何ごとも、だいたいで!

旅行大好き。旅先では、
テニス、プール、街の散歩。
そして食べるのが大好き。

マレーシア(半島) 2005.04

2008-01-21 00:05:31 | 

■引退組の下調べ

いつもなら、5日間フリーのツアーに乗るのですが、
このときはマレーシアが始めてなので、パッケージに乗りました。
なんと、18組33人の団体で、4組が現役、あとは引退組でした。
当然、ほとんどが海外移住をどこかで考えているようで、
必要資金や、生活費、医療、娯楽、気候などを気にしていましたし、
なにより海外旅行の猛者ばかりでした。

マレーシアで3年、イタリアで1年など、海外暮らしの経験者ばかり。
2週間旅程のツアーにも参加しているという強者たちです。
当然、とてもよく勉強しているヒトたちなのですが、
あまりにも詳しくて、いい加減な僕にはよくわかりません。
ただ、100%完全に良いところなんてあるわけないわけで、
医者が心配なら、都市部で暑くても我慢しなくちゃしょうがないし、
暑さがいやなら蝿を我慢(キャメロンハイランド)しなくちゃならないとか、
当然どこかは妥協しなくちゃならないのですがね。
一口に移住と言っても、あれこれ条件つければ、
そうは簡単にはいかないようです。

おもしろかったことは、団体旅行だというのに、とても楽しかったことです。
1人Nさんという70になる人が、冗談ばかりの中心人物で、
バス中では、さかんにジョークを飛ばし、
大いにみんなを楽しませてくれたことです。

これが口が悪いんですわ。そこが、またいいんですけどね!
ちょいと慣れたら、デイパックを背負ったジーンズ姿の僕をみて、
「バングラディシュから出稼ぎにきたのか?」
なんて、揶揄したりします。
ひどい言いかたでしょ。あはは^^
これには、奥さんもすっかり乗せられて、ジョークの応酬。
はは。

早起きして、準備中の市場を覗きます。


あ~、忙しい忙しい。


準備中でも、売り込みは忘れないよ。


豊富な野菜。


その場で、ドンドン焼いています。


唐辛子もたっぷり。

当たり前のことなんですが、引退組の夫婦ばかり。
見ていると、人前での夫婦の見え方とは裏腹に、
ちょっとしたところに夫婦の普段の有りようがのぞいて、
これがまた実におもしろかったです。
まさに、外見と実情というやつでしょう。
って、僕ら夫婦も全く同様なんですがね。あはは。


たぶんクジャクサボテン

奥さんの指です。
わかりますか?こうやって、いつもちょっかい出してくるんです。
もったいないから、どうせ撮るなら自分を撮れと!
だから、ほとんどの写真に、奥さんが写っていて、
載せられる写真がちょっとしかないのです。^^

台湾旅行(8)油化街(Last)

2007-12-19 00:03:20 | 

■バロックの問屋街

写真の整理が、どうしても間に合わず、遅れてしまいました。
台湾旅行の記事は、これが最後です。^^


問屋街で有名だというので、油化街へ出かけました。


なるほど、歴史がある街のようで、
レンガ積みの装飾的なバロック様式の建物が見られ、
なかなかいい雰囲気でした。

ちょっと、横浜や神戸を思わせる趣もあり、
上海の疎開地の景観も、頭をよぎりました。
食材と貿易の、切っても切れない関係をあらためて思いました。^^


ひどく明るい店から、とっても暗い店。
店頭には、大きな袋や箱に、珍しい食材が山盛りで、
ただひやかして歩くだけでも、とっても楽しかったですよ。


もちろん、カラスミと干しホタテも、買っちゃいました。^^
でもね。
北海道産のカラスミや干しホタテを、
台湾で買うというのは、なんとも妙なものですね。(^^;


■おまけ


こちらは、孔子廟の庭のリスさんです。
人馴れしていて、餌をあげようとすると、ごらんの通り。
なんて、かわいいのでしょう。


決していじめられない、というのは素晴らしいことですね。
でも、それは同時に恐ろしいことかもしれませんね。

台湾旅行の記事、読んでいただいてありがとうございました。m(_ _)m

台湾旅行(7)市場(娯楽の場)

