺害事件発生から10日あまり。ちょっと理解しがたい新事実が次々と明らかになっている。
加害少女A子(16)の父親は今年2月、A子を祖母と養子縁組させていた。戸籍上は、A子は父親の妹になったということだ。相続税対策だといわれているが、どうにも違和感を覚えてしまう。父親が翌3月、A子に金属バットで殴られたことと無関係なのか。そして、A子が通院していた精神科医の勧めに従い、4月からA子に一人暮らしをさせ、5月に再婚……。
事件後、父親は「複数の病院の助言に従いながら、できる最大限のことをしてきた」と弁明している。が、愛和さんの遺族関係者から「責任逃れじゃないのか」という批判の声が上がるのも、もっともだろう。
「父親はA子を通院させる一方で、再婚が決まった後、友人知人らに、新妻の写真付きのプロフィルを自慢げに配ったそうです。それに父親がA子の一人暮らしの部屋を訪ねた様子はない。A子の部屋からは猫の首のほかに、現金で100万円も見つかっている。どうも父親は言っていることとやっていることがチグハグな印象です」(捜査事情通)
A子は「生前、実母を殺そうとした」と知人に話していたというし、事件の3日前に「人を殺してみたい」と継母に話していたという。
■本当に医師の勧めだったのか
「A子はかなり危険な状態だった。それなのに事件が起きた先月26日、父親は新妻を連れて顧問先のパーティーに出席し、2次会にも参加していたそうです。その最中に惨劇が起きている」(前出の捜査事情通)
父親は「医師やカウンセラーなどの指導に基づいて対応していた」というが、それすら疑わしく思えてくる。精神科医の町沢静夫氏(町沢メンタルクリニック院長)が言う。
「一般的に『人も殺しかねない』状況で、一人暮らしをさせるというのは考えられません。家庭内暴力などで一時的に距離を置くのは効果的といわれますが、今回のように動物を解剖したり、父親を金属バットで殴るなど明らかに異常なケースでは、一人暮らしはかえって“妄想”が広がる恐れがあります」
実際、そうなった。
父親もA子を放置していたわけじゃないだろうが、もっと違った対応があったのではないのか。
(日刊ゲンダイ2014年8月7日掲載)
高1殺害、逮捕少女の10日間勾留延長認める
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2014年8月7日(木)20:13
読売新聞
長崎県佐世保市の県立高校1年の女子生徒(15)が殺害された事件で、長崎地裁佐世保支部は7日、長崎地検佐世保支部の請求に基づき、殺人容疑で逮捕された同級生の少女(16)について、17日まで10日間の勾留延長を認めた。
http://news.nifty.com/cs/domestic/societydetail/postseven-20140805-269483/1.htm へのリンク
2014年8月5日(火)7時0分配信 NEWSポストセブン
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佐世保市内の進学校に通う高校1年生・A子(16)がクラスメートの松尾愛和さん(15)を殺害した事件に日本中が震撼した。
佐世保では、2004年にも同級生殺人事件が起きた。市内の小学校の給食の時間に、6年生の御手洗怜美ちゃん(当時12)が同級生の女児(当時11)にカッターナイフで首を切り裂かれて死亡。それから10年後に起きた今回の事件では、A子は愛和さんを絞殺した後に、頭部と左手首を切断し、腹部を大きく切り開き、胴体に無数の切り傷や刺し傷を残したという。
A子は犯行を全面的に認めている。動機について、「中学生の頃から人を殺したい欲求があった」と供述。「猫を解剖するうちに人間で試したいと思うようになった」と明かしているという。
実はA子の自宅と中学校を結ぶエリアでこの3年間に少なくとも2件の「猫殺し」事件が起きている。
「3年前に保険会社の駐車場に住み着いていた子猫が殺されてバラバラにされたことがあった。1年ほど前にも猫の首が繁華街の裏通りに放置されていた」(地元住民)
住民の間には今回の事件を暗示するような「薄気味悪さ」が共有されていた。
A子は学業優秀でスポーツができる優等生だった半面、狂気を垣間見せる問題児の二面性を持っていた。A子一家と家族ぐるみの付き合いがあった知人女性が語る。
「初めてA子に会ったのは、彼女が1歳くらいの時。5歳上のお兄ちゃんはまだ小学校に上がる前でした。お父さんもお母さんも美男美女で、絵に描いたような幸福そうな家族でした」
A子の父親は地元でも有名なやり手弁護士で、早大卒。母親は東大卒の元テレビ局員というエリート一家だった。ともに長崎市出身で、結婚を機に母は父が住んでいた佐世保に移り住んだ。母はNPOを主宰し、同市の教育委員も務めていた。家族の共通の趣味はピアノや絵画、アイススケートと多彩だったという。
※週刊ポスト2014年8月15・22日号
佐世保事件に新事実 「養子縁組」と「一人暮らし」への違和感
http://news.nifty.com/cs/item/detail/gendai-000217051/1.htm へのリンク
2014年8月8日(金)10時26分配信 日刊ゲンダイ
niftyニュース
長崎・佐世保北高1年の松尾愛和さん(15)殺害事件発生から10日あまり。ちょっと理解しがたい新事実が次々と明らかになっている。
加害少女A子(16)の父親は今年2月、A子を祖母と養子縁組させていた。戸籍上は、A子は父親の妹になったということだ。相続税対策だといわれているが、どうにも違和感を覚えてしまう。父親が翌3月、A子に金属バットで殴られたことと無関係なのか。そして、A子が通院していた精神科医の勧めに従い、4月からA子に一人暮らしをさせ、5月に再婚……。
事件後、父親は「複数の病院の助言に従いながら、できる最大限のことをしてきた」と弁明している。が、愛和さんの遺族関係者から「責任逃れじゃないのか」という批判の声が上がるのも、もっともだろう。
「父親はA子を通院させる一方で、再婚が決まった後、友人知人らに、新妻の写真付きのプロフィルを自慢げに配ったそうです。それに父親がA子の一人暮らしの部屋を訪ねた様子はない。A子の部屋からは猫の首のほかに、現金で100万円も見つかっている。どうも父親は言っていることとやっていることがチグハグな印象です」(捜査事情通)
A子は「生前、実母を殺そうとした」と知人に話していたというし、事件の3日前に「人を殺してみたい」と継母に話していたという。
■本当に医師の勧めだったのか
「A子はかなり危険な状態だった。それなのに事件が起きた先月26日、父親は新妻を連れて顧問先のパーティーに出席し、2次会にも参加していたそうです。その最中に惨劇が起きている」(前出の捜査事情通)
父親は「医師やカウンセラーなどの指導に基づいて対応していた」というが、それすら疑わしく思えてくる。精神科医の町沢静夫氏(町沢メンタルクリニック院長)が言う。
「一般的に『人も殺しかねない』状況で、一人暮らしをさせるというのは考えられません。家庭内暴力などで一時的に距離を置くのは効果的といわれますが、今回のように動物を解剖したり、父親を金属バットで殴るなど明らかに異常なケースでは、一人暮らしはかえって“妄想”が広がる恐れがあります」
実際、そうなった。
父親もA子を放置していたわけじゃないだろうが、もっと違った対応があったのではないのか。
(日刊ゲンダイ2014年8月7日掲載)
高1殺害、逮捕少女の10日間勾留延長認める
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2014年8月7日(木)20:13
読売新聞
長崎県佐世保市の県立高校1年の女子生徒(15)が殺害された事件で、長崎地裁佐世保支部は7日、長崎地検佐世保支部の請求に基づき、殺人容疑で逮捕された同級生の少女(16)について、17日まで10日間の勾留延長を認めた。