http://jp.reuters.com/article/kyodoMainNews/idJP2014012601001686
2014年 01月 26日 19:59
ロイター
核物質や原子力施設を防護・保全する「核セキュリティー」を重視するオバマ米政権が日本政府に対し、冷戦時代に米国などが研究用として日本に提供した核物質プルトニウムの返還を求めていることが26日、分かった。
このプルトニウムは茨城県東海村の高速炉臨界実験装置(FCA)で使う核燃料用の約300キロ。高濃度で軍事利用に適した「兵器級プルトニウム」が大半を占め、単純計算で核兵器40~50発分程度に相当する。
日本側ではこれまで「高速炉の研究に必要」と返還に反対する声も強かったが、米国の度重なる要求に折れて昨年から日米間で返還の可能性を探る協議が本格化している
男性器吸引、米公的医療保険に過度の負担=報告書
http://jp.reuters.com/article/mostViewedNews/idJPTYEA0D01820140114?sp=true
2014年 01月 14日 13:40
ロイター
[ワシントン 13日 ロイター] -米保健社会福祉省が13日公表した報告書によると、高齢者など向け公的医療保険制度のメディケアが2006─2011年に支払った男性器吸引に関する医療費が、総額1億7200万ドル(約179億円)に上ることが分かった。
同期間にメディケアに提出された吸引勃起システム(VES)の医療費申請は計47万4000件で、男性器吸入器に対するメディケアの年間負担額は2006年の2060万ドルから、2011年には3860万ドルに約2倍に増えたという。
医療機関メイヨ・クリニックによれば、男性器吸引は、勃起不全治療の選択肢の1つ。
一方、米議会で現在継続中の財政協議では、政府の歳出をいかに削減させるかが主な争点となっている。
2013年12月付で出された同報告書は「VESに対するメディケアの負担額は、メディケア非対象者が支払う医療費と比較すると極めて多過ぎる」と指摘。「現在メディケアがVESの提供機関に支払っている額は、退役軍人省やネット上の消費者が同様の器具に払っている額の倍以上だ」としている。
もしメディケアのVESに対する「過剰支払い分」がなければ、2006─2011年の政府歳出は年間で平均1440万ドルほど節約できていたという。
●米企業、3Dプリンターで金属製銃複製
http://photo.sankei.jp.msn.com/kodawari/data/2013/11/09gun/
2013年11月11日【ニューヨーク共同】米テキサス州の企業が8日までに、3次元データを基に樹脂や金属で立体を作る3Dプリンターを使って市販品の拳銃のコピーを金属で製作し、実弾を発射することに成功したと発表した。
3Dプリンターを用いた樹脂製の銃の製造は最近、米国などで問題視されている。この企業によると、金属を素材にした市販品の複製は世界初という。高性能な拳銃が手軽に製造できることになり、今後、議論を呼びそうだ。
製作したソリッド・コンセプツによると、金属を加工できる特殊なプリンターを使用し、弾倉など一部を除いて全部品を合金やステンレスで複製して組み立てた。設計図が公開されている軍用拳銃をモデルにした。
これまで50発以上の発射実験に成功。約27メートル先の標的の中心部を狙えるほど精度も高いという。ただ、通常の3Dプリンターが数十万円程度なのに比べ、米NBCテレビによると、今回使ったプリンターは1台約75万ドル(約7440万円)と高額という。
http://www.yomiuri.co.jp/eco/news/20130729-OYT1T00008.htm?from=main7
2013年7月29日09時23分
読売新聞
体長10メートルを超えることもある珍しい深海魚「リュウグウノツカイ」が26日、新潟県境の富山県朝日町沖合で魚津漁協の定置網にかかり、魚津水族館(富山県魚津市三ヶ)に持ち込まれた。
富山湾での確認は6個体目で、夏場に見つかったのは初めて。体長も推定1メートル50~1メートル80とこれまで発見されたものより小さく、極めて珍しいという。
同館によると、リュウグウノツカイはウロコがない銀白色の平たい体で、長く赤い背びれが特徴。熱帯や亜熱帯の深海に生息すると推測されるが、生態は謎が多い。今回、持ち込まれた個体は頭部を含む約80センチで、発見時は生きていたが、捕獲後に死んだという。
サムスンに引き抜かれた人材を日本企業の幹部「裏切り者だ」
http://news.nifty.com/cs/economy/economyalldetail/postseven-20130704-197509/1.htm
