■判断の甘さは命取り

for Rent


for Rent から 取り壊しへ
かつてここは、コンビニ最大手のセブンイレブン。
去年の6月から借り手がなく for Rent になっていました。
それが今朝は、こんな状態でした。
借り手もなく、ついにあきらめたようです。
セブンイレブンの時代は、お客様も多く繁盛していました。
しかし、ここのオーナーさん、
あるとき突然、コンビニ3番手のチェーンに鞍替えしました。
コンビニの対売上高粗利益率はおよそ、30~35%。
セブンイレブンでは、その粗利益の45%を、
ロイヤルティとして本部が徴収します。
標準的な日商は50万円。
オーナーさんの取り分は、1日当たり9万円前後。年間では3300万円程。
この中から、パートアルバイトの人件費を払い、自分の収入を確保し、
残りを店舗投資の回収に向けなくてはなりません。
しかし、この3番手チェーンではロイヤルティは30%。
もし売上高が同一ならば、年間で1000万円もの収入増になるわけです。
おそらく、この数字のマジックにとらわれて収入増をもくろみ、
鞍替えを強行したのでしょう。
(あくまでも、推測に過ぎませんが。)
しかし、セブンイレブンとすれば、この離反を看過しておくはずもなく、
まもなくわずか数十メートルの所に、セブンイレブンの新店をオープン。
そしてこの店、ついにこのような廃業撤退の有様となりました。
目先の欲をかくのも、良し悪しですね。
競争社会においては、大企業の「腕力」にはすさまじいものがあります。
情勢をしっかり見極めないと、力でねじ伏せられます。
ちょっとした判断ミスが命取り。ビジネスは、難しいものですね。
■近所で見つけた花

ヤマホロシ
蕾は薄い紫色なのに、咲くと紫色から白へ。
あまりに繁殖力が強いので、「山滅ぼし」という名前がついたのだとか。
僕のマンションにお住まいの方のお庭の木です。

for Rent


for Rent から 取り壊しへ
かつてここは、コンビニ最大手のセブンイレブン。
去年の6月から借り手がなく for Rent になっていました。
それが今朝は、こんな状態でした。
借り手もなく、ついにあきらめたようです。
セブンイレブンの時代は、お客様も多く繁盛していました。
しかし、ここのオーナーさん、
あるとき突然、コンビニ3番手のチェーンに鞍替えしました。
コンビニの対売上高粗利益率はおよそ、30~35%。
セブンイレブンでは、その粗利益の45%を、
ロイヤルティとして本部が徴収します。
標準的な日商は50万円。
オーナーさんの取り分は、1日当たり9万円前後。年間では3300万円程。
この中から、パートアルバイトの人件費を払い、自分の収入を確保し、
残りを店舗投資の回収に向けなくてはなりません。
しかし、この3番手チェーンではロイヤルティは30%。
もし売上高が同一ならば、年間で1000万円もの収入増になるわけです。
おそらく、この数字のマジックにとらわれて収入増をもくろみ、
鞍替えを強行したのでしょう。
(あくまでも、推測に過ぎませんが。)
しかし、セブンイレブンとすれば、この離反を看過しておくはずもなく、
まもなくわずか数十メートルの所に、セブンイレブンの新店をオープン。
そしてこの店、ついにこのような廃業撤退の有様となりました。
目先の欲をかくのも、良し悪しですね。
競争社会においては、大企業の「腕力」にはすさまじいものがあります。
情勢をしっかり見極めないと、力でねじ伏せられます。
ちょっとした判断ミスが命取り。ビジネスは、難しいものですね。
■近所で見つけた花

ヤマホロシ
蕾は薄い紫色なのに、咲くと紫色から白へ。
あまりに繁殖力が強いので、「山滅ぼし」という名前がついたのだとか。
僕のマンションにお住まいの方のお庭の木です。
