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慰安婦漫画 韓国OK 「政治的」日本は撤去 仏の国際フェス

2014-01-31 06:44:36 | 社会
慰安婦漫画 韓国OK 「政治的」日本は撤去 仏の国際フェス
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/snk20140131085.html
2014年1月31日(金)08:16
(産経新聞)

 【アングレーム(フランス南西部)=内藤泰朗】欧州最大級の漫画フェスティバル、アングレーム国際漫画祭が30日、開幕した。漫画祭には、慰安婦問題をめぐる日本と韓国の作品が出展されたが、主催者側は「強制連行はなかった」とする日本側の漫画を「政治的」として撤去した。韓国政府による漫画企画展は実施された。「韓国側主張の誤りを正し、真実を伝えたい」と、準備を進めた日本側関係者は納得せず、波紋が広がっている。

                 
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 30日、韓国政府の趙允旋(チョ・ユンソン)・女性家族相はアングレームを訪問し、「散ることのない花」と題した元慰安婦についての漫画企画展の開幕を宣言した。しかし、事前に地元記者らを対象に予定していた説明会は主催者側の要請で中止された。

 日本発慰安婦漫画の出展準備を進めていた実業家の藤井実彦氏(41)ら「論破プロジェクト実行委員会」のメンバーらは29日、アングレーム中心部にある「アジア館」の日本ブース前で記者会見を行っている最中に主催者から突然、漫画作品の撤去を求められた。

 主催者は産経新聞の30日の取材に、「日本の極右団体がつくった政治宣伝であり、祭典にはそぐわない。表現の自由の侵害にも当たらない」と漫画撤去を正当化した。一方、旧日本軍の軍人による婦女暴行を露骨に描いた韓国の作品は「政治宣伝ではない」と主張した。

 藤井氏は「日本人が得意とする漫画で慰安婦の真実を伝えようとしたことが、表現の自由を標榜(ひょうぼう)するフランスの漫画祭で理解されず残念だ。韓国政府が主導している反日の出展こそが政治的な宣伝だ」と語った。

 鈴木庸一・駐フランス大使はパリでの29日の会見で、「文化交流や相互理解を深める機会である漫画祭が、特定の政治的主張を広めるために使われるのは残念」と表明。補償問題について、1965年の日韓請求権協定で解決済みとの日本の立場や、元慰安婦に償い金を支給した「アジア女性基金」の取り組みなどについて説明した。

 日本大使館では「補償問題は解決済み」などと説明した文書をフランス語、韓国語、英語で用意。漫画祭会場での配布を検討している。同漫画祭は今年で41回目。4日間の日程で昨年は約20万人が訪れたという。


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