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エノキタケから「不凍多糖」世界初の量産化 冷凍食品の風味・食感保持

2014-10-03 13:54:44 | 科学
エノキタケから「不凍多糖」世界初の量産化 冷凍食品の風味・食感保持
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/snk20141003516.html へのリンク
産経新聞:2014年10月3日(金)10:17

 カネカや関西大学(大阪府吹田市)は2日、冷凍食品の風味や食感を保つ効果のある「不凍多糖」をエノキタケから抽出し、世界で初めて量産化に成功したと発表した。10月中旬から国内食品メーカー向けに業務用サンプルの提供を始め、平成31年度に売上高10億円を目指す。

 関大化学生命工学部の河(かわ)原(はら)秀久教授とカネカ、エノキタケ製造の一栄(長野市)、機械メーカーの富士ハイテック(長野市)が22年8月から共同開発していた。不凍多糖を食品に少量注入すれば、凍らせても内部で氷の結晶が大きくならないことを確認。このため食品の組織が傷つきにくく、解凍後に風味や食感が損なわれにくいという。

 カネカでは同様の働きがあるカイワレ大根由来の「不凍タンパク質」をすでに商品化し、麺類や餅類など冷凍食品約50品目に採用された。不凍多糖は耐熱性や耐酸性に優れ、揚げ物やヨーグルトなどにも使えるという。


人力だけで動くロボット、霞が関に現る

2014-09-27 14:13:06 | 科学
人力だけで動くロボット、霞が関に現る
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20140922-567-OYT1T50114.html へのリンク
2014年9月23日(火)13:54
読売新聞

 東京・霞が関の経済産業省に22日、高さ約3メートルのロボットが出現した。

 ベンチャー企業を経営する白久しろくレイエスたつるさん(24)が開発。人が乗り込み、電気などを使わず人力だけで動かせる。

 経産省所管の独立行政法人・情報処理推進機構が同日、革新的な技術やアイデアを持つ「スーパークリエイター」として、白久さんら9人を選んだ。白久さんのロボットは当面、イベント会場などで娯楽用に使われる。ほかに、複雑な質問を理解して返答するスマートフォン用のシステムを開発した小松弘佳さん(17)などが選ばれた。


遺伝性がん患者からiPS作製成功…京大チーム

2014-09-26 17:50:54 | 科学
遺伝性がん患者からiPS作製成功…京大チーム
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20140926-567-OYT1T50018.html へのリンク
2014年9月26日(金)11:21
読売新聞


 珍しい遺伝性のがん「VHL病」の患者から採取した細胞でiPS細胞(人工多能性幹細胞)の作製に京都大のチームが成功したと、横浜市で開催中の日本がん学会で26日発表する。

 iPS細胞を利用し、5年以内に治療薬の候補物質を見つける計画という。

 この病気は、がんを抑制するVHL遺伝子の変異が原因で起きる。脳や脊髄、網膜の血管腫、腎臓がんなどが多発する。国内患者数は約1000人。現在はがんが見つかるたびに、手術で摘出する以外に治療法がない。抗がん剤の研究開発はマウスなどの実験動物で行うが、VHL病の特徴を再現したマウスはなく、研究が困難だった。

 京都大医学研究科の中村英二郎・特定准教授らは、iPS細胞は元の細胞と同じ遺伝情報を持つため、遺伝性の病気を再現できることに着目。手術を受けた患者から皮膚細胞の提供を受け、京都大iPS細胞研究所(山中伸弥所長)との共同研究でVHL遺伝子の変異のあるiPS細胞の作製に成功した。

 今後、iPS細胞をがん細胞に変化させ、様々な薬を投与して有効な治療法を特定し、患者への臨床試験(治験)につなげる。

 中村特定准教授は「希少がん研究の先鞭せんべんをつけたい」と話している。


母の肺、小さく分け2歳児へ=世界初「区域」移植―岡山大病院

2014-09-24 17:37:31 | 科学
国内最年少2歳に生体肺移植成功
http://news.goo.ne.jp/article/sanyo/region/sanyo-29563349.html へのリンク
2014年9月24日(水)15:00
山陽新聞