2007-12-17 00:26:34 | 



東南アジアにきたら、市場や屋台を見ない手はありません。
ワクワクしながら、さっそくおでかけ。^^


■寧夏路夜市


商店が店を開けるのが11:00~20:00。
対して、夜市は17:00~2:00。



台湾の方の朝の仕事始めは遅いそうで、その分夜更かしは当たり前。
夜市には、ゲームなどの娯楽マシーン^^も揃っていて、ゲーセンの役割も。
少なくとも他の国の市場では、これほどの量を見たことがありませんでした。



つまりここは、夕食の一般的な提供場所であるとともに、
若者たちの娯楽の場所でもあるようです。
日本で言えば、毎晩、まるでお祭り夜店がでているようなもの。^^


左は悪魔の果物菱角」。栗みたいな味です。^^


これは、な~んとあひるの「首から頭」。「舌」とかもあります。
娘が、ぎゃ~ぎゃ~言っておりました。^^


巻貝


左は、おせんべいとクッキーとの中間?
右は、プリンとか亀のゼリーとかタピオカとかの飲み物。あまり甘くなくていいです。


おでんは、日本の関東煮に比べれば薄味、でもおいしい。
右は、干柿を甘い皮で包んだお菓子。


牡蠣入りのたまご焼き。これが、とってもおいしい^^


左は残念、鱶鰭ではなく、とろり野菜スープ。右は魚丸(練り物)のスープ。


■四平陽光朝市


商店が店を開けるのが11:00~20:00。
対して、朝市は7:00~13:00。台湾は朝市ですら遅いようです。


7:00ちょうどでしたが、まだまだ準備中。
右の豚さんの「顔」はどうだ!(^^;


ここまでくると、ちょっと怖いです。
豚さんの黒い脛毛を、毛抜きで1本1本抜いています。(^^;


ラフランスを買いましたが、
4個のうち3個までが、ガリガリで甘くなく、大ハズレ(^^;


近所の八百屋さん


■士林夜市


さすがに最大級。外だけでなく、建物の中までの大きな市場。
線的でなく、面的に広がっているので、迷子になりそうです。^^
ファッションも多く、女3人に引っ張りまわされて、もうクタクタです。




えっ!?「えんど」(これって女性靴)
う~ん、たぶん「えんどう」のつもりで、にしちゃったのね。あはは。


金魚すくいじゃないよ、亀の子すくいだよ。^^


こちらは海老さんです。これって、この後どうするのかなぁ~??^^


また、なんちゅう大きさのソーセージなんでしょう^^
こんなの1本食べる人がいるのかなぁ~(^^;




■四平陽光夜市




■食べたもの(もちろん、撮り忘れあり^^)










これだけ、ちょっと説明。この赤い粒は、プチトマト。
トマトに水あめをかけて固めたお菓子なんですよ。
間の赤紫色のものは、梅干のようなもの。いけます。^^
トマトの代わりに、いちごもあります。おもしろいでしょう?。







どうだ!
これだけ並べりゃ、胸焼けしただろが・・・。
うふふ^^

台湾旅行(6)九イ分(チョウフン)

2007-12-16 00:53:10 | 

■キャバレーの町

今回、台北への旅行では、
往復4時間もかかる九份は、諦めることにしていたのですが、
どうしても行きたくなり、1日かけて行ってきました。
なにしろ、nonnさんのブログで見て、前から行ってみたいと思っていたのです。

オプション・ツアーもあったのですが、
それだと、向こうに居られる時間はたったの1時間半。
なので、敢えて電車でいくことにしました。
地下鉄くらいならいいのですが、長距離電車となると、乗り方もよくわかりません。
でも、これも見知らぬ場所でやる楽しみのひとつです。



当然ながら、時刻表を見ても、チンプンカンプン。
特急がよいと書いてあっても、それがわからない。
LocalとLocalExpressはあるけれど、LimitedExpressはみつかりません。
しかたなくLocalExpressで。
どうも自強号というのが、最速急行のようなのですが、
娘がつたない英語で聞き込んできたことによると、
乗り換えしないで済ませるにはこれがいいとかで。
(娘の英語も、たいしたもんだ。あはは。)

えっ!?
やってきた電車は、ラッシュの通勤電車!!
ここでは、まさか弁当を食べるわけにはいかないなぁ~(^^;
でもしばらくすると車内はすいてきて、
なにやら朝食らしきものを食べる人もチラホラ。
心を強くして、ちゃっかり食べさせてもらいました。




