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ヴィクトリーガンダムという音木箱

2005年04月23日 11時50分00秒 | 巻十 クラシック音楽・吹奏楽
機動戦士Vガンダムという作品。
宇宙世紀を扱った本流ガンダムシリーズのなかでは、
少々異色だ。
ていうか一般的には人気のない部類に入る(とあえて断言)。

そもそもマリア主義を信奉する「帝国」が
ギロチン恐怖政治を敷くっていう設定が解りにくいし、
地球クリーン作戦(巨大ローラーによる地上浄化)に至っては、
ネタ認定の荒唐無稽さだ。
お色気作戦のネネカ隊なんてのもあったし。

まぁそんなメチャクチャさ自体
それはそれで好きなんだけれども、
自分がこの作品を気に入った最大の理由は、
千住明氏が担当した劇中音楽(BGM)だ。

やたら重厚でシンフォニック、
異様に神々しくドラマチック。
それが、物語世界の持つ妙に古風な雰囲気にマッチしている。
お伽話的自然描写とか、
前近代を思わせる場面設定とか。

モビルスーツの戦闘シーンですら、
ここでは交響的だ
(「戦闘行為」)
次回予告でさえも、
ここでは悲愴で壮大な英雄譚なのだ
(「野辺の花」)
オーバーな表現ではなく。

あ、あと
敵モビルスーツの飛行音(ヘリのローター音)も
不気味でいい感じ。

※画像は「機動戦士Vガンダム・SCOREⅠ」キングレコード/KICA2050
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1 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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だんだん... (コバト)
2005-04-23 12:08:52
このシリーズあたりからガンダムが、わかりにくくなってきんだよね~。
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