何ごとも、だいたいで!

旅行大好き。旅先では、
テニス、プール、街の散歩。
そして食べるのが大好き。

和菓子の材料

2008-01-28 06:06:51 | 調べもの

■米粉の種類

体重うんぬんした矢先に、また食べ物を調べてます。^^

◆上新粉
うるち米を、洗って乾燥させ、生のまま製粉。和菓子の原料。

◆みじん粉
もち米を水につけて蒸し、これをついてもちにし、
さらに焼いた後、粗く粉砕したもの。豆菓子に使うらしい。

◆寒梅粉
梅の花が咲く頃、みじん粉を水にさらして乾燥させた粉で、
みじん粉より粒子が細かい。
ゆべしやくるみ餅などに使われ、らくがんの材料でもあるそうです

◆白玉粉
もち米を水につけて、これをすりつぶし乾燥させたもの。
求肥(牛皮)やだんごの材料。
(古来、玄米から作った。黒いので牛皮の名が。求肥は宛字。)

◆道明寺粉
もち米を水につけて蒸し、乾燥させた上で、粗く砕いたもの。
関西のさくら餅(道明寺)や和菓子の材料。
(さくら餅は関西では道明寺粉、関東では小麦粉を使用。)

◆しんびき粉(いち粉)
もち米を水につけて蒸し、乾燥させた上で、粉砕してから炒ったもの。
おこしの材料。

ふ~ん。
イタリアのパスタみたいに、すごくこだわりがあるんですね。
洋風ケーキよりは、和風の饅頭の方が太らないとか言われていますが、
実際はどうなんでしょうか?^^

このところ、神奈川は寒いですが、天気はとてもいいです。


■ご近所のお花


ウメ


いよいよ、咲き始めましたね。^^

土質の違い

2007-12-18 04:43:17 | 調べもの

■大根の種類

良く出回っているのが、よくご存知の「青首大根」。
もともとの主流は、「美濃早生大根」というすっきりした形の大根で、
三浦大根ともども、生産性や消費者の好みの問題で、
「青首大根」にとって替わられてしまったとか。

有名なのが、京野菜の「聖護院大根」。
一見すると、蕪を大きくしたような丸大根ですね。
重さが2kgくらいですから、なかなかの大男。
もともと「青首大根」である、細長い宮重大根を、京都の土で栽培。
そのうちに、なぜか丸くなってしまったとか。
関東ローム層はやわらかいので、根が伸びることができたのに、
京都では耕土が浅く聖護院地区では、根が地下へはれず、
そのため横にひろがって丸くなったとか。

忘れられない大根は、鹿児島「桜島大根」。
丸ごとを見たことはないのですが、
およそ10kg程度というから、かなりの巨漢ですね。

種類が違うとはいえ、先ほどの関東ローム層の話からいけば、
桜島の火山灰土で生育するのだから、長くなりそうなもの。
学者さんがいろいろ研究しているそうですが、いまだに謎だとか。
酒粕に漬けた「薩摩漬(桜島漬)」でしか、見たことはありませんが。

「守口大根」という、棒のように長い辛口の大根。
原産地は大阪守口市らしいですが、現在では名古屋や岐阜が産地だとか。
やはり粕漬けの「守口漬」は、名だけが残ったようです。

後は、不思議な中国大根。
「紅丸大根」は皮は紅色で肉は白く、「紅心大根」は皮が緑で肉が赤いとか。

おろしにすれば、和物の相手としてはなかなか便利。
煮物、漬物、鍋物にと、年中活躍ですね。


■近所で見つけた花?実??


不明


はて!?
これは、花なのか、実なのか。??


この実は、くすんだ褐色なので、めだたないのですが、
近寄ってみると、五角形とはいえ、
無数のボルトナットをぶら下げているかのようです。(^^;


ほとんどのものは、濃い茶色になっていました。

文化干し

2007-11-09 00:00:10 | 調べもの

■塩干物

昨今では、「鯖の文化干し」を見かけるようで。
文化干しとは、昔から聞かされた干し物の名前。
だけど、はてなにが違うの?って疑問!!
最近スーパーマーケットで見かけるのが、「文化干し」に並んで「灰干し」。
これも気になっていたので、調べてみました。
もともと保存食の考えからきてるのですが、
かえっておいしくなることで定着したとか。

(1)天日干し
文字通り甘塩を振って、竹で荒編みしたすのこの上で、お天道様の日に干す製法。
日光の紫外線で、タンパク質が分解され旨み成分のアミノ酸に変化。
伊豆の網代あたりではよく見かけるもので、最近は回転式のものがでてきていて、
干す時間の短縮化もすすんでいるとか。開き干しともいうらしい。

(2)文化干し
天日干しに対する、干し物の製法。
もともとは、塩した魚をセロハンでくるみ、
珪藻土(乾燥剤=プランクトンの死骸)の中に入れて、
自然に水分を吸収させる製法。
セロハンなんてものを使用するので、当時はとても「文化的」、から来たそうです。
ただし現在では、5%塩水につけた魚を、
20℃の冷風で、10数時間かけて乾燥させたもの。(冷風乾燥)
最近では、30分の方法もでていて、一般にはこれを文化干しと呼ぶようです。