花連に着くと、駅には親切なボランティアのお年寄りがいて、
とても上手な日本語で、そこから九份への行き方や、
帰りの電車の切符の買い方まで教えてくれ、大いに感謝しました。
もっとも、TAXIを使うことにしましたが・・・。
9時を目指していたのですが、結局着いたのは10時近く。
雨も降り出しました。
でも、これがまたいい~のです!!^^



雨が多いと聞いていたのですが、傘は面倒なので、ひどく安物の雨合羽を。
いやぁ~、いい町ですね。
たくさんの小さな店が、くねくねと曲がりくねった道沿いに並び、
印象的な赤い提灯の下に、ごちゃごちゃとした猥雑さを醸し出しています。




奥へゆくと、山に沿った急激な階段になり、
両側に寄り添うように店々が並んでいます。
小さな、でもちょっとした料亭街風?とでも言ったらいいのでしょうか。



他のツアーのガイドさんらしき人が説明するのを盗み聞きすると、
日清戦争の結果、日本に台湾が割譲されて以降、
ほとんど日本人専用の飲食店(キャバレー)街として繁栄したとか。
それで、小さなお店たちが、山際に張り付くように寄り合う町だったのですね。



一通り歩いて、先にアップした九份茶坊で、1時間ほどゆっくりお茶を楽しみ、
その後、魚丸(魚のすり身)のスープや麺のお店で食事。
この頃には、もう観光客でいっぱいです。
台湾の人の多いこと。台湾の方にとっても、ここは有数の観光地なんですね。^^


九份のバス停近くからの風景、海が見えます。
九份は、台北から遠く東に向かった海岸近くの町です。

約4時間半。九份の町を、たっぷり楽しませてもらいました。^^

台湾旅行(5)商売上手

2007-12-15 02:30:46 | 

■漢方薬の売り方

初日のツアー。
朝もはよから、保安宮、孔子廟、中正紀念堂、忠烈嗣、故宮博物院。
それに、DFSやら、ウーロン茶屋さんなど、
あちこちひっぱりまわされて、足はもう棒のよう。



保安宮
お参りしている方の姿を見ると、台湾の方は、信仰心が強いのを感じます。

ツアーのバスの中で、
みんなが「なんで、保安官に行くのぉ~?」なんて、言っています。
筆文字だと、確かに保安官に見えるんですよね。
西部劇じゃあるまいし、ヘンだなとは思いました。(^^;


故宮博物院
ものすごい展示量。足はガクガクです。^^



忠烈嗣での衛兵交代式
ピクリともせずに、1時間もジッと立っているなんて@@
まったく、アホ・・・、いえいえ奇跡的忍耐力です。(^^;

歩いたこと、歩いたこと。もう、クッタクタ。(^^;
そうなったところで、最後は、おさだまりの足つぼマッサージ。
別料金とはいえ、ここで「足つぼマッサージはどう?」とやられたら、
こりゃ~誰でもやりたくなりますわな。
我が家も違わず、4人全員が受けたのです。
さすがにうまい商売。
疲れさせておいて、これとは、絶妙のタイミング商売だね!
な~んて笑いながら、受けたのでした。


足つぼマッサージ

さ~て、まずは肩や首筋のマッサージ。
肩が凝っていますね、睡眠不足でしょう、から始まります。
足つぼをグイグイ押されて、痛くて思わず悲鳴を!
すると、悲鳴を上げるたびにあそこが悪い、ここが悪い。

結局、胃腸が弱っている。食べすぎ。
肝臓が悪い。お酒を毎日、飲んでいるでしょう?
腎臓が悪い。おしっこが近いでしょう?
膀胱が悪い。おしっこのキレが悪いでしょう?
睾丸が悪い。・・・などと、ずらずら、ずらずら。

合間に白衣の女性がやってきて、漢方薬を勧めるのです。
3ケ月分で、24500円。
買ってくれるなら、マッサージ代の3500円はおまけしますとのこと。
断っても、断っても、そのしつこいことと言ったら・・・(^^;

確かに今回のツアーは、若い女性が大半の80人。
家族連れは2組、後は年配の女性グループ。
こんな高額商品、若い女性が買うはずもなく、年配組をねらってのことは明白。
これも、なかなかうまい商売方法。
マッサージで疲れをとろうとやって来て、
気が付いたら高額な漢方薬を買ってしまっていた。
な~んて、よ~く考えられた手法です。
指摘箇所が当たっているだけに、断るのに、ほんと苦労しました。(^^;

