三都deドラマ

岩国・加古川・京都で演劇教育をすすめる3人の活動を報告します

ダイアログ イン ザ ダーク

2010年08月24日 00時46分27秒 | WSD(ワークショップデザイナー)

8人でたいけんするんだ。

パンフの中の志村季世恵さんのメッセージより

森を渡ってくる風

子供の頃、目を瞑って自転車を漕いだことがあります。
どこまで、まっすぐにはしれるのかが試してみたくて。

電気を消してお風呂に入るのも好きでした。
浴槽の季の香りと立ち篭める湯気が体を包み込む、

その感覚が子供ながらに豊かに感じられ、
いつもなら早くお風呂から出て遊びたい私に
正しいお風呂の入り方を暗闇が教えてくれたかのようでした。
けれども、いつのまにか私は楽しかった遊びを忘れ、
目や耳にすっかり頼る大人になっていたのです。

あるとき、夜の森に遊びに行くことになりました。
明かり一つない暗闇のなか、蒸せ返るほどの季や落ち葉や土の匂い。
そこでわたしは靴を脱ぐことを思い出しました。
裸足で土の上に立ち、時には寝転び、真っ暗な森の中で
「ああ、私は、地球の子であった」と自分のw取り戻すことができたのです。

私は、目を使って歩くのではなく子供のときのように、足で森を歩くことができました。
土は、母親の肌のように、柔らかく温かでした。なんて豊かなことでしょう。
私は土と抱き合い空気や風と抱き合っていたのです。
子供の頃に知っていた風も戻ってきあした。

風は、吹くのではなく、渡ってくるのです。
目や耳で感じたものでなく心で感じたものは深く温かでした。
私たちは、大人になっても年をとっても、まだまだ感じ、そして知ることができそうです。
限られたものしか見ること、聴くことができす、
いつのまにか小さな自分の感覚に翻弄されていた私達。
きっと何も見えない暗闇のなかで本物を感じる力を取り戻すことができるでしょう。

この「Dialog in the dark」のなかで本物の自分と出会えるかもしれません。
すてきな自分の感性に耳をすますときを、どうぞご自分にプレゼントしてみてください。
きっと、人という生き物は、すばらしいものだと感じることができるでしょう。

DIALOG IN THE DARK JAPAN 理事/バースセラピスト 志村季世恵

※ダイアログインザダークのパンフより引用

こんな感じなんです。
生活科の気付きとつながるところがいっぱいあるね。
さらにはsense of wonderなんだなぁ



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1 コメント

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DID (りへ)
2010-08-26 12:32:22
おひさしぶりです。
DID,私も参加しました。
参加したあとは、とにかくみんなにそのことを伝えたくなりました。
そして、また参加したいな、と思っています。
感想を聞かせてくださいね。
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