2013年7月4日(木)16時0分配信 NEWSポストセブン
日本の家電メーカーを世界市場から駆逐し、マーケットに君臨してきた韓国のサムスングループの株が急落、スマートフォンに傾注してきた企業戦略の危うさが指摘されている。
日本企業でリストラの嵐が吹き荒れた2000年代以降、サムスンは家電市場に攻勢をかけるにあたって、多くの日本人を引き抜いたのは周知の通りだ。
慣れない異国で心を磨り減らした彼らは、日本企業に戻ってくることも模索しているというが──サムスンをはじめとする中韓の企業に多くの人材を引き抜かれた某大手メーカー企業の関係者は語った。
「うちの企業の幹部連中は頭が固いから、『サムスンに行ったような日本人は裏切り者だ』なんてことを平気でいう。基本的には“出戻り”が許されない。サムスンで鍛えられた技術者が再び日本に戻って、日本企業の反転攻勢を支えるといったことはありえない」
一方、サムスン凋落に胆を冷やす意外な人々もいる。日本の大手メガバンク関係者は語った。
「三菱東京UFJ、みずほ、三井住友の三大メガバンクの韓国企業に向けた貸し出しは1兆円を超えています。グローバルに展開する韓国企業の資金需要は旺盛で、脆弱な韓国金融界に変わって日本の銀行が融資を増やしているのが現状です」
韓国企業を代表するサムスンの急ブレーキで韓国経済が傾けば、これらの融資が不良債権化するリスクが出てくるというのだ。サムスン滅びてニホンは栄えず。韓国経済の崩壊は対岸の火事ではすまない。
※週刊ポスト2013年7月12日号
3メガバンクが韓国企業向け融資を急拡大、サムスンなどの海外展開にらむ
http://blog.goo.ne.jp/dxo186556_001/e/25b4071c5fca36041882d1d02a024134
12/07/04 16:33 ロイターニュース
[東京 4日 ロイター] 三菱東京UFJ銀行などの国内3メガバンクがサムスン電子 005930.KS やポスコ 005490.KS をはじめとした韓国大手企業への貸出を大幅に増やしている。背景には、テレビやスマートフォンでグローバル市場のシェアを高める韓国メーカーの旺盛な資金需要に対して、債務危機で欧州系銀行が貸出を絞っていることがある。各行とも単純な貸出に留めることなく、手数料収入なども見込める貿易金融や為替など広範な金融取引につなげたい考えだ。
<韓国系企業貸出は、約3割の伸び>
三菱東京UFJのほか、みずほコーポレート銀行、三井住友銀行の3行合算の韓国向け貸出は、12年3月期に前年比約3割増の約1兆0700億円となった。前年比ほぼ横ばいの国内法人向け貸出と比べると、勢いの違いは一目瞭然だ。さらに、韓国国外の海外子会社向け与信などを含めた韓国系企業貸出でみると、この残高は2―3倍にも膨れ上がるという。
「ファイナンス面でかなり期待感が高まっているのをひしひしと感じる」。みずほコーポレート銀行の安原貴彦ソウル支店長は財閥系を中心とした韓国大手企業との取引の拡大に自信を示す。円高で苦しむ日本企業を尻目に、サムスンやポスコ、現代自動車 005380.KS など業績が好調な韓国メーカーは海外での設備投資も積極的だ。すでに、多くの案件で日本のメガバンクが融資を実行した。「欧州危機の中、欧州系銀行とは違い邦銀は貸出などを増やすバランスシートが使える」(安原支店長)ことから、韓国系企業の旺盛な資金需要を商機につなげようと、邦銀各行とも攻めの姿勢を鮮明にしている。
トムソン・ロイターLPCによると、最近では、ポスコのメキシコ子会社向けにみずほと三井住友銀行が、韓国産業銀行やバンクオブアメリカメリルリンチとともに、総額1億8470万米ドルの工場建設費用の融資を予定している。
<専門部署を相次ぎ立ち上げ>
メガ3行は韓国企業のグローバル展開をカバーするために最近、相次いで専門部署を立ち上げ、韓国内だけではなく、海外でも案件獲得に動く体制を整えた。三井住友銀行は昨年4月に「グローバルコリア営業部」を設置。国際統括部の加藤一樹グループ長は「従来、地域ごとにバラバラに対応してた体制を変えて、世界中の韓国系企業の業務推進の責任を負う」と説明する。同部は約20人のスタッフを抱えるが、このうち韓国人スタッフをニューヨーク、ロンドン、シンガポールに置き、現地でも韓国系企業を開拓している。三菱東京UFJ銀行も同様の組織を5月に発足させた。韓国グローバル企業向け営業を強化するため、韓国人バンカーを外部から採用するという。