しかし、奥さんですが、げげげ。
なんと、しっかり買わされていたのです。
僕が以前、中国旅行でついつい買ってしまった漢方薬に、
さんざん文句をつけていたというのに、
な~んと自分は根負けして買ってしまったのです。あはは。
気がついたら、OK しちゃっていたのよねぇ~。(^^;
はて?
うっかり買ってしまったのか?ちゃっかり買ってしまったのか??^^



な~るほど。
おじさんには若い女性。おばさんには若い男性。
わざわざそういうマッサージ師を割り当てるわけですね。
財布のヒモも緩むわけです。ふふふ。









の指(爪)は、もともと3本だそうです。
しかし、皇帝や神様を表わす意味もあるらしく、
後代になるにつれ爪の数が増えていったそうです。
その結果、現在では龍の爪は5本にまでなっているとか。^^
(ここは4本。爪が多いほど、偉いらしい。)

台湾旅行(4)商売上手

2007-12-14 00:00:46 | 

■お酒の売り方

朝市や夜市での食事ばかりだったので、
好記坦仔麺(ハオジーダンヅァイミェン)へ出かけ、
コテコテの台湾料理を、楽しみました。




入り口には、何十種類もの料理が並べられており、
ここで料理を見ながらオーダーします。

夕方6時前というのに、さすがに有名店。
店内の席はいっぱい。歩道の上のテーブルへ。
しばらくすると、料理がやってきます。


大粒しじみの醤油漬け     青菜の炒め物
ごめん。がっついていたので、食べてしまいました。(^^;
ビールすら、頼むのを忘れています。^^
「しじみの醤油漬け」は、以前このブログで紹介しましたね。
しっかし、これはニンニクが効いているというより、まるかじりの感じ。強烈です。

よくわからない日本語をしゃべる、
クローネンブルグのタイトなユニフォームを着た若い女性。
どうやら、お酒の担当の専門のようで、ビールの注文をとりにきます。
ところがこの女性、なんとグラスにお酒をついでくれるのです。
日本ならともかく、海外では有り得ない光景です。
たった1人で忙しく動き回り、注文を受け、運び、
暇さえあれば感心するくらい、あちこちに気を使って、
グラスがあくと、飛んできて注いでくれます。

そうなると、まぁビールもすすんでしまうのは当然のことで、
ままよと、追加オーダーもしてしまうことになります。
なかなか・・・(^^;

たまたま、メーカーさんから派遣されたデモガールなのでしょうか?
どうもそうではなさそうです。
きっと、お酒は歩合制にでもなっているのでしょう。
この女性は、売れるコツとして、
お客様のグラスを空けたままにしないことにしたのでしょう。
(まるで、クラブのホストやホステスみたいですけど。)
でも、うまい売り方だと、ここでも感心したのでした。
さすがに中国人ですね。^^


炒め鶏肉の唐辛子黒ゴマ醤油煮込み
これも、ニンニクがどっさり(^^;


サラミソーセージ        手洗い用のボウル
左のサラミは、お店からのサービス。
サラミにこのニンニクを乗せて食べるのだそうです。強烈です。(^^;
右の手洗いボウルの中身はウーロン茶です。臭い消しにもなるらしい。


揚げ海老のピリ辛塩炒め
ショウガが効いていて、ビールがうまい^^


蟹ホタテ海老イカのちまき
もち米に蟹をまるまる加えた、海鮮おこわ。うまい、うまい^^


さてトイレにいくと、お手いの流しの下はこんな風。
少々子供っぽいですが、楽しげですね。


帰る頃には、もう行列が・・・
それにしても、これらは蝋のサンプルではなく、すべて本物。
サンプルをつくるだけでもご苦労さんです。^^

台湾旅行(3)商売上手

2007-12-13 02:05:13 | 

■お茶の売り方(2)九份にて

九份茶坊(チョウフンチャーファン)という烏龍茶の喫茶店に入りました。
年配の女将が、なかなかの美人さんで、とてもいい雰囲気だったからです。
目的のお茶屋さんは別にあったのですが、雨も降っているしと入店。

