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中国がICBM開発加速、米を強くけん制

2013-12-24 14:22:34 | シナ
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20131224-567-OYT1T00186.html
2013年12月24日(火)10:00
(読売新聞)

 【北京=五十嵐文】中国軍が、新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)の開発を進め、核弾頭保有数を増加させている。

 海空軍力のみならず核・ミサイル戦力を増強し、米国のアジア太平洋地域への関与を阻む狙いがある。

 米情報サイト「ワシントン・フリー・ビーコン」は米国防当局者の話として、中国軍が今月13日、開発中の新型ICBM「東風(DF)41」を山西省五寨のミサイル発射基地から中国西部に向けて試射したと報じた。DF41の試射は昨年7月に次いで2度目。DF41は最大射程1万4000キロ・メートルで、北米の全域をほぼ射程に収める。

 これについて、中国共産党機関紙・人民日報系の環球時報は社説(19日付)で、米サイトの報道を引用した上で「DF41は中国の国家安全維持の新たな基盤となる」と指摘し、試射を事実上認めた。

 米中間では、中国が東シナ海に設定した防空識別圏をめぐり対立したほか、中国初の空母「遼寧」号の南シナ海への遠洋航行に絡んで米中の海軍艦船が接近するなど、緊張の度合いを増している。東シナ海や南シナ海の制空権・制海権の確保に向けた動きと並行したDF41の試射には、米国を強くけん制する意図が透けてみえる。

 中国の戦略ミサイル開発は、オバマ米政権などがめざす、世界の核軍縮の流れに逆行するものでもある。


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