 岡山大病院(岡山市北区鹿田町)は24日、重い肺の病気に苦しむ2歳9カ月の男児=埼玉県在住=に、母親の肺下部(下葉)を分割して両肺に移す「生体肺区域移植手術」に成功したと発表した。同大病院によると、肺として機能する最小単位の「区域」に分割し、移植する手術は世界初という。男児は国内最年少の肺移植患者で、容体は安定しており、10月下旬ごろには退院できる見込み。
 男児は今年5月、肺が硬くなり縮んで動かなくなる特発性間質性肺炎を発症。8月中旬には人工呼吸器を装着しても酸欠になるなど状態は悪化し、生体肺移植が決まった。
 肺組織は、右肺は上葉、中葉、下葉、左肺は上葉、下葉に分かれている。生体肺移植は通常、肺活量が最も多い、いずれかの下葉を使うが、乳幼児にはサイズが大きすぎるため、母親の左肺の下葉を「区域」と呼ばれる小さな単位にさらに切り分けて移植した。
 手術は8月31日、大藤剛宏肺移植チーフを執刀医とするチーム30人が担当し、約11時間かけて行った。9月13日には人工呼吸器を外し、22日には酸素吸入器も使わなくなるなど、順調に回復しているという。
 改正臓器移植法の全面施行(2010年7月)で15歳未満の小児も脳死臓器提供が可能となったが、親の心情などから提供事例は極めて限られ、乳幼児に肺移植の機会はほとんどないのが現状。大藤チーフは13年7月、当時として最年少となる3歳男児に母親の中葉部分を移す生体肺移植も成功させている。
 大藤チーフは「3歳男児の時の手術より年少の患者で、さらに小さな肺が必要だった。より多くの家族や子どもたちに希望を与える成果だ」としている。
 岡山大病院の生体肺移植手術は76例目で、脳死と合わせると133例目。

手術する医師の手ぶれ抑える支援ロボット開発

2014-09-24 17:36:36 | 科学
手術する医師の手ぶれ抑える支援ロボット開発
http://www.yomiuri.co.jp/science/20140924-OYT1T50060.html?from=ytop_main3 へのリンク
2014年09月24日 15時33分
読売新聞

 信州大学医学部と自動車部品大手デンソー(愛知県刈谷市)は23日、手術する医師の腕を支え、手ぶれや疲れを軽減する手術支援ロボット「アイアームス」を開発したと発表した。

 脳神経外科など繊細な手作業が求められる手術に活用できるといい、来春の発売を目指す。

 開発した支援ロボットはアーム型で、腕を乗せると、内蔵してある圧力センサーが重さや動きを感知し、医師の腕を支え続ける。上下左右あらゆる腕の動きを追随し、腕の動きを止めるとその場でぴたりとアームも止まり、手ぶれなどを抑えることができるという。動力源は腕の力と重力だけで、「モーターを使わず安全性に配慮した」(同社)という。

 脳腫瘍や脳卒中の手術では、医師が顕微鏡を見ながら1ミリ以下の血管を縫合するなど、繊細な手作業が多い。これまで医師は、脇を締めたり、腕を置く台を用意したり工夫してきたが、支援ロボットを使うことで手ぶれによるミスを防ぐことができるほか、難しい体勢での処置も可能になる。長いと10時間を超えることもある脳の手術時間を短縮する効果も期待できる。

 支援ロボットは、信大とデンソー、東京女子医大が2012年から共同開発を進めてきた。自動車の生産ラインで使う産業用ロボットの技術を応用したもので、同社は今回の支援ロボットの開発を機に、医療分野で事業拡大を図る狙いがある。

 腕を支えることだけに機能を絞ったため、価格は980万円(税抜き)に抑えた。現在は信大で臨床実験を行っている。

 信大医学部脳神経外科の本郷一博教授は「医師の手の動きを感知してくれる非常に賢いロボットだ。外科や耳鼻咽喉科の手術でも活用できるのでは」と話している。

鳥類孵化、顕微授精で成功 静岡大など世界初 国産トキ復活に光

2014-09-23 14:59:39 | 科学
鳥類孵化、顕微授精で成功 静岡大など世界初 国産トキ復活に光
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/snk20140923125.html へのリンク
2014年9月23日(火)08:03
産経新聞