オーナーは画家で、趣味で集められた骨董品の家具や照明、焼物がたくさん。
建物も、築100年の石積みとくれば、それはすばらしいもの。
とってもいい雰囲気です。
ガイドブックには、茶水代が一人100園(350円)かかると。
お茶で350円とは、台湾とすれば、結構なお値段。^^


焼物の便器。骨董品なのでしょう。

さて、メニューを見てあれれ?
席料というのが、1人100園(350円)かかり、その上でお茶代金は別途なのです。
およそウーロン茶は700~900園くらい。
かわいい女の子に勧められるまま、
「東方美人」と言う名のお茶をオーダーしました。
な~にたったの800園です。


東方美人 70%の発酵茶だそうです。

えっ!?800園@@
800園といったら、なんと2800円です。
要するに、お茶を買うのではなく、40gほどの茶葉を買う仕組みなのです。
1回に使うお茶は10gほどですから、残りはお持ち帰りということになります。
それにしてもこのお茶、100gに換算したら7000円にもなろうというもの。
な~るほど。高い茶葉を売るのがここの商売なんですね。
あの大山茶芸教室のプーアル茶より、はるかに高いお茶です。(^^;



茶菓は烏龍茶漬の梅を頼みました。
締めて4480円、一人当たり1120円。
安いものだと考えていたのですが、よ~く考えるとすごい値段です。
2人で利用したら、なんと3780円、一人当たり1890円という客単価です。
普通に、こんな高額なお茶を売っても、そうそう売れるわけはありません。
雨だというのに、お客さんは次から次へと。商売繁盛(^^;
たいしたものです^^

ついてくれた女の子。
美人じゃないけど、若くて明るくて、かわいくて、
とっても感じのよい子でした。
その日本語は、うまいとかヘタなどというレベルではなく、
まさに日本人そのものなのにびっくり。


コロコロとよく笑い、とってもかわいい。

中国とちがって、ひげの人間は少ないせいなのか、
顔を見て、まずは「かっこい~い」と言われてしまっては、
やにさがってしまうのは、人間なら必定。



お茶の立て方の説明を聞きながら、
そう言われたからには冗談のひとつも言うことになります。
コロコロと笑いながら「おもしろくて、かっこいいお父さんだね。」
と再度言われるに及んで娘や奥さんたちからは、
「若い子だと、すぐこれだ!^^」
「かわいい子相手に、ニヤニヤするな(^^;」
「すぐ調子にのるんだから・・・」
と、まぁそれはそれは、あれこれとブーイング。
あはは。

するとその子、ちょいと声をひそめて、
「お客さんだからね。お世辞。お世辞言っただけ。」とにこり。
ここで、爆笑です。
ジョークまで日本流、上手な日本語にはまったく感心しました。
まぁ、こうなると高くはない。
安いもんです。な~んて^^


最初の席

というわけで、親子4人、あーでもないこーでもないと、
実に楽しい時間を過ごし、気が付いたらなんと1時間も過ごしたのでした。



さすがに娘はよく調べてきていて、席が空くのを待って、
途中から、わざわざこの席へ変更してもらいました。
靴を脱いで座れるのは、なんたっていいもんですよね。


バルコニーからの九份。和洋中の折衷で、実に奇妙な風景です。

ほんと、ツアーでなく、単独でやってきてよかった。
オプションでは絶対に、こんなにゆっくりとした時間を
過ごすなんてことはできなかったはずですからね。



台湾旅行(2)商売上手

2007-12-12 03:07:13 | 

■お茶の売り方(1)

台湾へは仕事で行ったことはあっても、
観光は初めてなので、とりあえずツアーにのりました。
お定まりのコースには、大山茶芸教室がちゃんと入っています。
日本語がとても上手な68歳の先生(ウーロン茶職人さん)。
言葉巧みに、自分のウーロン茶の宣伝をします。


左は灰汁抜き、右はご自慢の不思議な茶器の紹介。

でもさ、知ってた?
日本のお茶は、発酵0%のお茶、これが緑茶。
カフェインが多いので、寝る前に飲むと眠れなくなるとか。
この茶葉を、30%発酵させると、ウーロン茶。
40%ほど発酵させると、鉄観音茶。
80%発酵させると、プーアル茶。
紅茶は、100%なんですって!!
緑茶と紅茶とウーロン茶が、元は同じなんて知りませんでしたよ。(^^;


見て見て!!もう、買う気満々でしょう^^

その後は、巧みな話術。
お茶の本格的な入れ方、味や香りの違い、偽者と本物の話。
最後は、高山烏龍茶はこれで、2000円。
ダイエットのプーアル茶にいたっては、たったの15000円とか。
今日は80人ものお客様がいらしてくださったので、
特別に先着20名さまにこれを12000円でお分けします。
欲しい人は挙手を!