(3)灰干し
文化干しに対して、珪藻土ではなく、火山灰の中で乾燥熟成させる方法。
昔ながらの手作り製法で、熟成するところがうまみの秘訣らしい。
文化干しが、現在では冷風乾燥にとって代わってるので注目されているようです。
こちらは、いまだに15時間程度かけているので、
アミノ酸を形成する熟成がすすむとか。
また、厳密にいうと、天日干しは、日光によって脂質に若干変化が起こり、
これが風味を阻害するとか。
それで、手間のかかる灰干しがいまだに珍重されるようです。

(4)調味干し
味醂と醤油、酒でできたタレに漬け込み、ゴマを振ってこれを干したもの。
これが、味醂干し。
くさやなどは、魚の内臓?を含む魚のダシで漬けてから干すもので、
製法は各社の秘伝で、100年~400年もかけて熟成するものらしい。
新規につくられることはなく、
塩を足すことで、伝統的に継承されるもののようです。

ふ~ん。
なにごとも、いろいろありますね。^^


■ご近所で咲いていた花


不明


葉っぱは、キョウチクトウのよに細長くて、スラリとしています。


おしべもめしべも、実に控えめです。^^


300のこだわり

2007-10-30 03:54:00 | 調べもの

■パスタの種類

僕の知っているパスタなんて、ごく一部。
正直言って、僕が使っているパスタとなったら、
たったの3種類しかありません。(^^;
茹で時間が短くて済む「スパゲティーニ」、
アラビアータ用に「ペンネ」、サラダやスープに入れる「フジッリ」。
このくらい。^^

ところが、本家イタリアには、
300種類を超えるパスタがあるというから、驚きです。
日本でも、パスタ屋さんにでも行くと、何種類ものパスタがあって、
そうなるとクライアントの手前、知らないとも言えません。
そこで、まさに付け焼刃で勉強しておくことになるのです。
それで仕事しているのですから、いいかげんなもんでしょ。
今だから言える。(^^; たはは。
以下は、必ずしも正確ではないので、鵜呑みにしないでね。(^^;


●ロングパスタ

・いわゆるスパゲティなんですが、太さで名前が変わります。
(厳密な決まりはないようです?)
日本では太めのものが本格的とされているようですが、
実際は茹で時間の短い、やや細めのものが利用されているようです。
また、冷製スパゲティとなると、とても細いものが使われています。
スパゲットーニ・・・・・・・2.0~2.2mmφ程度
スパゲティ・・・・・・・・・・1.6~1.9mmφ(ひもの意味)
スパゲティーニ・・・・・・ 1.2~1.6mmφ程度
ソブラカペッリーニ・・・・ 1.4mmφ程度(フェデリーニともいう)
ヴェルミチェッリ・・・・・・1.2mmφ程度以下(バーミセリともいう)
カペッリーニ・・・・・・・・・0.9mmφ以下(髪の毛の意味)
カペッリダンジェロ・・・・ 最極細、天使の髪の毛の意。0.9mmφ程度
               エンジェルスヘアーとも言うらしい

・マカロニみたいな穴あきのロングパスタ。
ブカトーニ・・・・・・・・・・ ブカティーニよりやや太い
ブカティーニ・・・・・・・・・2.5mmφの円筒形(穴あき)
ペルチャテッリーニ・・・ ブカティーニより細い
ジタ・・・・・・・・・・・・・・ マカロニのロングタイプ

・お店ででてくるのが、これ!
ズペルツィーノ・・・・・・・ねじり状のパスタ
リングィーネ・・・・・・・・・断面が楕円形の3mm幅の平打麺(小さな舌の意味)


●ショートパスタ

・スープの浮き身にしたり、サラダに。もちろんパスタとしても使われます。
フジッリ・・・・・・・・・・・・ねじり状。フィスリともいう。10.0mφ45mm程度
スピラーレ・・・・・・・・・・太いコイル状(スピラリーニ)
エリーケ・・・・・・・・・・・ フジッリより緩やかなねじり状
カバタッピ(アモレッテ)・・穴あきねじり状(バネ状)
ファルファッレ・・・・・・・ 蝶型
コンキリエ・・・・・・・・・ 貝殻型
コンキリエッテ・・・・・・ コンキリエの小型
コンキリーネ・・・・・・・・コンキリエッテのさらに小型
ルオーテ・・・・・・・・・・ 車輪の意味
ラビオリ・・・・・・・・・・・ 詰め物入りパスタ


●管状パスタ

・マカロニに代表される穴あきパスタ。
マッケローニ(マカロニ)・・4~6mmφの円筒形
マッケローニリガーティ・・ 表面に筋入り
ペンネナポレターナ・・・・・ペン型 24.0mφ67mm程度
ペンネッテリガーティ・・・・表面に筋入り
リガトーニ・・・・・・・・・・・・ 表面に筋入り円筒状(千本の筋の意味)10.0mmφ
リガティーニ・・・・・・・・・・ リガトーニより細い
カンネッローニ・リガーティ・・穴あきマカロニの小さくて短いもの
                8.0mφ15mm程度


