http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20140928-567-OYT1T50062.html へのリンク
読売新聞:2014年9月28日(日)22:10
BBCは、救助活動の様子とともに、日本は世界で最も地震活動が活発な国の一つと紹介。CNNは、噴火直後の映像を放映し、逃げまどう登山者に火山灰が降りかかってくる様子を「とても恐ろしい光景だ」と報じた。火山灰が航空機のエンジンに与える影響についても解説した。
ロイター通信は、火山灰が広範に降り、御嶽山から約80キロ離れた車でも確認されたと報じ、山頂付近のロッジで働く男性の話として、「噴火後すぐに多量の灰が積もり、窓を開けることすらできなかった」といった声を伝えた。
御嶽山噴火 降灰、硫黄臭…救助阻む障壁 好天でも午後1時半で終了http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/snk20140928554.html へのリンク
産経新聞:2014年9月28日(日)22:23
御嶽山で28日早朝から再開した救助活動は、上空と地上の両面から、計5カ所の山小屋付近で計21人の生存者を救い出したものの、降灰や硫黄臭などの障壁が立ちはだかり、難航。好天にもかかわらず、昼過ぎで撤収を余儀なくされた。
長野県王滝村役場によると、地上からは午前6時40分ごろから開始。自衛隊、警察、消防合わせ、王滝口から187人、黒沢口から180人の計367人態勢で、負傷者や下山できなかった人たちの救助を目指した。火山性ガスを検知する装置を使いながら登るため、普通の登山スピードより少し遅いペースだった。
午前11時ごろには両登山口で8合目まで到達し、ヘリで20人、地上から担架で1人の救出に成功した。
だが山頂付近では、呼びかけにも反応せず、横たわったままの登山者10人以上を目の前にして、撤収せざるを得なかった。
「灰に埋もれるなど環境が険しく、近寄ることもできなかったと聞いている」。陸自第12旅団(群馬県榛東(しんとう)村)第13普通化連隊の田中浩二3佐は苦渋の表情で語った。撤収を決断した最大の理由は昼過ぎから強くなった硫黄臭だ。
陸自は今回、防弾チョッキや強度を増したヘルメットなど普段以上の重量を負って活動した。硫黄臭への対策として、防塵マスクやゴーグルも装着したが、酸素ボンベは1本20分ほどしかもたないため、装備できなかったという。上空からの救助も、ヘリがホバリング(空中停止)すると、風で火山灰が舞い上がりエンジン機器に不具合が生じる危険性があることから、断念せざるを得なかった。
田中3佐は「現場はぬかるんでおり、泥の中にはまだまだ多くの人が残されている可能性がある。できるだけ早急に収容したい」と話した。
御嶽山噴火 死者4人の身元が判明 長野と岐阜、名古屋の男性http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/snk20140929501.html へのリンク
産経新聞:2014年9月29日(月)01:33
御嶽山の噴火で、長野県警によると、死亡した4人の身元が判明した。4人は、名古屋市中村区亀島、会社員、浅井佑介さん(23)▽岐阜市次木(なめき)、同、三浦勇さん(45)▽長野県塩尻市峰原、同、林卓司さん(54)▽同県松本市中川、無職、横田和正さん(61)だという。