途端に手を上げるひとが、バタバタとでてくるんですよね。
あはは。

うちの奥さん、思わず買いそうになるのを、かろうじて押しとどめました。
高山烏龍茶は100gあたり1330円。
これはまぁいいとしても、うちにはうんざりするほど買い置きが。
プーアル茶に至っては、300g程の円盤が12000円。
100gあたり4000円という高額。
こういう説明販売に、弱いんですよねぇ~、日本人は(^^;

ちなみに、「日向臭い」あるいは「古い畳の臭い」といわれるプーアル茶。
このお茶は、そうした独特の臭いがなく、鉄観音のようにさわやかでした。




全部99元
えっ!?
てんで夜覗きにいきました。
1が小さく付いているでしょ。199園(元)なんです。
しかも、全部はウソ。ごく一部でした。(^^;


よくわかりませんが、儲かりますように、お金がたまりますように??





幸福、開運の張り紙が、あちこちに。
それに、お正月にはまだ早いので、今年のものがいまだに?
1年中、貼っておくものなのでしょうか?^^


なにやら、募集広告でしょうか。


貸家ありってところでしょうか。


出精値引き?70%OFFのようです。


こんなところに干し物が・・・。あはは。

台湾旅行(1)街

2007-12-11 02:07:16 | 

■ホテル周辺(台北の街)

行かれた方もいらっしゃると思いますが、町並みを。


タクシーは、計程車というようです。(空港にて)


ホテルです。おせじにも、きれいではありませんでした。
安いツアーですから。(^^;
北京オリンピックは無関係でしょうが、今、台北は工事ラッシュ。
ホテル前は地下鉄工事だとかで、一晩中ガーガー工事の騒音です。


寄り合いビルもおもしろい。


寄り添うポスト^^


街中にこんなものが。信心深い人が多いようです。


買ったら最後、こっちのもの??
バルコニーまで部屋を拡幅したり、さらにその外へ出窓の増改築。
日本じゃ、絶対許されませんね。^^




こんな町並み。路上駐車は当たり前。



この街の特徴はこれ。バイクの波。
自転車と言ったら上海ですが、バイクと言ったら台北なんだそうです。
どこでも止められるので、原付が一般の交通手段だそうです。
勝手に白線まで引いているところまであります。



すごいね、黒猫ヤマトの宅急便。こんなところまで。
良く見ると、改造した3輪自転車なんですね。(^^;



写真じゃわかりにくいのですが、バスは道路の真ん中に専用車線があり、
当然ながら、バス停も道路の中央添いにあるのです。
バスに乗るには、
横断歩道をわたってセンターラインにまで行く必要があります。
おもしろいですね。
(ポール=街路灯が立っているところが、中央線)

行ってきま~す

2007-12-04 06:07:35 | 
■行ってきま~す!



下の娘が、やっとパスポートをとりました。
これで、はじめて親子4人揃って海外へ出かけられます。
明日から、台湾はタイペイへゆく予定です。
今日は準備です。
しばらく日記を休みますが、よろしくお願いします。^^

娘からのメールで、「早口言葉」がきました。
以下の言葉を、10回連続して早口で言ってみてください。
言えませんよ。^^

パンナムパンナムパンナム・・・
10回言えました?
言えますよね。

では、パン壁
パン壁パン壁パン壁・・・
10回連続で言えましたか?
早くいわなきゃ、ダメよ。^^

言えた方が何人いるか、楽しみにしながら、行ってきま~す!