●リボンパスタ

・日本のきしめんみたいな平たいパスタ。
タリアテッレ・・・・・・・・平打麺9mm幅程度
フェットチーネ・・・・・・・平打麺5~8mm幅前後(リボンが語源)
タリオリーニ・・・・・・・・3~4mm幅のリボン状、板パスタを切ったもの
トリポリーナ・・・・・・・・リボンの片側が波打った形状
ラザーニェ・・・・・・・・・板状パスタ(ラザニアですね。)
カンネッローニ・・・・・・板状パスタで詰めものを円筒形に包んで料理する


300種類にも及ぶ、こんなにたくさんの種類。
たぶんイタリアでも、とても使い分けられそうにありませんが、
でも、それぞれの店やメーカーが、他と差別するために、
あるいは地域の違いで、いろいろ工夫してきた結果なのかもしれませんね。
日本の麺だって、これほどではないにしても種類は多いですよね。
どちらにしても、すごいこだわりです。^^
こだわりの中においしさを求めるというのは、
文化の原点なのかもしれません。(^^;
もちろん、ぜんぜん覚えられません(^^;


■近所に咲いていた花


たぶんコセンダングサ


このカタチ、「ひっつきむし」みたい。^^
どちらが、咲き始めで咲き終わりか、よくわかりません。
多摩NTの住人さんのところには、紅葉したこの花が出ていますよ。
おかげさまで、花の名前を確信しました。(^^;


とにかく、頭花のみで、舌状花がないようです。
こんな星型の小さな花の集まり。


この8の字のものは、メシベ??


花芯から、五角柱状のものが・・・?




たぶん、これが咲き始めのように思えます。
なかなか、変化に富んでいます。(^^;

牡蠣の話

2007-10-27 01:57:40 | 調べもの

■男?女?不思議な生き物

「マガキ」「ケガキ」「イタボガキ」「岩ガキ(夏ガキ)」
の4種類が基本らしいです。
ヨーロッパの牡蛎は平ガキで、イタボガキの一種らしいのですが、
前世紀にフランスでは牡蛎が全滅の危機を迎えたことがあるそうで、
そのとき日本の「マガキ」の稚貝を輸出して全滅を救ったとか。

春の5~6月頃に産卵するらしいのですが、
不思議なことに産卵が終わると、
雌雄がなくなって中性になってしまうという不思議な貝。

そこからプランクトンを食べて成長するのですが、
このとき、産卵期までに栄養をたっぷりとれなかった貝は雄貝に、
栄養を充分とった貝は雌貝になるんだそうです。
おもしろいですね。
安心してください。
やっぱり、女性は栄養をたくさんとって、
お肉をつけた方がいいということです。^^

「海のミルク」と呼ばれるのは、牛乳と成分がとても似通っていて、
さまざまな栄養素が豊富だからだとか。
コレステロールを下げる「タウリン」も豊富だそうです。
(そうかそうか。これで食べる良い口実ができたゾ!^^)

<日本の牡蛎の生産地>

またしても、役にもたたないことですが、
オイスターバーに行くと、わざわざ産地の名前が書いてありますので、
予備知識として、日本の産地を調べてみました。
基本的に、日本海は岩ガキ(夏ガキ)、太平洋ではマガキ。

北海道「厚岸湖(あっけし)」
岩  手「山田湾」「船越湾」「大槌町」「釜石湾」「唐丹町(とうにちょう)」
岩  手「三陸町越喜来(おきらい)」「赤崎町蛸の浦」「陸前高田市広田湾」
宮  城「志津川湾」「奥松島」「松島」
新  潟「佐渡加茂湖」「佐渡夏野湾」(山小屋さんのご指摘で追加)
石  川「中島町」
静  岡「浜名湖」
三  重「生浦湾(おおのうら)」「的矢湾」「白石湖(渡利カキ)」
岡  山「邑久町虫明港(おくちょう)」「日生町(ひなせ)」「赤穂市板越湾」
広  島「広島湾」「呉湾」「広湾」
愛  媛「宇和海御荘湾(みしょう)」
佐  賀「九十九島(石花・せっか)」

さぁて、オイスターバーにでもでかけて、ちょいと一杯といくか。
な~んてできたら、いいですねぇ~。


■生産緑地の花


ホトトギス


実に不思議にして、複雑な形をした花なんですね。
柄入りの6枚のボート型をしたはなびら。
その下部には、丸い瘤のようなふくらみがあります。
で、オシベは、柄(え)にも同じような柄(がら)が入っているんですね。


で、これは??
蕾じゃなさそうなので、種かも?


