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別人作曲

2014年02月06日 00時00分42秒 | 巻十 クラシック音楽・吹奏楽
なんか騒ぎになってる。

別人作曲問題各方面に波紋大きく CD、雑誌出荷停止、ツアー中止、NHKは謝罪…(デイリースポーツ) - goo ニュース

クラシック音楽愛好者として恥ずかしながら
俺はこの人名義の曲を聴いたことが一切ないので
直接的なことは言えない。が
聞こえてくる情報の範囲で考えるに
まあ責められても仕方がない話だな。

ただ、なんとなくだが
この人一人の問題ではない気がする。
黒幕とは言わないが何かそういうアレはあるだろう。

クラシック音楽界は周期的と言ってもいいくらいに
いわゆる障がいを持つ音楽家が注目され
それがブームであるかのように売り出されていく。そんな気がする。
俺は生来ひねくれ者なので
CDショップがここぞとばかりに売り出しにかかるそうしたモノは敢えて無視する。

そんな自分の態度が必ずしも正しいとは思わぬ。
聴いて判断していないからだ。
さらに言えば、聴いても良し悪しが判るほどの耳を持っていないのだ。


で、思うのだが
テレビの特集番組などで彼の「物語」に心を打たれ、
CDを買って聴いて、更なる感動を深めていた方々には、
絶対にそのCDを売ったり捨てたりして欲しくはない。
あなたがその音楽により受けた感動は
それが誰の作曲であれ変わらないはずなのだから。本来。
ゴーストライターだろうが何だろうが、
その結果生み出されたものが傑作ならそれは揺らぐはずがない。本来。

仮にそこが揺らぐなら、
音楽以外の何か(作られた)物語に感動させられていたという事に過ぎない。
俺はそこに、かの「メニュー偽装問題」に通ずる何かを感じるのだ。


佐村河内守:交響曲第1番 HIROSHIMA
クリエーター情報なし
日本コロムビア


あんなに売れるほど名曲なら
真の作曲家名義でも売れるはず。


…な訳ではないんだよな。知ってる。
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