ランカウイ島/ペルジャヤ・ランカウイ2006.04

2007-12-01 00:19:42 | 

■ペルジャヤ・ランカウイ・ビーチ&スパ・リゾート


一昨日は、ボルネオ島。
今日は、マレー半島の西北端に位置する、ランカウイ島です。
左は、ネットからの航空写真、右は僕の地面写真^^


こちらの海岸の蟹さんは、ボルネオ島の蟹さんより、かわいらしい^^


同じように、露天堀りがさかん。


見て見て!
この馬鹿でかい砂浜にぎっしりと、露天掘りの団子が延々と・・・!
いかに人が来ないかであり、ここを歩くのはちょっと気がひけます。(^^;
ボルネオ島の蟹さんを紹介したら、
どうしてもこれをお見せしたっくなって、アップしちゃいました。(^^;


タマムシ色の蟻さん?
枯葉色のトンボに、赤トンボ。


良く見かけるのは、この2種類の鳥さんです。


テニスコートは、お猿さんたちに占拠されています。
およそ、テニスなんてやるヒトもなし。この数が相手では、意欲消失^^
ゲーム中に、ベンチに置いたものをかっさわれそうです。
そういえば、「MONKEY BUSINESS」というタイトルのチラシが部屋にありました。
決して、エサを与えないこと。バルコニーのドアと窓はロックすること。
日本の猿の凶暴さを思い出して、テニスはあきらめました。(^^;


マチンチャン山へのロープウェイ。
これがまた、おそろしく急傾斜で、絶壁を這い上がるような感じです。


上にある展望台。
たった1本の斜めになった鉄柱で支えられている吊橋。
風でフラフラと揺れています。
高所恐怖症の僕は、足がすくんでしまいます。(^^;

マレーシア・ランカウイ島の花、一挙に公開です。
って、そんなに大げさなもんじゃないですが・・・^^









ボルネオ島/コタキナバル(2/2)

2007-11-29 03:05:03 | 

■透き通る、空と水と空気

「水」


「光」


「空」


「山」(キナバル山?)


「木」


「大地」


「夕陽」


「花」

奥さんと朝、海岸を散歩していました。
すると、この2組のカップルが、それぞれやってきたのです。
一緒に「ネイチュア・ウォーキング」(丘のハイキング)に参加した2組。
若い方でも、やっぱり早起きしたりするんですね。(^^;


早朝の市場には、新鮮な魚もいっぱい。
綺麗過ぎて、おいしいのかな?あはは。
それに氷もないから、買うなら早いとこしないと・・・(^^;


お団子の山の犯人はこの方、蟹さんです。
穴を掘るのですが、丸めてから運び出すようですね。
おもしろい風景です。^^
この後、鳥さんがこの蟹を狙ってやってきます。
砂浜は、鳥さんの足跡で、また一変します。^^

ボルネオ島/コタキナバル(1/2)2005.09

2007-11-28 00:13:36 | 


山小屋さんが、ボルネオのキナバル山にのぼり、
ブログに素敵な記事と写真を載せています。
一昨年、コタキナバルに行っていたので、
僕もちょっと写真、のっけちゃいますね。^^


早朝の風景


■砂がつくる表情


やわらかい朝陽が砂に落とす影は、美しいです。

◆雨の足跡



◆風の足跡


◆波の足跡


◆海の足跡


◆何の足跡?

お団子の山!
これって、なんでしょうか?
あててくださいね。(^^;




びゅ~ん Wave Runner

2007-11-05 00:27:05 | 

■インドネシア/ビンタン島(2000.07)

旅行者は、僕らだけ8人だけでした。
しかしホテルの従業員は、30人近くいます。
そりゃぁ~、ヒマですよね、このお客様の数では。あはは。


Mana Mana タイ料理のレストラン。



南の島の男たちってのは、働かないなぁ~。
みんな、キックバレーで遊んでいます。
(バレーボールのルールで、サッカーやるようなスポーツ。)
あとの男たちは、若い女の子(日本人)を必死に口説いています。
口説いているんですよ、信じられます?
しかも、みごとに1人は、成功しました。(^^;
(姉妹2人で旅行にきた18才の下の女の子。日本人もやるなぁ~。)

僕らは、ウォータースポーツとして、KAYACをやってみました。
そのとき、島の裏側で偶然見てしまったのです。あちゃ~@@;



朝の雨があがっても、どんよりとした空。でも蒸し暑い。


ヒマな男たちは、なんだかんだといって、
側にやってきては、カタコトの<英語>で話しかけます。
ひとなつこい性格は、あたたかい風土のたまものなんでしょうね、きっと。

最後に、Wave Runner、ウォーターバイクみたいなものに挑戦。
30分で$50、2ポジションを借ります。
最初は運転になれず、2回も海に投げ出されました。
奥さんの時計は、どっぷりと海水を飲んでしまって、おじゃんです。
(ここで買った時計。防水じゃなかったようです。)