もともと韓国系の銀行はドルなどの外貨建て取引には強くなく、韓国メーカーの海外展開を資金面で担ってきたのはもっぱら外資系金融機関だった。「韓国系の銀行は競争相手としてまったく見ていない。韓国企業が海外で工場を作るときの資金需要に対して、韓国の銀行は体力的についてこられない」(メガバンク関係者)。そこに折からの金融危機で欧州系銀行が新規融資を絞り出したため、邦銀にとって商機がさらに高まった状況だ。
メガ各行は今後とも韓国系企業への融資を伸ばしていく考えだが、さらに幅広い取引を目指す。三井住友銀行の加藤グループ長は「すでに相当額に達しているが、韓国系の資金需要は今後も増えていくと思う。むしろ次の展開は、決済など商流のところをおさえていきたい」と語る。 実際、三菱東京UFJはすでに取引の多様化の一環として、韓国企業が持つクレジットカードやオートローン債権を流動化した証券の購入を始めた。「証券化の案件は韓国企業が特に増やしているので、伸ばしたい。韓国企業にとって資金調達コストを下げるメリットがあり、銀行にとっては長期安定的な収益源になる」(同行)という。「ソウル資金室」を昨年立ち上げたみずほは韓国企業との為替取扱高が約2.4倍になったといい、為替関連や貿易金融で韓国グローバル企業との取引をさらに深めたい考えだ。
http://news.nifty.com/cs/domestic/governmentdetail/jitsuwa-20130704-4270/1.htm
2013年7月4日(木)18時0分配信 週刊実話
総務省が前代未聞の驚愕人事を発令、省庁間で衝撃が走っている。
小笠原倫明事務次官(59)が退任。後任に総務省傘下の消防庁長官の岡崎浩巳氏(60)を充てる人事を決めた。
次官はだいたい“次官待ちポスト”と呼ばれる総務審議官を経て就任する。今回のように、外に出た消防庁長官からいきなり次官に昇格したのは稀だ。'05年に次官に就いた林省吾氏以来である。
驚くのは、これだけではない。
芸能マスコミが注目していた櫻井俊情報通信国際戦略局長(59)の異動だ。その人物こそポップグループ『嵐』櫻井翔の父親である。
「その櫻井氏が総務審議官に昇格になりました。櫻井氏とともにメディア3局の一つ、情報流通行政局長の吉崎正弘氏(60)も一緒です。この2人のうちのどちらかが次の次官になるといわれています」(総務省事情通)
櫻井氏は東大法学部卒。'77年に旧郵政省に入省し、情報通信分野のプロとして業界に睨みをきかしていた。官房総括審議官、総合通信基盤局長を経て'12年9月、情報通信国際戦略局長に就いていた。
桜井氏といえば、選挙に出るという噂もあった。なぜ、あきらめたのか。
「出馬の噂が流れていたのは昨年のいま頃。ただ、櫻井氏と親しい安倍晋三が総理になり、将来的に事務次官をやって欲しいと伝えてきたという。櫻井氏にとって風向きが変わったのです」(霞が関関係者)
たしかに、櫻井氏は事務次官に近いといえる。総務省は'01年に自治省、郵政省、総務庁の3省が合併してできた。そのためそれぞれの出身者が輪番で次官を選んできた。となれば、前次官の小笠原氏は郵政畑。そして自治省出身の岡崎氏が続く。そうなると次は総務庁だが、この役所出身者は無視されるケースが多い。
「次はまた郵政ですよ。そうなると櫻井氏と吉崎氏にしぼられる。知名度、実力からいって櫻井氏になる可能性は高い」(霞が関ウオッチャー)
櫻井氏が次官就任となれば、総務省も華やかな官庁に変わりそうだ。
http://news.nifty.com/cs/technology/internetdetail/jic-20130703-20130703018/1.htm
2013年7月3日(水)22時0分配信 japan.internet.com
米国テネシー州の鳥類保護区 Feathered Angels Waterfowl Sanctuary は、獣医や3D 印刷会社 NovaCopy と協力し、生まれつき足の不自由なアヒル“Buttercup”君に3D プリンタで製作した義足をプレゼントした。
2012年11月に高校の生物研究室で孵化した Buttercup 君は、生まれつき左足が後ろ向きになっており歩行に不自由を強いられていたという。彼はその後2013年1月に同保護区に移され、スタッフの Mike Garey 氏と獣医の Shannon McGee 氏が協力して義足の製作準備を開始した。
まずは兄妹アヒル Minnie の写真から3D モデリングを行い、モデルとなる足を複製。これを元に、水泳時にも抜けないよう考慮されたブーツ型の義足の製作を進めた。 印刷は、テネシー州の3D 印刷会社 NovaCopy が協力。通常の3D プリンタで使われるプラスティックは義足には固すぎるため、シリコン製の義足を成形するための型を3D プリンタで出力した。
