三都deドラマ

岩国・加古川・京都で演劇教育をすすめる3人の活動を報告します

私の物語

2016年03月26日 08時21分46秒 | 演劇教育

毎年恒例のえんえんふぇすてぃばる

パワフルウィンキッズはメンバーの多くが受験生のため

一人芝居に挑戦しました

これって一人一人のブラッシュアップにはとっても良いねえ

それぞれが自分の思い入れのある物で演じ芝居を作ってくれました

第1話

くもんのかばん

竹内ルナ

 

第2話

指輪

伊藤ちさき  栗山ジュリカ

 

第3話

ラケット

八田アスカ

 

第4話

百人一首

津嘉山リオ

 

 

 


パワフル⭐️ウィン⭐️キッズ公演「スティーラーズ」

2014年12月29日 22時59分35秒 | 演劇教育

泥棒学校の生徒たち   彼らが卒業試験で盗むものは美術館に飾られた母と子の絵。予告した日に見事に盗み取ったものは、偽物の絵だった。そしてもう一つ本物の赤ちゃんを盗んできてしまった。赤ちゃんの世話に追われながら幸せを感じる泥棒たち。そんなある日.....。

当日の朝までセリフが入らずになかなか通せないキッズの子供たち。お昼ご飯もそこそこにとなりの公園で最後の最後まで粘ってセリフ入れ!なんとか、本番まにあいました。みんなよくつないでたねえ。

よくがんばりました。。


親分(マチャ)「おまえたち何をぬすんできたのじゃ!」
イズ(イズミ)「これです。おばあさんに変装して入れ歯!」
シーマ(マユ)「ハッキングして親分の貯金残高!」
親分「ばっかも~ん!」
 


レレン(レント)「おれは親分の家の庭石じゃあ」


一週間前
予告状をだして、母と子の絵を盗むことを知らせてしまう親分



母親に変装したイズが警官を羽交い締めしているスキに
警官(セシュリ)「なにをするだぁ」
「母と子」の絵をいっただき~!


盗んだ絵はにせものだった
でも「本物の赤ちゃんをぬすんできちゃいました~」
エ~ッ


お母さん(ジュリカ)「署長さんうちの真一はどうなったんですか」
署長(アリサ)「全力をあげてそうさしております!」
お金持ち(コウセイ)「10億円の絵さえぶじならフォフォフォフォ」


チーズ(チー)「コナン君のお誕生日今日にしよう」


警官「警察のものですが・・。」
署長「コナン君・・。お誕生日ですかぁ・・・」
一瞬緊張が走る


ナレーターはミレ(初参加)


ラストシーン
泥棒たちがなにやらポケットの中を探っています。


おつかれさまでした。
親分と子分たちのやりとりもよかったね。
警察署長さんのたちのドタバタも楽しかったです。

次回の公演はジュニアチームとの合同公演になります。


えんえんフェスティバルいよいよ明日

2014年03月08日 21時02分52秒 | 演劇教育

パワフルウィンキッズ&ジュニアが出演するえんえんフェスティバルがいよいよ明日となりました。

今日は朝からキッズそしてジュニアの練習

キッズの「げげげの桜」は衣装も充実。もうそれだけでやっている方は十分に楽しめるものになりました。
自主練習もしながらようやくここまでやってきました。456年生のみんなが一回りも二回りも成長した姿に驚かされます。

 

ジュニアは、クラブとの両立で大変。昨日まで期末試験。それでも時間をみつけて練習を重ねてきました。メンバーのハプニングものりこえて中学生の女の子らしい素適な劇になりました。

 

さて、あしたです。宇治市生涯学習センターで1時開演です。


演劇教育セミナー12・21 in加古川   ドラマの授業「やまなし」 〈午後2〉

2014年02月23日 22時14分49秒 | 演劇教育

くらむぼん・さかな・かに兄弟の場面をつくる。
5月前半の抜粋(かにの会話を中心として)をかにの兄弟が会話しト書きはファシリテーターで。

楽しいくらんぼんの世界


 魚が現れる
くらむぼんの死





魚が去り再び以前と同じ光景「くらむぼんの世界」に
しかし、不安にかられるかにの兄弟



魚もグループによってイメージの違いがありそれぞれが深くとらえられていました。前転をしなが突ききっていくグループ。そのシャープさで光の粒がはじきとばされていきます。
芦屋のマダムのように尾ビレではねながら通り過ぎていくグループ。その尾ビレに泡が巻き込まれていく光景も印象的でした。