走らせると、こりゃまたおもしろいのです。
なんたって、スロットルが、握りバーの回転ではなく、
自転車の手ブレーキみたいなレバーなのですよ。
ちょっと引くと、ハンマーでたたかれたみたいに飛び出します。
振り落とされそうになって、レバーをゆるめると、止まりそうになるし。
調整が、とても難しいのです。だから、とてもおもしろい。

波頭から波頭まで空を飛ぶ。ピューン!ひぇ~!
奥さんが背中で、きゃ~きゃ~と悲鳴を上げています。
ジェットコースターも平気の平左なのに。
子供みたいに、楽しいひとときでした。
7年前は、まだ若かったしね。(^^;


ちょっと、合歓の木に似ています。


ハナキリンのように、見えます。

◆セルビア戦、残念でした。でも感謝です。楽しませてくれました。^^

食べ方にもお国柄^^

2007-10-15 06:04:54 | 

■韓国/明洞(ミョンドン)・南大門(ナンデムン)

◆食事の価格(明洞)

僕が行った頃は、1円は約10W(ウォン)です。
(調べると、今は7.8Wくらいのようです。)
それからすると、韓国の食は、やけに高いように感じます。
観光客価格なんでしょうか?


粥郷 牡蛎粥5000W
牡蛎の香りがあり、とてもおいしかった。水キムチもはじめて。(左下)
下3品は、すべてキムチです。ここは納得。

焼肉ノビチブ カルビ30000W
焼き肉が高い。2人で20万W(2万円)ちかくなっちゃいます。
日本で食べるのと、違いません。(^^;
日本だと、店舗・サービスなどで高級店は、それなりの雰囲気がありますが、
正直、そこいらへんの食堂風なので、がっかりします。

海鮮鍋ウリジョン 小鍋25000W
夢中だったので写真なし。
口の中でクネクネと動き、唇や舌に吸盤が吸い付く生蛸の刺身。
おもしろいけど、食べにくいったらありゃしない。
ちょっと怖いし、途中で食べるの投げました。
海鮮鍋は、豪華でおいしかった。
蟹の入ったキムチ味の鍋で、これなら価格は納得です。


◆おもしろい食事(南大門)

韓国と言ったら、なんたって東大門、南大門の市場でしょう。
渋谷にも、東大門市場と言う名前のバーゲン会場ができたくらい。
(今は、なくなったみたいですが・・・)


市場飲食店街のお店
石焼きビビンバとスープのランチ。
店頭で、スープをコトコト煮て、ご飯をたいたり、焼き物をしたりしています。
おばさんの客引きの声に釣られて、入ってみました。
これでこそ、韓国の普通のヒトの食べ物。
サラリーマンやOL、観光客らしきヒトでにぎわっています。

おもしろいのは、おかずについてくるたくさんのキムチやナムル。
いくらでも、おかわり自由なんです。
それだけでも、ご飯が食べられそうです。
実に安く、満足価格でした。(たぶん、一人600円くらい?)


さて、その南大門市場の中となると・・・
ご覧のように、火事でもでたら大惨事というくらいのぎゅうぎゅう詰めのテナント。
従業員さんだけでも、通路を塞いでいます。
これに、お客さんが加わるわけですから、それはそれはすさまじい状態です。
こんな中で、従業員さんたちの胃袋を支えているのが、この方たち。


いわば、デリバリーピザなみの配達人。
器用にも頭にのせて、この人混みをスイスイと歩きます。


食事風景。おもしろいのでパチリ。


この食事は、何人分だと思いますか。
ご飯が4つありますよね。4人前なんです。
狭い場所だからという理由もあるんでしょうが、
同じ丼のおかずを皆でつつきあうようなんです。
親子兄弟ならともかく、他人じゃ敬遠するものですよね。
なかなか日本ではお目にかかれないものです。

通路上で、しかもテーブルにしている椅子の不安定さ。
上の写真の右側の赤い椅子。
このトレーは、あれに乗せているんですよ。
通行人が引っかけたら、ガッシャーンとなりそうなもの。
なんとも、不安定です。(^^;

また日本のように、ご飯茶碗であっても、
器を手に持って食べるのは下品
なんだそうです。
置いたまま、つっついて食べるのが礼儀。

お国柄がでていて、なかなかおもしろい光景でした。