 静岡大などの研究チームは22日、卵子に精子を人工的に注入する顕微授精による鳥類の孵化(ふか)に、世界で初めて成功したと発表した。顕微授精はヒトの不妊治療などで手法が確立されているが、卵が大きく受精の様式が異なる鳥類では成功例がなかった。同大の笹浪知宏准教授は「野生種が絶滅した国産のトキなどもクローンで復活できる」と話している。

 笹浪准教授によると、鳥類の受精は、ヒトのように1つの卵子に1つの精子が進入して成立する「単精受精」ではなく、1つの卵子に数十個の精子が進入する「多精受精」という様式で行われる。卵自体が大きいこともあり、これまで鳥類の受精過程を体外で再現することは困難だった。

 研究チームは卵子に精子を注入する際、1つの精子に精子100個分に相当するタンパク質などの抽出物を注入。多数の精子が卵子に進入する状況を再現し、顕微授精によるウズラのひなの孵化に成功した。また、成熟したひなが正常な繁殖能力を持っていることも確認した。

 この研究を応用すると、「卵をたくさん産むニワトリ」「肉質の良いニワトリ」といった遺伝的に優れた形質を持つニワトリの作成や、体の組織が冷凍保存されている国産のトキなど、絶滅した鳥類の復活も期待できるという。


豚のコラーゲンで角膜再生 生物研など新素材 10年以内に実用化も

2014-09-21 17:58:57 | 科学
豚のコラーゲンで角膜再生 生物研など新素材 10年以内に実用化も
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/snk20140921086.html へのリンク
2014年9月21日(日)08:03
産経新聞

 農業生物資源研究所(生物研、茨城県つくば市)と東京大医学部付属病院の研究チームは、豚のコラーゲンから人の角膜組織などを再生させる新素材を開発したと発表した。実用化すれば、この素材から大量培養で角膜組織を作ることもできるという。

 角膜内皮の病変で視力が低下し、年間5千人が発症するとされる水疱性(すいほうせい)角膜症の患者ら角膜移植が必要な人には朗報といえそうだ。

 研究チームが開発した「アテロコラーゲンビトリゲル膜」は厚さ約20ミクロンの高密度コラーゲン線維膜で、水分やタンパク質を通す半球面状の素材。東大病院では10年以内の実用化も可能という。


精子の元の細胞、放射線への強化に成功 京都大

2014-09-21 17:58:23 | 科学
精子の元の細胞、放射線への強化に成功 京都大
http://www.yomiuri.co.jp/osaka/news/20140921-OYO1T50011.html へのリンク
2014年09月21日
読売新聞


 放射線などに弱い精子のもとになる細胞(精子幹細胞)の抵抗性を高めることにマウスの実験で成功したと京都大医学研究科の篠原隆司教授らが米科学誌ステムセル・リポーツ電子版に発表した。研究が進めば、小児がんを放射線などで治療した後の男児が大人になった際、不妊症になるのを防げる可能性があるという。


 普通の細胞は、放射線や抗がん剤でDNAに傷が付くと、p53という遺伝子が働き、傷ついた部分が修復される。しかし精子幹細胞ではこの遺伝子が働かないと考えられていた。

 ところが、篠原教授らがマウスの精子幹細胞を培養して放射線を当てる実験を行うと、この遺伝子は活発に働いた。ただ、その結果、2種類のたんぱく質が細胞内で大量に作られ、細胞が死んでしまうことがわかった。これらのたんぱく質を遺伝子操作で作れなくすると放射線や抗がん剤に対する精子幹細胞の抵抗性は3~8倍強くなったという。

 小児がんは完治するケースが増えているが、放射線治療後の男児の場合は精子欠乏症になり、不妊の原因となる場合がある。大人の患者と違って治療前に精子を保存しておくことができないという問題もあった。

がん治療で精子が死滅するメカニズム解明 男性の不妊症防止に可能性 京都大

2014-09-19 16:59:21 | 科学
がん治療で精子が死滅するメカニズム解明 男性の不妊症防止に可能性 京都大
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/snk20140919535.html へのリンク
2014年9月19日(金)14:13
産経新聞

