佐藤健太郎「不思議な国道」

2015年08月12日 00時08分04秒 | 巻十六 読書感想
寄生虫は読書が進む進む。

ふしぎな国道 (講談社現代新書)
クリエーター情報なし
講談社



国道マニアを自認する著者。
鉄ヲタはだいぶ市民権を得た?が
国道ヲタの世界も非常に深い。
鉄より自由度が高くてアクティブな感じなんだろうか。時刻表がないだけに。

地図を眺める時間にこの上なく幸せを感じる自分としては
鉄ネタも道ネタも大好き。
この本もGoogleマップで調べながら読む進める。

やはりなんと言っても、「酷道」の章が楽しすぎる。
国道のイメージに反する、文字通り人の往来を拒絶するような道路たち。
たぶんこれは「ギャップ萌え」の一種なんだと思う。
行ってみたいけど以外に近場に無いのがな。
探せばまだまだ出てくるんだろうけど。

あとは、巨大構築物系。
ループって萌えるわあ。

そして最後に触れられていた、
「非国道」の話。
国道マニアが国道を絶対通らないルートを検討し悪戦苦闘。
ツンデレか笑
こういう、地図を駆使した遊びは大好き。
自分でやるほどパワーは無いけれども。


ちょっと気になった点を一つ。
何度かWikipediaを直接引用してる。

学術論文じゃない新書とは言え、
wiki引用はどうなんだろう。
信憑性という意味では非常に危うさが残る印象。
お手軽という点ではいいんだろうけど。


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ちなみに以前読んだ本

国道の謎 (祥伝社新書 160)
クリエーター情報なし
祥伝社
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