Buttercup 君は並行して元の足を切除する手術を行い、6月30日、試作品の義足を装着して歩行に挑戦。その様子を映した動画が、Facebook ページ「Buttercup Gets a New High Tech Foot」で公開された。
なお、完成版の義足も近日中に装着されるとのこと。また、Buttercup 君のこれまでの軌跡も同ページより確認することができる。赤い義足を付け、よちよちと“普通に”歩く姿には感動を覚えると共に、3D プリント技術の未来に期待を抱かずにはいられない。
http://news.nifty.com/cs/entame/showbizddetail/gendai-000188905/1.htm
2013年6月22日(土)11時26分配信 日刊ゲンダイ
厚労省の「村木厚子事務次官」など安倍政権の6月霞が関人事が評判だが、「嵐」桜井翔(31)の父親、桜井俊氏(59)が総務省の事務次官候補に踊り出たことも大きな話題になっている。月内にも「情報通信国際戦略局長」から次官級の総務審議官に昇格するのだ。
「総務省の場合、総務審議官が次官就任の登竜門。ところが、俊氏は昨年9月の人事で局長ポストを横滑りしただけで総務審議官に昇格できなかった。『翔パパの出世の芽はなくなった』と言われました」(総務省関係者)
どっこい、これは霞が関流の巧妙な人事で、「できなかった」のではなく、意図的に昇格を遅らせたと言われている。昨夏の異動時期は、翔が五輪でロンドンと東京を往復したり、嵐が「24時間テレビ」の司会を務め、とにかく目立っていた。娘も日テレ報道局のディレクター。総務省とテレビ局は利害関係にある。「何か裏があるのか」と民主党政権にヘンに勘繰られ、人事にケチつけられる事態を避けようとしたというのだ。
俊氏は前橋高校から東大法学部に進み、77年に旧郵政省に入省したキャリア官僚。若い頃から将来の次官候補と目されていた。
「翔パパなんて言われていますが、俊氏は“ミスター総務省”と呼ばれるほどの実力派。とくに電波・通信事業に精通しており、民主党政権が早期導入を目指した『電波オークション』を体を張って食い止めました。NTT出身の世耕弘成官房副長官とは昵懇の仲だし、総務副大臣、大臣を歴任した菅義偉官房長官も俊氏の力量を買っています」(霞が関に詳しいジャーナリスト)
省内の評判はこうだ。
「厳しくストイックな性格で、部下の仕事にはどんどんダメ出しする。しかし、翔が慶大を卒業したころから丸くなりましたね。今では嵐のコンサートにも行くし、嵐のサインに応じてくれることもあります。ライバルたちからは“あんなチャラチャラした息子の父親が次官でいいのか”の声も聞こえますけどね……」(前出の関係者)
やっぱり、「嵐のサイン」はデカいか。
(日刊ゲンダイ2013年6月21日掲載)
http://news.nifty.com/cs/item/detail/postseven-20130621-195512/1.htm
2013年6月21日(金)16時0分配信 NEWSポストセブン
話題の電子書籍サービス「Kindle」。興味はあっても、ITに詳しくないから…となかなか手を出せない人もいるかも。そこで、人気ブログ「ネタフル」管理人のコグレマサトさんが、について、初心者でもわかるように教えてくれます。
* * *
テレビCMも流れている「Kindle」(キンドル)はご存じですか? Amazonが提供している電子書籍サービスです。専用端末の電子書籍リーダーであるキンドルシリーズの他、iPhoneやAndroidの端末でも、キンドルのアプリを使って電子書籍を楽しむことができます。
「読みたい!」と思った瞬間に、家にいながらにして書籍やコミックを購入、ダウンロードができるので、とても便利です。紙の書籍より少し安い場合が多いのも、うれしいところ。かくいうぼくも、古いコミックをコツコツ購入して楽しんでいます。
さて、そんなキンドルに新しい潮流が生まれています。こんなタイトルの本が、電子書籍として出版されています。『我が名は魔性』、『月刊ミニヨン技術』、『架空の歴史ノート-1 帝国史 分裂大戦編』。これらの本は、実は作家が書いたのではなく、キンドルの新サービスを利用して個人を中心に出版しているものなのです。
『我が名は魔性』は作者が中学時代にワープロ(!)でコツコツ書いたという小説。『月刊ミニヨン技術』はありそうでなかったミニ四駆の専門誌。『架空の歴史ノート』は美大を卒業した男性が創作活動の一環として、小学生時代に妄想した架空の国の物語を思い返して書いたものだそうです。
これまで考えられなかったような「え、こんな本が!?」という新刊を眺めているだけでも楽しくなります。ぜひユニークな本を発掘してみてください。
また、誰でも出版可能ですから、あなたにも印税を手にするチャンスがあるかも!?