さらにこのメシベ!?
この蜜のような、ガラス玉のような無数の粒粒はなんでしょうか?
調べてはみたのですが、これに言及している文面は、見当たりませんでした。
とにかく、かなり変わった花ですね。
おもしろい(^^;

アメリカ料理

2007-10-14 00:09:44 | 調べもの


■目をみはるアメリカ料理

スピード、スピードと、
このせわしない時代を生みだしたのはアメリカ人。(←たぶん^^)
でも反面で彼らは個人の時間をとても大切にしますね。
一杯の飲み物にも時間をかけ、
メニューを選ぶにもたっぷりと時間をかける。
飲むことも食べることも、選ぶこともおしゃべりすることも、
その時間を楽しもうとする気質にあふれています。
そんなアメリカ人の料理はどんどん進化しているようです。
貪欲なまでに異国の料理を取り入れ、
ありきたりではない「遊び心」に満ちた料理の数々は、
シェフそのものが創ることを
心から楽しんでいるからこそのように思えます。
今回は、アメリカで経験できる「ソース」を調べてみましたよ。

●ピーナッツソース
アメリカで人気のタイチキンピッツァ。(もう、古いかな?^^)
ピーナッツバターにマヨネーズ、卵、はちみつなど、
いろいろ入れて、最後にナムプラーを加える。
まさにこれぞアメリカン。
タイやインドネシアの香りを、見事に融合したソース。
パクチーが加えられることもある。
ピッツァでは、微妙にチーズと溶け合う新鮮な感覚。

●ケイジャンソース
18世紀、アメリカ南部のニューオリンズ。
イギリス人に追放されたフランス人たちの独特な料理。
殺菌効果の高いガーリックや、ペッパー、チリなどに、
パプリカやクミンなどを組み合わせてアレンジした
スパイシーでホットなソース。

●スウィートチリソース
とろりとしたソースには、赤唐辛子の種がいっぱい。
とりあえずは甘い。
けれど、徐々にひろがるさわやかな酸味と辛味。
暑い国の熱いソース。タイの味そのもの。

●サルサ
メキシコ料理にかかせない「サルサ」は、
実はスペイン語でソースのこと。
トマトとたまねぎと青唐辛子にニンニク。
粗みじんにして、ザクザクとした舌触りを楽しみ、
ニンニクのもつ辛味と香りを楽しめる。
ペーストタイプもあるようです。

●カレー
「カレー」は、インドのタミール語でソースという意味らしい。
どうやら、ミックスするスパイスにきまりはないようで、
レッドチリパウダー(赤唐辛子)、ターメリック(鬱金ウコン)、
クミンシード、コリアンダーシード(香菜シャンツァイ)
の4つを基本に、10~40種類を配合するようです。

●ゴルゴンゾーラミソソース
世界三大ブルーチーズのひとつ。
青カビの力によって、独特のコクと香気が生み出されるチーズ。
そのゴルゴンゾーラに、日本の味噌を加えてつくる。
辛味を緩和しコクを高める、不思議なソース。

●香草ソース
オレガノ、イタリアンパセリ、シブレット、バジリコ、
タイム、セルフィーユなど、さまざまなハーブを使ったソース。
そのテイストと香りで、肉の臭みを消し、
おいしさをきわだたせるソース。

かつては、肉の固まりとハンガーガー以外に何もない
「料理後進国」と揶揄されたアメリカ。
今では多民族国家ならではの旺盛な好奇心と食欲で、
世界の料理を融合した料理先進国になっちゃいましたね。
フレンチ、イタリアン、ロシアン、チャイニーズ、インド、
メキシカン、そしてアジアン、ジャパニーズと、
複雑に融合した華やかな料理の世界、
それが現代のアメリカ料理のようにも思えます。


■ご近所で見つけた花?


不明
何かの花の跡なのでしょうが、お庭の一角にありました。
どこかのブログで、見たような気もするのですが、さて??


これも綿毛なのでしょうが、おもしろ~い!!
パーティグッズの「金髪のカツラ」みたい(^^;


唐辛子の種類

2007-10-05 01:11:07 | 調べもの

■弱いくせに辛いもの大好き

最近、一味唐辛子を買うようになりました。
日本の唐辛子(鷹の爪)は、辛みがかなり強いですよね。
東南アジアへの旅行の度に、香辛料や調味料を買ってきます。
それで、胡椒や唐辛子などがたくさんあったのです。
そのため、「七味」は買っても「一味」はあまり買うことがなかったのです。

日本の唐辛子は、色が少し黒っぽい鮮やかな赤で辛みが強い。
ハバネロを論外とすれば、
世界的にもかなりの辛さのようですが、香りは少ないように思います。
調べていてわかったことは、なぁ~んだ、
青唐辛子は赤唐辛子の早採りのことだったんですね。

タイやシンガポールの唐辛子は、オレンジ色っぽく、辛みはありますが、
こちらも香りが少ないようです。
プリッキーという名前だそうで、ヌー(青)、デーン(赤)、
ファー(オレンジ色はじめ黄色まで色とりどり)とあるようです。
購入した粗引きの唐辛子は、このファーだったのでしょう。