 京都大大学院医学研究科の篠原隆司教授らのグループは18日、抗がん剤や放射線によるがん治療を受けた患者で精子のもとになる細胞が死滅するメカニズムの一端を、マウスの実験で解明したと発表した。米科学誌「ステム・セル・リポーツ」の電子版に19日掲載される。

 抗がん剤や放射線の影響で細胞のDNAが傷つくことは知られていたが、なぜ死滅するのかは分かっていなかった。今回の成果は、抗がん剤などが原因の男性不妊症の防止につながる可能性があるという。

 篠原教授らは、マウスの精子のもとになる「精子幹細胞」を詳しく解析。抗がん剤などにより細胞のDNAが傷つくと、「p53」という遺伝子が別の遺伝子を次々と活性化し、細胞が自ら死滅する現象が起こることがわかった。

 このメカニズムに薬剤などによって歯止めをかけることができれば、精子幹細胞の死滅を防げる可能性があるという。

 篠原教授は「小児がんは抗がん剤などによって治るようになってきたが、副作用として不妊症になってしまう患者も多い。がん治療による男性不妊症を防げるよう、さらに研究を進めたい」と話している。


低身長になる難病、iPS実験で薬の有効性確認

2014-09-18 18:18:35 | 科学
低身長になる難病、iPS実験で薬の有効性確認
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20140918-567-OYT1T50014.html へのリンク
2014年9月18日(木)07:40
読売新聞


 軟骨や骨の異常で低身長や呼吸障害になる難病の治療に、高コレステロールの治療薬として広く使われるスタチンが有効とみられることが、iPS細胞(人工多能性幹細胞)を用いた実験で示されたと、京都大iPS細胞研究所の妻木範行教授らが発表した。

 2年以内に人に投与する臨床試験(治験)の実施を目指す。実現すれば、iPS細胞を薬の開発に生かした初の事例となる可能性がある。18日付の英科学誌ネイチャー(電子版)に論文が掲載される。

 軟骨無形成症とタナトフォリック骨異形成症という難病は、生まれつき遺伝子に異常があるため、それぞれ軟骨や骨が発達しない。ともに新生児の2万~4万人に1人が発症する。現在は有効な治療薬がない。


次世代型原子炉、研究開発を再開へ…政府

2014-09-17 14:05:45 | 科学
次世代型原子炉、研究開発を再開へ…政府
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20140917-567-OYT1T50009.html へのリンク
2014年9月17日(水)07:32

読売新聞

 政府は、次世代型原子炉として期待される高温ガス炉の試験研究炉(茨城県大洗町)の運転を2015年度に再開し、研究開発を本格化させる方針を固めた。

 東日本大震災を受けて停止中だが、早ければ10月にも原子力規制委員会に安全審査を申請する。産官学による協議会を年内に設置して研究開発の工程表を作成し、実用化に向けた取り組みを後押しする考えだ。

 高温ガス炉は軽水炉と違い、冷却に水ではなく、化学的に安定しているヘリウムガスを使う。このため、水素爆発などが起きず、安全性が高いとされる。

 日本は1990年代から、日本原子力研究所(現在の日本原子力研究開発機構)を中心に高温ガス炉の研究開発を行っており、世界有数の技術の蓄積がある。試験研究炉では98年、核分裂を連続して発生させる「臨界」に初めて成功した。ただ、震災を受けて2011年3月に運転を停止して以降、研究は進んでいない。


妊婦は特に注意、重症化リスク3倍…デング熱

2014-09-13 13:30:33 | 科学
妊婦は特に注意、重症化リスク3倍…デング熱
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20140911-567-OYT1T50095.html へのリンク
2014年9月11日(木)14:02
読売新聞

 妊娠中にデング熱に感染すると、重症化しやすくなるため、日本産科婦人科学会などは11日、感染が確認された地域の妊婦に対し、〈1〉長袖や虫よけスプレーを使う〈2〉蚊に刺されて3~7日後に高熱や頭痛などの症状があれば、早めに受診する――などの注意点をまとめ、学会ホームページで公表した。

 海外の報告によると、デング熱で重症化するケースは0・5~1%程度とまれだが、妊婦は、妊娠していない女性と比べ重症化するリスクが約3倍と高く、妊娠の週数が進むほどその傾向が強まる。北海道大の水上尚典教授(産婦人科)は「妊娠中は特に注意してほしい」と話している。