※女性セブン2013年7月4日号
http://news.nifty.com/cs/item/detail/ygt-20130620-130620007498/1.htm
2013年6月20日(木)12時40分配信 夕刊ガジェット通信
交流戦も終わり、プロ野球は21日からはリーグ戦に戻る。9年目を迎えた交流戦を振り返ると、パ・リーグ80勝、セ・リーグ60勝で、パが20も勝ち越す結果となった。過去の対戦成績は上記のとおりになる。
セが勝ち越したのは、わずか1度のみ。このデータだけ見れば、パとセの実力差は歴然としているように思える。
だが、データを細かく分析すると、一概にそうとも言えない。パは、2007年、2010年、2011年、2013年と4度に渡り、大きく勝ち越しているが、これらの年に共通するのは、セ・リーグの2球団ないし1球団が数多く負け越しているのだ。セの下位球団の数字を引くと、一気に差が縮まる。
2007年
12位 広島5勝18敗1分 を除くと
→セ61勝 パ56敗
2010年
11位 ヤクルト9勝14敗1分
12位 横浜6勝18敗 を除くと
→セ44勝 パ49敗
2011年
11位 横浜7勝13敗4分
12位 広島6勝16敗2分 を除くと
→セ44勝 パ49勝
2013年
11位 ヤクルト7勝16敗1分
12位 DeNA7勝17敗 を除くと
→セ46勝 パ47勝
今年はパが80勝60敗で貯金20と圧倒したが、ヤクルト、DeNAを除けば、1勝しか差がない。交流戦でパがセより強いことは間違いないが、実際のところ、セの一部の球団が弱過ぎるとも言い換えられる。
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/snk20130512544.html
2013年5月12日(日)19:24
(産経新聞)
日本最西端の離島が自衛隊を悩ませている。テレビドラマ「Dr.コトー診療所」のロケ地として知られる与那国島(沖縄県与那国町)。南西防衛強化の第1弾として陸上自衛隊の「沿岸監視部隊」を配備する計画をめぐり、与那国町長が法外な見返りを求め、防衛省側をあきれさせた。町長は一体どんな人物で、何を根拠に法外な要求を続けているのか。トンデモ交渉の内実を探るべく直撃した。
■迷惑料10億円の根拠
「それが10億円を要求する根拠になりますか」
4月上旬、与那国町の外間守吉町長にインタビューした際、何度も同じ質問をした。外間氏は3月になり突然、沿岸監視部隊配備に伴う「迷惑料」として、防衛省に10億円の支払いを求めたためだ。
防衛省は部隊を配置する用地の取得費を最大1億5千万円と見積もり、それ以外の支払いは拒否し、10億円の要求にも応じない構えだ。血税から10億円の拠出を要求するだけの積算根拠を、外間氏に示してもらうのがインタビューの目的だった。
実は、外間氏と直に交渉したことのある政府高官が漏らした言葉の意味も知りたかった。
「◯◯◯を相手にしているような交渉なんだよ」
高官はそう言った。もちろん◯◯◯も口に出していたが、ここでは伏せる。自治体の長を相手にした交渉とは思えないという趣旨だった。
インタビュー時間は1時間弱。その中で外間氏が10億円要求の根拠として挙げたのは3つ。(1)平成24年度の防衛予算に部隊配備関連で10億円を計上(2)町の施設整備などに対する国の補助金を積み上げると10億円(3)沖縄の宜野座村では米軍の土地賃貸料は年間10億円以上-というものだ。
■要求は無理筋ばかり
結論からいえば、いずれも積算根拠とは受け取れない内容だった。
(1)については、防衛予算に10億円が計上されているのは事実だが、名目は「用地取得『など』」。支出項目の中には地代のほか、工事費や移転補償費なども含まれる。このことは、昨年2月の政府答弁書でも明確に説明されている。
(2)も煮詰まった計画とはいいがたい。外間氏の説明によると、ゴミ処理施設など30~40億円規模のインフラ整備を進めれば町が本来負担すべき費用は10億円に上るが、それを国に負担してもらいたいという。ただ、「特別措置法でもつくらない限り、そんな補助金は出せない」(防衛省幹部)とされる。