これに対して、韓国の唐辛子は、色は朱色っぽく、辛味は弱いようです。
買ったものは、パウダー状でした。
ただし、独特の香りがとても強いようですね。
キムチに山のように入れる理由も、わかるような気がします。

唐辛子も品種や土壌によって、変わるようですから、
中国産ともなると、国土が広いだけに、色辛味香りもいろいろのようです。
並べてみると、そんな風に思えます。

唐辛子で有名なのは、メキシコだそうですが、
苦みのあるバシージャ、風味の強いムラート、甘みのあるアンチョ。

あとは、なんたってハバネロ。
カプリ原産の世界最強の辛さだそうで、オレンジ色だそうです。

メキシコ料理の、サルサの原料になる緑色のハラペーニュ。
瓶詰めの青唐辛子は、このピクルスだったのですね。
辛さは、グンとやさしくなるようです。

有名なのはカイエン。
ギアナのカイエンという町でつくられているとかで鮮紅色。
タバスコの原料になるそうです。
また、パウダー状に挽いたものは、
カイエン(ヌ)ペッパーとして知られていますね。

最後は、米国南部のセラーノ。
細長い緑色だそうで、生のまま辛味の強いサルサにされるそうです。

このほか、タバスコペッパーなどというのもあるらしく、
唐辛子の種類は、全世界では数千種類に及ぶとか。

◆お笑いなのは、パブロフの条件反射よろしく、
この記事を書いているだけで、汗が出てきました。
これって、デブの典型(^^;
好きなくせに、弱いんですよ。


■近所で見つけた花


ハナタデ?


ハナタデとイヌタデ
これも、なかなか区別が難しそうです。
花が密集していないということで、ハナタデと思ったのですが・・・^^


雑草、いえいえ野草は、どれもそうですが地味な花が多いようです。
でも、こうして拡大してみると、
小さなだけにシンプルですが、意外に簡素な美しさがあることに気づかされます。

えっ?逆さま!?

2007-09-26 00:02:55 | 調べもの

■エンダイブとチコリ

葉菜としては、まだまだなじみが薄いこのふたつの野菜。
かなり前から、ス-パー(SM)の店頭に並ぶようになっています。
しかし、お店によってつけられている名前が異なります。
あれれ???

価格的には安いのがエンダイブ。
葉に切れ込みがあって、チリチリとした葉っぱが特徴です。
なかなか、苦みが強いので、大人でも敬遠するヒトが少なくありません。
一方、チコリ。1枚づつはがすと、
ちょうど水に浮かんだ小さなボートのような形をしているので、
トマト、ピーマン、紫たまねぎ、シャンツァイなどをミジン切りしてのせ、
「チコリボート」のようなオードブルにも、利用されているのを見かけますね。
こちらも、御多分にもれずほろ苦さが特徴です。

さて日本のSMでは、かつて、
このエンダイブをチコリという名前で販売しており、
チコリをエンダイブ(アンディーブ)という名前で販売していました。
どうしてこんなことが起きたかと言えば、あるフレンチのシェフが、
勘違いして逆さまに紹介したことから、それが定着したのだと聞いていました。

ところが先日、エンダイブの花の写真を見つけ、
そこで、やっとこの奇妙な現象の理由がわかりました。
だって、お花はそっくりなのです。
それで調べてみたのです。

チリチリしたエンダイブは、英国名でエンダイブ。
ところが、仏語ではシコレ(チコリ)と呼ばれているそうです。
ベルギーでは、アンディーブ。
一方チコリはと言えば、英国でチコリ。
仏国ではアンディーブ、ベルギーではシコン(チコリ)なのだそうです。

どうやら、その日本のフレンチのシェフの勘違いではなく、
フランスに於いては、その呼び名で正しかったのです。
国によって呼び方が違うのは当然ですが、
見事にさかさまになっているというのもたいへん珍しいケース。

あはは、なんとややこしいことでしょう。
それで最近は、両方併記しているところもあるのですね。
でも、もっとわかんなくなりそう・・・^^
ともあれ、どちらも大好きな野菜です。


■近所で見つけた花


ヒヨドリジョウゴ


8月の頃から見かけていた花なのですが、遠くでうまく撮影できませんでした。
今回は、近場で咲いていたので撮れたのです。


風に揺れた写真も、おもしろいかと思って・・・(^^;


このあたりで見られる鳥といえば、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ムクドリくらい。
この花の実は赤くなり、ヒヨドリが好んで食べるというところからの名前らしいです。
でも、その姿はあまり目撃されていないそうで、
実際は、鳥にとってもおいしいとは思えない味だそうですよ。
食べてみた、勇敢な方がいらっしゃるのですね。(^^;
こちらも、天地逆さまに咲くお花のようです。^^


■おまけ


秋ですねぇ~^^

練り物の種類

2007-08-28 04:17:00 | 調べもの

■冷やしおでん

この夏、大阪だったかな?
どこかのアイデアマンが、冷やしおでんなるものを売り出したらしいですね。
これがまた、大ヒットらしい。
季節性が失われるのはちょっと気になるけれど、
夏でも冬でも、おいしいものはおいしい、というのも確かです。
で、おでんだねって?と調べてみました。
(この暑い夏に、どうも変な感じですが・・・^^)

