三都deドラマ

岩国・加古川・京都で演劇教育をすすめる3人の活動を報告します

演劇教育セミナー12・21 in加古川   ドラマの授業「やまなし」 〈午前〉

2014年02月23日 22時06分40秒 | 加古川群読サークル「弁天小僧」

今年で10回を数える加古川群読サークル「弁天小僧」の冬のセミナーが終わりました。

今回は、”宮沢賢治の「やまなし」の世界をドラマで感じてみよう”という企画で実施しました。

 午前中はウォーミングアップです。

ドラマケーションを中心にいくつかのアクティビティをおこないました。

〈名前紹介〉
今日呼んでほしい名前を紹介し参加者全員で名前を呼ぶ。とても簡単なアクティビティですが、みんなから名前を呼んでもらうことで自分の名前(存在)を共有してもらえたという安心感が芽生える瞬間です。参加者のみなさんの笑顔が一気にその場を和ませていきました。すばらしい!

〈仲間集め〉
好きな色、好きな寿司ネタで仲間を集めます。2回目の寿司ネタでは周りに聞こえないように小さな声で。
「ああ、一緒ですね。」
「色も寿司ネタも同じだ。」
仲間同士のつながりが少し見えてきます。
寿司ネタを即興で表現。さてなんでしょう?打ち合わせなしで「パン」海老の胴体にしっぽがついて後ずさり。見事に連携がとれています。阿吽の呼吸でつながれるのも即興のおもしろさのひとつですね。

〈人間と鏡〉
人間と鏡に別れて、人間の動きに合わせて鏡は動いていきます。人間は様々なポーズをとります。そして切り替え合図をせずに切り替えていきます。30秒で何回切り替わったか当ててみましょう。だんだんとつながっている感覚から相手と同化していく感覚が味わえます。

〈ふりこ〉
相手をしんらいすること体をゆだねることの心地よさを味わいます。「信頼のゆりかご」です。

〈サウンドアンサンブル〉
まずは、ベースの音を。「ボーン、ボーン、ボーン、ボーン・・・」
それに併せて次々に音を重ねていきます。
「キン、キン、キン、キン・・・」
「キュルルルルー、キュルルルルー、キュルルルルー・・・」
全員の音が出そろったらコンダクターが音の強弱やテンポに変化を加えながら演奏します。最後は「パン」で終わります。聴いていた人で名前をつけます。(直感でつける方がいいですね。)「ニューヨークの朝」良かったですねぇ。

〈スティルイメージ〉
まずはウォーミングアップ
テーマ「クリスマス」




すこしなれてきたところで「おとぎばなし3シーン」










桃太郎です。


ではこれは?








「さるかにばなし」でした。

休憩

〈群読:パナンペ〉
アイヌの民話伝承を群読で楽しみました。
まずは「きゅうりのしおもみ」で体をほぐします。


その後、4人グループで分担して群読を楽しみました。

 

 



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