(3)はとても比較の対象にならない。宜野座村は米軍から年間18億円の賃料を得ているが、米軍に貸している村有地の面積は1400ヘクタール。与那国が提供する予定の用地は民有地を含め26ヘクタールにすぎない。宜野座村とはケタが違い、同規模の支払いを求めるのは無理筋といえよう。
こうした疑問点を投げかけると、外間氏はその時点ではいずれについても「(10億円の)積算根拠にならない」と認めた。しかし、後になると「根拠になり得る」と次々と前言を撤回した。
「10億円を担保するのが私の課題だ。理論は破綻していない」とも強弁した。
つまるところ、「(予算で)10億円が計上され、町民は10億円が入ると思っている」ため、何が何でも10億円の支払いを求める姿勢は崩せない、というのが本音だと感じた。
■前言撤回を期待
外間氏の前言撤回の最たるものは「国防上の意義」をめぐる認識だ。
沿岸監視部隊は、領海や領空の「境界」近くのエリアに配置され、艦船や航空機をレーダーで捕捉する役割を担う。対ロシア警戒を目的に北海道の2カ所にだけ置かれていたのを沖縄にも配備することは、「北から南」への防衛力のシフトを象徴している。
与那国島北方約150キロにある尖閣諸島(同県石垣市)周辺領域で中国が威嚇と挑発を繰り返す中、部隊配置は不可欠といえる。
そもそも外間氏は、平成21年に自衛隊を誘致した張本人。その際、「安全・安心」という表現で自衛隊配備による国防上の意義を語っていた。
ところがインタビューでは最初、「国防の意義を言ったことはない」と明言した。そのため、誘致の際の「安全・安心」発言をただしたところ、あっさり発言したことは認めた上で、こう反論した。
「あの時点ではそう(国防上意義があるとの認識)だったが、今は経済効果だ」
こうも堂々と開き直られては戸惑うばかりだが、外間氏の見解にはまったく賛同できない。
4月23日には尖閣周辺の日本領海に中国の海洋監視船8隻が一挙に侵入。空では中国軍の戦闘機など40機以上が尖閣周辺に押し寄せてきた。中国海軍が意のままに太平洋へ出入りできるようにするため、先島諸島を一括占領する危険性も指摘される。
沿岸監視部隊の配置という国防上の意義は、日々高まるばかりなのだ。
監視部隊の与那国配備が頓挫すれば、ほくそ笑むのは中国人民解放軍。それに対する町の備えは、2人の警察官と彼らの携行する拳銃2丁のみ。1572人の町民の安全と安心を守るためには、陸自部隊の配置は待ったなしだ。
ここはもう一度、外間氏の前言撤回を期待したい。もちろん撤回すべきは「10億円要求」だ。(半沢尚久)
http://news.nifty.com/cs/world/worldalldetail/postseven-20130509-186980/1.htm
2013年5月9日(木)16時0分配信 NEWSポストセブン
中国の情勢に詳しいジャーナリスト・富坂聰氏は、中国の食品問題についていち早く警鐘を鳴らしてきた。「中国産」のなかには危険な食品がある、という認識は広まったが、一方で富坂氏はこうも指摘する。
* * *
中国の食品事情が再び注目を浴びている。それは中国の当局が食肉にターゲットを絞って取締り強化週間を設けたからで、今週からその矢が乳製品に向けられる。いずれにせよおぞましい実態が続々明るみに出されることは間違いない。
私は2007年、日本で毒ギョーザ事件が起きる半年以上前から『週刊ポスト』誌上でこの問題を連載。それを「中国ニセ食品のカラクリ」(角川学芸出版)として世に問うた。
まだ類似の企画もなかったことを記憶している。昨今、再びこの問題が注目されているが、この問題を単に「中国の問題」としてだけとらえてしまえば、消費者利益の観点から少し外れてしまうということも指摘しておかなければならない。
実は私がこの問題を書こうと考えたきっかけは、日本に来た中国の友人が、日本の居酒屋である種類の刺身や焼き物に全く手を付けなかったことだった。その人物は水産業に深くかかわっていて、実際に魚を養殖して日本向けに出していたので気になって聞いたところ、「養殖の現場を知っていれば、とても食べられたもんじゃない。病気で死ぬ魚が絶えないから薬漬けにする。過密で不衛生でも効率を考えれば選択肢はない。だからぶち込む薬もだんだん強くなるし、安くて強ければ禁止されていても使うしかないんだ。他の業者との競争もあるからね」と答えたのだ。
