
機動戦士Vガンダムという作品。
宇宙世紀を扱った本流ガンダムシリーズのなかでは、
少々異色だ。
ていうか一般的には人気のない部類に入る(とあえて断言)。
そもそもマリア主義を信奉する「帝国」が
ギロチン恐怖政治を敷くっていう設定が解りにくいし、
地球クリーン作戦(巨大ローラーによる地上浄化)に至っては、
ネタ認定の荒唐無稽さだ。
お色気作戦のネネカ隊なんてのもあったし。
まぁそんなメチャクチャさ自体
それはそれで好きなんだけれども、
自分がこの作品を気に入った最大の理由は、
千住明氏が担当した劇中音楽(BGM)だ。
やたら重厚でシンフォニック、
異様に神々しくドラマチック。
それが、物語世界の持つ妙に古風な雰囲気にマッチしている。
お伽話的自然描写とか、
前近代を思わせる場面設定とか。
モビルスーツの戦闘シーンですら、
ここでは交響的だ(「戦闘行為」)
次回予告でさえも、
ここでは悲愴で壮大な英雄譚なのだ(「野辺の花」)
オーバーな表現ではなく。
あ、あと
敵モビルスーツの飛行音(ヘリのローター音)も
不気味でいい感じ。
※画像は「機動戦士Vガンダム・SCOREⅠ」キングレコード/KICA2050
宇宙世紀を扱った本流ガンダムシリーズのなかでは、
少々異色だ。
ていうか一般的には人気のない部類に入る(とあえて断言)。
そもそもマリア主義を信奉する「帝国」が
ギロチン恐怖政治を敷くっていう設定が解りにくいし、
地球クリーン作戦(巨大ローラーによる地上浄化)に至っては、
ネタ認定の荒唐無稽さだ。
お色気作戦のネネカ隊なんてのもあったし。
まぁそんなメチャクチャさ自体
それはそれで好きなんだけれども、
自分がこの作品を気に入った最大の理由は、
千住明氏が担当した劇中音楽(BGM)だ。
やたら重厚でシンフォニック、
異様に神々しくドラマチック。
それが、物語世界の持つ妙に古風な雰囲気にマッチしている。
お伽話的自然描写とか、
前近代を思わせる場面設定とか。
モビルスーツの戦闘シーンですら、
ここでは交響的だ(「戦闘行為」)
次回予告でさえも、
ここでは悲愴で壮大な英雄譚なのだ(「野辺の花」)
オーバーな表現ではなく。
あ、あと
敵モビルスーツの飛行音(ヘリのローター音)も
不気味でいい感じ。
※画像は「機動戦士Vガンダム・SCOREⅠ」キングレコード/KICA2050