◆つみれ
鰺、鯖、鰯などの赤身の魚のすり身を使って、でんぷんと調味料を加えて成形。
熱湯につまみ入れる(加熱)ことから、摘み入れ(つみれ)というらしい。

◆はんぺん
さめ肉のすり身に、山芋と上新粉(米粉)を加えて茹でたもの。

◆竹輪
魚肉のすり身を竹に巻き付けて、蒸した後焼き目をつけるか、蒸さずに焼いたもの。
蒲鉾の原型らしい。

◆蒲鉾
原料はいろいろらしく、それで産地や価格にバラエティがあるらしい。
一般にコシの強い白身魚を使い、高級品はつなぎを加えないらしい。
蒸しただけ、蒸し焼き、焼き通しがあるそうだ。

◆伊達巻き
白身の魚のすり身に、卵黄卵白、山芋を加えて、厚焼きにして巻き簀で巻いたもの。

◆鳴門
すけとうだらやぐちのすり身を使い、中央に赤く着色したすり身を入れて、
竹簀でまき、蒸したもの。渦巻きからの命名。

◆薩摩揚げ(関西では「てんぷら」、九州では「つけ揚げ」というらしい)
魚のすり身を胡麻油や菜種油で揚げたもの。
コシの弱い魚も原料にできるところがミソだとか。

◆牛蒡巻き
牛蒡を芯にして、魚のすり身を巻き付け、さらに「えそ」や「はも」の皮で巻き、
タレをつけて焼いたもの。

一口に魚のすり身と言っても、いろいろ違うんですねぇ~。
う~ん。おでんが食べたくなりますね、夏でも^^
おでんって、今では高級品なのですね。
ヘタなところで、うっかり食べたりすると目の玉飛び出ます。(^^;


■ご近所に咲いていた花


ゴーヤー


前に育てたことがあるとはいえ、野菜の花もまた似たりよったり!?^^


気持ちの悪い言い方ですみません。
このオシベというか、葯のカタチ。
まるで、脳の模型みたいにも見えて、ユニークです。


何の花か。これもお手上げ状態でした。
でも、この写真に写っていたのです。ゴーヤが!!


上の写真の右下を拡大したもの。
写真は、やはりたくさんシャッターを押しておくに限りますね。(^^;
葉っぱも天狗の葉団扇みたいで、おもしろいですね。

染物の町?

2007-08-26 04:22:49 | 調べもの

■錦織の木

友人に、「錦織(ニシゴリ)」という変わった姓を持つヒトがいます。
ウチの娘が、『ニシゴリ』で検索したら、
『ニシゴリという花を見つけた!』という内容のメールがきました。
そこで、ちょいと調べてみました。

ハイノキ科のハイノキ属に属する「サワフタギ(沢蓋木)」の別名らしい。
沢を蓋するように茂ることから名前がついたとか。
この木は、「ニシゴリ(錦織木)」という別名の他に、
「ルリミノウシコロシ(瑠璃実の牛殺し)」とも呼ばれ、
瑠璃色の実をつけ、材は牛の鼻輪に使われたとか。
(なんか、不思議な命名です。名前って、おもしろいですね。)
同属に「クロミノニシゴリ(黒実の錦織木)」というものもあり、
どちらも、単に「ニシゴリ」と呼ばれるそうです。

この「ニシゴリ」も、
またハイノキ属の「ハイノキ(灰の木)」や「クロバイ(黒灰)」も、
木灰を媒染剤に使うために「ハイノキ」という命名だったというのもおもしろい。
なるほど、ひょっとしたら染料として布を染めるのに使われたから「錦織木」か。

しかし、植物分類ってのも、変わっているものです。
同じハイノキ科に属しているのに、
「ハイノキ」や「クロバイ」は常緑樹、2つの「ニシゴリ」は落葉樹らしい。
そういう問題じゃないのですね、分類って!

ちなみに、全国に地名が残っているそうで、
<ニシキオリ> → <ニシコオリ(滋賀県大津)>
→ <ニシゴリ> → <キンショク(錦織寺)>
などと転じたという説もあるそうです。
染物の町だったのかなぁ~?

なかなか、おもしろかったです。^^
そして、錦織の木、お目にかかりたいです。
季節をはずしたお話でした。^^


■ご近所に咲いていた花


不明


だいぶ前から咲いていた花だったのですが、名前がわかりません。


■おまけ


雲のカタチが、おもしろかったので・・・

ししとうだって、赤くなる

2007-08-10 01:32:21 | 調べもの

■知ってた?ししとうが赤くなること!

バルコニーのプランターで、今年植えた獅子唐辛子がよくとれます。
昨日は、10本くらいのうち、半分は下の方がどす黒くなっていました。
ありゃりゃ、放置していたので傷んでしまったのかと思って、
すべて収穫したのですが、中のひとつは、下が真っ赤になっています。
えっ!ししとうって赤くなるもんなの?