そして同時に彼はこうも言った。
「このやり方を教えたのは日本人だ。当然だろう。中国人に売るために始めたことじゃない。養殖の方法と同時にたくさんの裏技も習った。初期には、日本で使えなくなった薬を大量に中国に持ち込んできたんだ。中国の罪は、これをさらに過激にしてしまったことだろうね」
中国の食品業界に問題があることは言うまでもない。不衛生で食品安全に対する知識が圧倒的に不足していることに加えて、ときにとんでもない悪意が入り込んでくるからだ。そして刑罰さえも効果を失わせるほど深い絶望的貧困が常に社会に存在する問題が、重大犯罪を引き起こしてきた。
だが、成長を促進する薬品や過密飼育で病気にかかる魚や家畜を抗生物質漬けにすることや、リンゴをワックスで磨いたりするケミカルな問題は、多かれ少なかれつきつめれば日本に帰ってくる問題でもあるのだ。
もちろん、だから中国に罪はないとか自業自得だといった話をするわけではない。この問題を「日本VS中国」という視点で見るのは間違いであり、「食品生産者VS消費者」の視点から見ていかなければならないからだ。食品業界の抱える問題に光を当てない限り、中国以外の別の国でまた同じ問題が起きるだけの話だからだ。
中国食品問題を取り上げた際、一部の人々から安全基準の不合格率は中国よりも高い国があるという反論があったが、そんなくだらない発想に陥ってしまいかねない。言うまでもなく食品安全問題は「中国だから悪い」という話でもなければ、「中国はまだましだから良い」という話でもない。
この問題の背景にあるのが行き過ぎた効率の追求であることは、アメリカの食品事情を見れば明らかだ。興味のある方には「フード・インク」というドキュメンタリーを観ることをお勧めしたい。私はTPPへの参加に反対の立場ではないが、それでもこのDVDを観ると気が滅入るのである。
球審務めた首相「背番号96」の意味は? 国民栄誉賞授与式
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/snk20130505534.html
2013年5月5日(日)19:04
(産経新聞)
安倍晋三首相は5日、東京・後楽の東京ドームで国民栄誉賞の授与式に臨んだ後、巨人-広島戦の始球式に背番号「96」のユニホーム姿で登場した。憲法96条の先行改正を訴えている首相だけに、その狙いが臆測を呼んだが、始球式後は記者団に「私が96代(の首相)だから、96なんですが…」と苦笑いしていた。
始球式では、国民栄誉賞を受賞した長嶋茂雄氏が打者、松井秀喜氏が投手を務め、首相も巨人のユニホームを身にまとい球審役を買って出た。
始球式後、記者団は「背番号と同じ96条を含め、憲法改正の議論をどう進めていくか」と質問。首相は「ふふふ」と一笑に付した後、真顔に戻り「96条改正については、まだ十分に国民的議論が深まっているとは言えないし、理解が十分とも言えない。十分な議論、熟議が必要だ」と答えていた。
始球式の背番号「96」、安倍首相の憲法改正の動きが露骨に=韓国
http://news.nifty.com/cs/world/worldalldetail/sech-20130506-20130506_00005/1.htm
2013年5月6日(月)9時57分配信 サーチナ
安倍晋三首相は5日、東京ドームで行われた巨人-広島戦の始球式で、背番号「96」の巨人のユニホーム姿で登場し、審判を務めた。首相は背番号が、自らが改正を目指す憲法96条と同じ番号であったことから、韓国国内でも物議を醸した。複数の韓国メディアが報じた。
韓国メディアは、「背番号96の安倍、平和憲法の改憲を露骨に」、「安倍首相の背番号96、憲法改正を目指す」などの見出しで伝えた。
ユニホームは、国民栄誉賞授与への返礼として、長嶋茂雄、松井秀喜両氏から贈られたもの。