美しい光の網の場面をつくる。

布を提供する。
布を使うことでさらにその世界を効果的に表現することができました。
さすがです。

さらに

太陽→波(川面)→光の網(川底)
太陽→ゴミ(川面)→光の影の棒(川底)
この3者の連動についても意識できることがさらにその世界を豊かにするのではないでしょうか。
授業の中では、川面の揺れの強弱に川底のゆらぎに連動していくことでもその世界を味わうことができたようでした。

2つの場面を連続して演じる。場面の前半と後半部分に音楽を選択して入れます。(こちらで用意した3曲から選ぶ。)






はい
休憩です。

最後のアクティビティになります。
かにの兄弟 魚 カワセミ 白いカバの花の世界をつくりましょう。
スティルイメージ(静止画)3シーンをつくります。
2シーンは、「劇的な恐怖」とします。
最後のカバの白い花をどうとらえるのかもそれぞれの読みの中でかわってきます。
また、演じる中でも変化していくのではないでしょうか。ではどうぞ。

Bグループ








Aグループ








この映像は1回目の3rdシーン


劇的な恐怖のシーン(第2シーン)も白いカバの花のシーンもそれぞれの解釈のなかで随分と違う表現になっています。
第2シーンでは、突き刺す鋭角なイメージ・抱え込んで命を昇華させるかのようなイメージ
第3シーンでは、感情を殺して淡々と流れるイメージ・命への慈しみをもつ仏画のようなイメージ
Aグループの交流の後の2回目の第3シーンでも、同じようには見えますが、やはり変化が見て取れます。
こうやって表現してみようとあらかじめプランを持って演じる。しかし、交流することで、自分の中の気付きによって認識に変化が生じることによって表現は変わっていくものなのだということを実感しました。思考・感情・体の総体として表現があること。周りの環境や他者との関係の中で変化した表現が思考・感情・体とつながりあっていることを再確認することができました。

宮沢賢治の世界:「全ての物がつながりあいそして矛盾しながら存在し、変化していく」その世界をすこしでも感じていただければありがたかったです。
さて、
残念ながらここで時間切れです。
5時間半お疲れ様でした。

おまけ
最後のアクティビティはできませんでしたが、以下のようなプランをたてていました。


その夜見た夢
かにの兄弟の見た夢・かわせみの見た夢をグループでつくる。

本文にはなにも記述されていない世界です。しかし、創造力を働かせてその世界に入ってみるとおもしろいのではないでしょうか。

さらに「二 十二月」のやまなしが落ちてくる場面を考える。
ホットシッティングをつかって
かにのお父さん(教師) かにの兄弟(参加者)が2つのグループに情報を伝えながら紙に書き出し、それぞれのグループで半円のやまなしにいろをつけていきます。
見方によって同じやまなしでも様々な見え方をする。(矛盾)
参加していただいた皆さん感想を紹介します。

・久しぶりに演劇教育セミナーで、忘れていた表現の楽しさを思い出しました。
 3学期の授業にも活かしたいです。
 
・楽しく学ぶことが出来ました。
 感じ方の違いや、場面の理解、作り方の違いを見ることが出来、 
 表現することの難しさを感じました。
 どう感じることが正しいのかを、ついついおってしまうのですが・・・・
 
・体の力を抜いて、表現することが楽しかったです。
 グループで表現を練り上げていくことも楽しかったです。
 「やまなし」のクランボン一つとっても、解釈や表現がいろいろ出来ること、
 読みがしぜんと深くなったり、
 自分一人ででは考えていなかった解釈があって、、新たな発見がありました。
 
・これまで受けたことの無いセミナーで、大変勉強になりました。
 子どもの動きたいと言う本能にあった授業をしていきたいと感じました。
 
・6年を担任すると、昔のようにゆとりが無く劇化は難しいが、
 中学年以下だと、授業で出来そうなことをたくさん学べた。
 3つのシーンを写真(静止画)にするなど、動けない分をどう表現したらよいか工夫が必要だった。
 初めて会った人たちと、たった数時間で話し合って活動できるのが驚きの発見だった。
 