理研、目の難病にiPS細胞で世界初の手術

2014-09-12 19:03:16 | 科学
理研、目の難病にiPS細胞で世界初の手術
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20140912-567-OYT1T50105.html へのリンク
2014年9月12日(金)17:28
読売新聞

 理化学研究所発生・再生科学総合研究センターと先端医療センター病院(ともに神戸市)は12日、iPS細胞(人工多能性幹細胞)から作った網膜細胞を、目の難病「加齢黄斑おうはん変性」の患者に移植する臨床研究の手術を行ったと発表した。

 様々な組織や臓器の細胞に変化させられるiPS細胞を用いた治療は世界で初めて。

 理研の高橋政代プロジェクトリーダーらが移植用細胞の作製を、同病院の栗本康夫・眼科統括部長らが移植手術を担当した。

 発表によると、患者は兵庫県在住の70歳代女性。数年前から症状の進行を食い止める治療を受けたが効果はなく、視力が徐々に低下していた。

 手術計画では、全身麻酔をかけた後、目の表面に穴を開け、傷んだ網膜組織や、異常な血管を除去。その部分に、管状の特殊な器具を使って網膜細胞のシートを貼り付ける。手術は同病院でこの日午後1時40分頃に始まり、午後4時20分に終了した。

 高橋氏らは患者の選定基準に従い、女性を第1例患者に選んだ。女性から採取した皮膚細胞に6種類の遺伝子を入れて、iPS細胞を作製。さらに特殊なたんぱく質を加えて約10か月かけて培養し、長さ3ミリ、幅1・3ミリの短冊状の細胞シートに加工した。

 加齢黄斑変性は、網膜の中央にある「黄斑」を構成する細胞の一部が傷み、視野の中央がゆがんだり黒く欠けたりする病気。注射薬やレーザーで治療するが、完治はせず、患者によっては効果がないこともある。


iPS使った目の難病治療、患者へ細胞移植了承

2014-09-12 14:43:53 | 科学
iPS使った目の難病治療、患者へ細胞移植了承
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20140909-567-OYT1T50137.html へのリンク
2014年9月9日(火)17:52
読売新聞

 厚生労働省の「ヒト幹細胞臨床研究に関する審査委員会」は8日夜、iPS細胞(人工多能性幹細胞)を使って目の難病を治療する臨床研究について、患者へ細胞を移植することを了承した。

 研究は、理化学研究所の高橋政代プロジェクトリーダーらが、網膜に異常が起き視界が欠けるなどの症状が出る「加齢黄斑変性」の患者を対象に計画。患者の皮膚の細胞からiPS細胞を作り、網膜の細胞シートに変化させて目に移植する内容だ。

 同日の審査委員会では、高橋リーダーや細胞を分析した京都大の山中伸弥教授から、iPS細胞や移植に使う細胞シートの遺伝子分析の結果が報告された。安全性などを議論した結果、問題ないと判断した。


森・京大教授にラスカー基礎医学賞

2014-09-10 14:57:07 | 科学
森・京大教授にラスカー基礎医学賞
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20140908-567-OYT1T50153.html へのリンク
2014年9月9日(火)10:06
読売新聞

 米ラスカー財団は8日、京都大学の森和俊教授(56)と、米カリフォルニア大サンフランシスコ校のピーター・ウォルター博士に今年のラスカー基礎医学賞を贈ると発表した。

 森教授は、細胞が機能の損なわれたたんぱく質を蓄積させずに「品質」を保つ仕組みを発見した功績が評価された。

 1945年創設のラスカー賞は米国で最も権威ある医学賞。多くがノーベル賞を受賞することから、ノーベル賞に最も近い賞とも言われる。日本人のラスカー賞受賞は、2009年の京大の山中伸弥教授に続き、7人目。森教授は同年に、権威あるカナダの医学賞「ガードナー国際賞」も受賞している。

 森教授は酵母を使い、細胞内でできの悪いたんぱく質を検知する分子「Ire1」などを特定。細胞内に不良たんぱく質を蓄積させない仕組み(小胞体ストレス応答)を解明した。