安倍首相は背番号について記者から問われ、「ユニホームは、私が96代(内閣総理大臣)だから96なんですが、憲法改正、また96条の改正については、まだ十分に国民的世論が深まっているとは言えませんし、理解が十分とも言えません。十分な議論、熟議が必要だろうなと思います」と述べたと紹介。
韓国メディアは、安倍首相は96代内閣総理大臣であるから96番を選択したというが、平和憲法を固定するための96条改憲という政治的なメッセージが隠されていると指摘した。
安倍首相の改憲への動きは、2007年の第1期政権の時から始まっていたと説明。憲法改正案の発議には、最終的には国民投票を経なければならないが、この国民投票の基準を有効投票者の過半数にすることを強行処理した。これは、改憲作業を容易にするための事前整備だったとの見方を示した。
さらに、安倍首相は発議要件を衆参両院の3分の2以上の賛成から過半数に引き下げることを提案しており、背番号96番が示すように、平和憲法を破壊する道を突き進んでいると批判した。
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/life/20130506-567-OYT1T00135.html
2013年5月6日(月)13:16
読売新聞
英国が北米大陸で初めて建設した恒久的入植地のジェームズタウン(現・米バージニア州)で、人肉食が行われていたことを示す証拠が初めて見つかった。
AP通信によると、ワシントンの国立自然史博物館などが、死後に体を刻まれた14歳とみられる少女の骨を発掘。骨は、入植地が厳冬による飢餓に見舞われた1609~10年のものとされ、飢えをしのぐために食べられた他の動物の骨と一緒に発見された。入植地で人肉食が行われたとする当時の記録は存在するが、専門家の多くは懐疑的だった。(ワシントン支局)
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/sports/20130506-567-OYT1T00154.html
2013年5月6日(月)10:15
(読売新聞)
今月2日、長嶋茂雄さん(77)は、初台リハビリテーション病院(東京都渋谷区)で懸命に汗を流していた。
「さあ、行こう」。そう言って、歩行マシンの上でマヒが残る右足を大きく踏み出した。「表彰式ではユニホームを着るんだよ」。担当の理学療法士松原徹さん(35)にうれしそうに話しかけ、ペースも自然に上がっていく。首位を独走する巨人の話になると、「調子がいいね」と、ほおをゆるませた。
自他ともに認める「せっかちな性格」は現役の頃と少しも変わらない。休憩も取らず、リハビリのメニューを次々とこなしていくが、マシンを移る間には、リハビリ中の人たちにも積極的に声をかける。隣で手足の筋力を鍛えるリハビリをしていた男性に「もっと、もっと」「ゴー、ゴー」といきなり“熱血指導”を開始。「監督に言われたら、やるしかないなあ」。男性は笑顔でピッチをあげた。
「長嶋さんが来ると、病院の中が一気に『パァーッ』と明るくなるんです」と松原さんは語る。リハビリ仲間には「頑張って」「絶対良くなるよ」と普段から声をかける気さくさに、感激する人も多いという。リハビリ仲間の一人、世田谷区の男性(65)は「長嶋さんの前向きな姿に勇気をもらい、私も頑張ってこられた」と語る。
逆に、自分が注目されるとついハッスルして、いつもより運動量が増えてしまうことも。「ファンを大事にする姿は現役時代と変わらない。やっぱりスターなんです」。長嶋さんの秘書役の所憲佐けんすけさん(61)は笑う。
この日のリハビリは約40分間。歩行訓練や筋力トレーニング、3キロの鉄アレイを使ったトレーニングなど9項目を一気にこなした。6年前は、つえをついていたが、「今ではリハビリというよりもトレーニング」(同院)という運動量だ。
主治医の東京女子医大病院脳神経センター神経内科、内山真一郎教授によると、長嶋さんは右の手足にマヒは残っているが、回復は順調だという。内山教授は「国民栄誉賞は、日本中の脳梗塞の患者にとっても励みになる」と語る。
監督時代に「メークドラマ」を唱えて奇跡の優勝を演出した長嶋さんは、いまも周囲にこう語っている。「俺は、もう一回走りたい。キャッチボールがしたいんだ」