獅子唐辛子
赤いか青いかと、辛いかどうかは無関係のようです。


こちらは、激辛青唐辛子
青唐辛子もいつかは赤くなっちゃいます。

で、調べてみました。
ししとうについての、直接の記述はみつかりませんでしたが、
どうやら、赤くなって当たり前のことらしいです。
(知らなかったのは、僕だけかな?)

獅子唐辛子は、ピーマンと並んで、あの唐辛子の一種です。
ピーマンは、青いうちに収穫するだけのことで、
実際には熟せば、赤くなるものだとか。
種類はいろいろだとしても、
熟す前が青ピーマンで、熟したものが赤ピーマンや黄ピーマン。
いやぁ~、知りませんでした。
唐辛子も若いうちは、確かに青く、熟して真っ赤になりますよね。

おもしろいのは、このししとう、とてもとても辛いのです。
まるで、青唐辛子のように。
甘唐辛子に属するのが、
ピーマン、パプリカ(ピーマンの品種改良)、ししとうなどらしいのですが。
このししとう、近くの唐辛子と簡単に勾配してしまったり、
温度や土壌など、ちょっとした違いで、
いつ何時、先祖帰りするかわからないものなんだそうですよ。
専門家ですら、そのししとうが辛いかどうか、
外観からでは判断できず、
「食べてみなけりゃわからん!」状態なんですって!


■近所のお花


何の花かって?
キク科の花であることだけは、確かです。(^^;


アップはいつものことですが、別世界ですね。^^

天才の秘密

2007-08-09 04:51:51 | 調べもの

■網の目・ザルの目

娘から、脳に関する質問がきました。
(なぜか、唐突に聞いてくるのです。)
それで調べた結果がおもしろかったので、ここへ書くことにしました。

右脳を鍛えると、
絵がうまくかけたり、ピアノがうまくなったりする。
そのことから、右脳と感性、左脳と計算の関係があるようです。
ここまでは、みなさんよく知っていること。

脳が発達している、とはどういうことかというと、
軸索(ニューロン?)の量が多いということらしい。

数千億個の神経細胞は、軸索でつながっていて、
網の目のようなネットを形成しているとか。
生まれた子供は、全部スタートは同じで、
胎児の頃から、このネットの形成は急激に増加する。
しかし10カ月を過ぎた頃からそれがとまり、
今度は急激に減少してゆくらしい。
つまりすでに、天才の脳の準備は完了しているらしい。

ここで、見ること、聞くこと、触ることを通じて
たくさんの良い刺激が重要となり、
それによって、このネットの減少を防ぐことになるそうです。
その感じる力、いわゆる想像力が創造力につながるということらしい。

というのに、受動的なTVなどの視聴に終始していると、
生存に必要な軸策だけ残して、他の軸索を消失させてしまう。
密度の高い軸索ネットワークを残す。
これが天才の脳の秘訣だったのですね。

さてさて、天才の脳をもらっておきながら、
軸索が減るにまかせていた僕の脳は、
「網の目」ではなく「ザルの目」になっていた模様。(^^;


■近所に咲いていた花


花の名前は不明です。
ホトケノザとか、タツナミソウに似ていますが、
どうやらそうでもないらしい。
暑さのせいか、時期の問題か、わずか数輪が生き残っていたようです。^^


見落としてしまいそうな、とっても小さな花です。

トルティーヤの種類

2007-07-17 01:02:38 | 調べもの

■ナチョスとトルティーヤ、何が違うの?

は~い、いつもの調べものです。^^
メキシコ料理となると、あまり経験する機会がないのですが、
けれど、お酒のときにちょいとでてくる「ナチョス」。
ピリ辛のソースをつけて、おいしいですよね。
あれはトルティーヤの一種だと言われれば納得です。

トルティーヤは、トウモロコシの粉を油と水で練り、
薄く延ばして焼いたものをいうそうです。
そのためパリパリと硬く、独特の風味(クセ)があります。
色もトウモロコシ色。
この風味が嫌いな人がいるために作られたのが、
小麦粉を使ったフラワートルティーヤらしい。
柔らかく、白っぽい色をしていますね。

◆ブリトー
やわらかいトルティーヤに具を挟んで、くるりと巻いたもの。
生春巻きを想像すれば、感じがわかるでしょうか。ソースをつけて食べます。

◆エンチラーダ
上のブリトーにソースをかけて焼いたもの。
味付き春巻きみたいなものです。

◆タコス
トルティーヤに具とソースをのせて折り曲げて食べるもの。
一時はやりましたが、最近このファーストフードはあまりみかけませんね。

◆タコチップ
トルティーヤを三角形にカットして、油で揚げたもの。
別名コーンチップともいいます。ソースをつけて食べます。

◆ナチョス
タコチップにチリ(唐辛子)とソースをかけて焼いたもの。
そのまま食べても味があるのですが、
さらにチリソースをつけて食べることが多いようですね。

◆トスターダ
トルティーヤを焼き、その上に具をのせたもの。
別名メキシカンピッツァ。
ピッツァのドウの部分を、トルティーヤに置き換えたようなものです。

◆ケサディーア
トルティーヤにチリとソースをのせて折り曲げ、温めたもの。
別名メキシカンサンドイッチ。
おせんべいみたいに薄いサンドイッチですね。

メキシコでは、トルティーヤは主食なので、
日本のごはんのように、いろいろ工夫して食べられているそうですよ。


■近所で見つけた花


ヒメヒオウギズイセン
この時期、あちこちでよく見かける花ですね。
園芸種として作られた花らしいのですが、
とてもしぶといヤツらしく、野生状態で広がっているとか。(^^;


ちょっとピンボケなのですが、蕾だけの状態でもとても美しいでしょう?


