三都deドラマ

岩国・加古川・京都で演劇教育をすすめる3人の活動を報告します

演劇教育セミナー12・21 in加古川   ドラマの授業「やまなし」 〈午後1〉

2014年02月23日 22時08分56秒 | 演劇教育

手打ちうどん「琴平」で腹ごしらえ

午後の部開始!
いよいよ、「やまなし」の世界に入っていきます。

腹ごなしのウォーミングアップ
ここでのポイントは、関係性と連動

〈なわとび〉
どうやって見えない縄を跳ぶことができるのか。


〈主人と従者〉
主人の手のひらと従者のおでこ20cmの関係性は?


〈たこあげ〉
糸を持つ人間と凧との4mの関係性は?
人間の糸を持つ手の微妙な指使いに敏感に反応できる関係性が築けるかどうか。

縄跳びは昼食後の午後イチは少しハードだったでしょうか。(スミマセン)
 

5月の谷川のイメージを出し合います。
ひざし・新緑・ヤマメ・あたたかさ・木漏れ日・水の冷たさ(周りのあたたかさとの比較)・・・。
「命・さわやかさ」がイメージのキーワードとなりました。

では、賢治の描く5月の世界とはどのようなものか。
のんチャン(群読サークル弁天小僧代表)の「五月」の朗読

くらむぼんをつくる。
んんん・・・「くらむぼん」って何?
授業をして先ず出てくるのはこの質問
ではどんなイメージなのでしょうか。
泡・微生物・光・波のきらめき・命・・・。
グループでこの謎のものを創ってみました。

Aグループ〈泡〉
ファシリテーターの私(向)も入って討論。んんんなかなか難しい。しかし、どうも泡というイメージが多かったのでここは泡になってみることに。たしかにこのイメージおもしろい。静から動への変化も出てきていました。

Bグループ〈光〉
しなやかなまばゆい光です。






スティルイメージ→ムービング5秒

さて、ここで私は何を感じてもらうべきだったのでしょうか。
謎のもの「くらむぼん」になってもらうことから出てくる自分自身への気付き
グループ内での異なるイメージのすりあわせによる相手イメージの共有
さて、もうひとつその場で再構成してみるかどうか・・・。
例えば
光ならば太陽光
泡ならば水流
との関係をもっと意識したものにするべきだったのか・・・。
次のアクティビティでのかに・さかな・くらむぼんの世界をつくるなかで深めていくかどちらがよかったのか。
スティルイメージからムービングという指示を出したと言うことはやはりここでいれるべきか。
しかし、あまりにも周りの関係がちゅうしんになりすぎろと「くらむぼん」自体のおもしろさにひたりきれないか。
迷うところでした。結果的には「くらむぼん」そのものを表現することでこのアクティビティを行いました。

午後2に続く



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