・宮沢賢治の詩の世界をアクティブにドラマチックに身体表現する
 とてもフレッシュな大人の遊びが出来て、楽しく体験できました。
 静止画作りが楽しかった。
 個人としてイメージしたり工夫したり、・・・また、グループの連携も互いのイメージや表現を引き出しあえて、
 改めて、「ことば」の豊かさや、市場に浸れました。
 また、初めて出会う者同士でも、即興的に柔軟に何かを表現し合えることが新鮮で、興味深かったです。
 お互いに演じあい話し合うことも両面から味わえるので、勉強になりました。
 向先生の優しいおおらかなご指導があって、のびのび生徒の気分で参加でき楽しめました。
 のびのび良いところを誉めたり感動して下さるので、挑戦意欲がわきました。

皆さんのご協力で無事終えることができました。

ありがとうございました。
 



 

 




 


演劇教育セミナー12・21 in加古川   ドラマの授業「やまなし」 〈午後1〉

2014年02月23日 22時08分56秒 | 演劇教育

手打ちうどん「琴平」で腹ごしらえ

午後の部開始!
いよいよ、「やまなし」の世界に入っていきます。

腹ごなしのウォーミングアップ
ここでのポイントは、関係性と連動

〈なわとび〉
どうやって見えない縄を跳ぶことができるのか。


〈主人と従者〉
主人の手のひらと従者のおでこ20cmの関係性は?


〈たこあげ〉
糸を持つ人間と凧との4mの関係性は?
人間の糸を持つ手の微妙な指使いに敏感に反応できる関係性が築けるかどうか。

縄跳びは昼食後の午後イチは少しハードだったでしょうか。(スミマセン)
 

5月の谷川のイメージを出し合います。
ひざし・新緑・ヤマメ・あたたかさ・木漏れ日・水の冷たさ(周りのあたたかさとの比較)・・・。
「命・さわやかさ」がイメージのキーワードとなりました。

では、賢治の描く5月の世界とはどのようなものか。
のんチャン(群読サークル弁天小僧代表)の「五月」の朗読

くらむぼんをつくる。
んんん・・・「くらむぼん」って何?
授業をして先ず出てくるのはこの質問
ではどんなイメージなのでしょうか。
泡・微生物・光・波のきらめき・命・・・。
グループでこの謎のものを創ってみました。

Aグループ〈泡〉
ファシリテーターの私(向)も入って討論。んんんなかなか難しい。しかし、どうも泡というイメージが多かったのでここは泡になってみることに。たしかにこのイメージおもしろい。静から動への変化も出てきていました。

Bグループ〈光〉
しなやかなまばゆい光です。






スティルイメージ→ムービング5秒

さて、ここで私は何を感じてもらうべきだったのでしょうか。
謎のもの「くらむぼん」になってもらうことから出てくる自分自身への気付き
グループ内での異なるイメージのすりあわせによる相手イメージの共有
さて、もうひとつその場で再構成してみるかどうか・・・。
例えば
光ならば太陽光
泡ならば水流
との関係をもっと意識したものにするべきだったのか・・・。
次のアクティビティでのかに・さかな・くらむぼんの世界をつくるなかで深めていくかどちらがよかったのか。
スティルイメージからムービングという指示を出したと言うことはやはりここでいれるべきか。
しかし、あまりにも周りの関係がちゅうしんになりすぎろと「くらむぼん」自体のおもしろさにひたりきれないか。
迷うところでした。結果的には「くらむぼん」そのものを表現することでこのアクティビティを行いました。

午後2に続く


パワフル☆ウィン☆キッズ&パワフル☆ウィン☆ジュニア公演に向けて気合いはいるぜ!

2014年02月19日 18時47分58秒 | 演劇教育

3月9日(日)のえんえんフェスティバルにむけて練習にも気合いがはいってきました。(笑)

西洋の妖怪と日本の妖怪のバトル!

さて、ドッチが勝つのかなあ・・・。

キッズの責任者のイーチャン。みんなをしっかりリードしながら先日の練習では台本を持たずに4回とおしたとか!?

すごいですねえ。

キヨッチはインフルエンザでおやすみでした・・・。

ごめんなさい。

ジュニアの方もようやく脚本も出来上がり本格的な練習がはじまっています。

がんばれジュニア!

 

訂正とおわび

パワフルウィンキッズ公演が3月16日(日)午後から(城陽市里の西集荷所)になりました。
当初3月2日(日)の予定でしたが、ジュニア達の期末試験週間とかさなってしまったので、やむなく延期となりました。

えんえんフェスティバルには予定通り参加します。3月9日(日)午後~

良ければ見に来てくださいね。