モントブレチアというのが学名だそうで、
それはギリシャ語で、サフラン香りという意味だそうです。
実際、乾燥した花をお湯に浸してみると、
サフランに似たよい香りがするそうです。


どうやって丸くなるの?

2007-07-03 04:47:02 | 調べもの

■パチンコ玉の作りかた

ふとパチンコ玉の作り方を知りたくて、ネットで調べました。
(またもや、どうでもいいことですね。)

ビー球は、溶けた飴状のガラスを飴鋏のようなものでカットし、
細い螺旋状の滑り台を、転がり落とすらしい。
ころがるうちに、楕円状の塊がま~るくなっていき、
最後はまん丸のビー玉になるそうな。
そもそも、ベアリング用につくられたらしく、
そのうちの不良品が、玩具のビー玉として売られたらしいです。

で、パチンコ玉はというと、パチンコ玉一個分の溶けた鉄を、
高い所から落として、空中で凝固させ金属の表面張力で丸くなる。
なんて友人から聞いたのですが、どーも信じられない。
(それじゃ、雨粒じゃないですか!(^^;)

パチンコ玉は、丸棒(線材)を1個分切ってから、
お椀形の型に入れて力ずくで丸くプレス成形。
そこからさまざまな「削って磨いて」工程を経て、
最後はクロ-ムメッキされて完成するらしいです。
円い半球状の玉を二つ合わせるとかいったやりかたではないようです。
たかがパチンコ玉ですが、
毎日毎日ピンにあたり、かなりの衝撃が加わるらしい。
だから、内部にムラがあると、破損してしまうとのこと。
あの膨大な量のパチンコ玉。
機械生産とはいえ、1個1個作られているというのは、なんだかおかしい^^

ところで余談。
「雨粒」の形について、小学生にアンケートをとると、
「涙形」と「線形」と答える子供が多いとか。
漫画などでの涙の表現や、
絵を描くときの雨の表現に大きく影響されているらしい。
このあたりもおもしろいですね。
調べもののついでに得た余談でした。


■近所で見かけた花


ノアザミ!?


さ~て、この花の名前がちょっと自信なしです。
今まで、花の基部の部分なんてよく見たことがありませんでした。
これは、ぷっくりとまん丸で、しかもトゲトゲしいようです。(^^;


開いたばかりのこの花。なんだか別のものに見えます。

糸こんにゃくと白滝のちがい

2007-06-28 03:43:26 | 調べもの


■どこがどうちがう?

いいかげんな性格なのですが、ヘンなところが気になる質で、
糸こんにゃくと白滝の違いが気になりました。(^^;

蒟蒻は、生の蒟蒻芋をすりつぶして作るのが本来だそうですが、
現在では、製粉して石灰(凝固剤)で練り、
茹でて凝固させるものがほとんどとか。
もともと、生芋からつくっていた頃は、蒟蒻は酸化するので黒いのが当たり前。
製粉からつくるようになると、蒟蒻は白くなったそうな。
(現在では、ほとんどこの製法)
そこで、これを白こんにゃくと呼ぶようになり、
海藻(アラメ、ヒジキ、カジメ)や茶葉の粉末を入れて
わざわざ黒くしたものを黒こんにゃくと呼んだとか。

さて、できあがったこの板蒟蒻を
千切りにしたものが糸こんにゃく(太い、断面が四角)で、
型から押し出して麺状に作ったものが白滝(細くて断面が丸い)。
もともとは、白くても黒くても無関係。
(現在では、型押し出しが一般的な製法)

ところが関西では、蒟蒻は黒くて当たり前だそうで、
色の黒いものをつくり、「糸こんにゃく」と呼んで好んで食べるそうです。
対して、関東では糸状の白こんにゃくを「白滝」呼ぶ習慣に。
(うどんやパスタのように、型から押し出した様子が白い滝のように見えたためらしい。)
こうして、糸こんにゃくと白滝の名称が、ややこしくなったらしい。

もっとややこしいのは、高知県では、黒の糸状の蒟蒻を、
糸こんにゃくとも白滝とも、どちらでも呼ぶそうです。


■ご近所の花


チコリ
どうやら、チコリの花のようです。
こんなところに、野菜の花が咲くなんて・・・不思議。
きっと以前、ここでチコリを育てたことがあるのでしょうね。