ドカモンモン

ポルシェ356Speedsterのレプリカ(CMC製)の奮闘記です。中身はビートルですから毎日楽しく走りますよ!

まずは天井張り替えです。

2018年10月12日 | ミニクーパー パークレーン

 

例にもれず、10年物の欧州車、天井内張がはがれて垂れてます。

こうなると張替します。自分でします。 

まずは天井ライナー(天井布を張りて受けてる厚紙を固めたような心材)を外します。

A,B,Cピラーのカバーを外して(完全に外せませんが2,3cmスキマが出来れば天井ライナーは外れます。)

取り付けてるミラーや天井ライトやサンバイザーにグリップ類をすべて外します。 

天井ライナーを一度前に押してから後ろ側を外してからよっころしょと引っ張り出します。

リヤシートはたたんでください。

天井布がはがれてきてますがこの状態では絶対に外さないでください。劣化したウレタンが一杯車内にちらばってねちゃ付きます。

よいしょ!よいしょ!

ひとり作業は大変ですね。猫の手が借りたいです。

 

ハイ!出てきました!

 

天井裏は?

段ボール貼ってます。

これはお粗末!

雨音の共鳴を防ぐぐらいしか役立ちません。

 

ここで断熱と遮音を兼ねて、7mm厚のアルミスポンジ遮音断熱マットを貼ります。

1m巾の1.4mものでピッタシです。4隅を丸くカットしました。

これで少しは効果があるといいですけどね

ライナーの下地処理。

金具類を取り外して 

布をはがして・・・・劣化したウレタンのカスを散らさないように!

シール剥がしのへらで天井ライナーに残った劣化したスポンジウレタンをそぎ取ります。

ねちゃついて・・・・たいへん!これはダメです!

WEBなんかでへらで丁寧に取ると書いてますがこれは?ですね。

 

途中で「デッキブラシ」の先で

これはいいです!すぐきれいに取れますね!

大正解です!

ウレタンのカスを取ったら

アセトンで拭いてきれいにします。

色の白いきれいに取れてるのがデッキブラシで処理したとこです。

 

布張りの準備

布をライナーの大きさより全周10㎝ぐらい大きくカットして

スプレーのり「コニシZ-3」を約1缶塗ります。のりの下塗りです。この状態で乾くまで放置!

ライナーの貼り付け面にもスプレーのりでした塗りをします。

これが乾くまで放置です。手に着かなく完全に乾いてから作業開始です。

 

前後の中心を貼ってから少しずつスプレーのりを吹いて張り付けていきます。

しまったと思ってはがしたところがしわになってきますので、この作業は絶対お手伝いしてもらって張ったほうがいいです。

まあどうにかはれたので・・・・組み立てです。

よコラショ!

何とかなりました。

ランプやグリップもつけました。

ちょっとしわなんかありますけど、垂れてるよりいいです。

それに新品の天井にリフレッシュです。

車内のたばこやほこりのにおいはほとんど天井からって聞きますから・・・・気持ちよくなりました。

 

もう2度としたくない作業ですが、新しい天井布をのりで張り付けないで、昔の英国車のように針金やベルクロで機械的にライナーに取り付ける方法がいいのではと、途中で気が付きました。

天井張り替えはのりでという既成の概念が良くなかった、創意工夫が足りませんでした反省です。

素人は腕がない分アイデアで決めないといけませんね!修行が足りません!

経費は材料代約2万円ちょっと!

布1.4m×2m:12900円:㈲カスタマイジング

のり:コニシスプレーのりZ3×3缶:1200円×3アマゾン

アセトン:1リッター:1000円アマゾン

断熱遮音材:7mmー1m×1.4m:2300円アマゾン

デッキブラシ:600円アマゾン

内装剥がしセット:980円アマゾン

 

 

 

 

 

 


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