一青窈 「影踏み」と「珈琲時光」

2006年01月24日 22時56分53秒 | 巻二 起居注
影踏み
一青窈
コロムビアミュージックエンタテインメント

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最近、この「影踏み」という曲を改めて好きになっている。
例えば歌詞に今の自分を投影することもできようが、
それよりも単純に、あぁいいメロディだな、と。
以前メロディにまつわる微妙な問題も書いたけど。

イントロのピアノはたぶん秀逸。

---------- カゲフミ -----------

一青窈さん主演映画「珈琲時光」。
この「影踏み」の世界観?と、この映画は重なるイメージがある。

映画では、実の母と別れた陽子(離婚?死別?忘れた)。
寡黙な実父と、優しき継母との、微妙な距離感。

「影踏み」では、両親の離婚で父親と離れ育った娘。
遠くからそれでも娘を大事に想ってた父親。その、これもやるせない距離感。

それぞれの状況は似て非なるものだけど、
語られるテーマはどこかオーバーラップする。

たまたま、この「珈琲時光」を初めて観た時期と、
「影踏み」発売時期が重なっていた、という理由もあるのだろう。

この曲が「珈琲時光」のエンディングで流れても全然不自然じゃないな、なんてことも思う。
もちろんそれは侯孝賢監督の意図するところとは離れるのだけれどもたぶん。

---------- カゲフミ -----------



日記を覗くように、
何もかも。

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