土手猫の手

《Plala Broach からお引っ越し》

三つ子の魂…

2009-08-23 22:07:57 | 日記
一昨日の P.S. の中で書いた「万丈目」は、
お解りの方も大勢いらっしゃるでしょうが「ウルトラQ」の主人公の名前(本当は万城目)です。

なるほど、少年少女を湧かせた20世紀の憧憬・夢の代名詞がザックザクな訳(作品)なのですね。


そこで思い出した?のだけど。
ずっと私の原点;は「海のトリトン」だと思っていたのだけど、いや、それは間違え様の無い事だけど、その前(さき)に「ウルトラQ」も有ったんだなぁと…
(両者の間は「遊星仮面」か;)

何故、気がついたかというと、特に好きだった数話から。
自分の中で「ウルトラQ」と言えば、それは「悪魔ッ子」と「あけてくれ!」なのだけど。あと「8分の1計画」も。
(「クモ男爵」は、まんま恐かったが)


その後の「ウルトラシリーズ」は、怪獣とウルトラマンがベースの完全なる非日常になってしまったので。
(「ウルトラQ」は日常の延長線上に舞台が有った)


少女には、宇宙からの怪獣や救世主は余りリアルな;関心事では無かったから、その後の「ウルトラマン」は、あくまでもエンタメで有って「懐かしい・面白い」で括られても、そう特段、心に刻まれるものは無かった。

「ウルトラQ」の同系列の「怪奇大作戦」は科学に依っての立証が主題?だったから、作品としては恐面白いで楽しめたけど。これは科学主眼だった為に境界線が、はっきり引かれてしまって、また自分の興味する所では無かった。


怪物の出て来ない、この3本に魅かれたのは。
日常の隣り合わせに有る不可思議な世界が描かれていたから。
そう考えると…
やっぱ素地は、こっち;だったんだなと。


さて、そこでまたも思い出したのは、以前友人と交わした会話。

「現実に有りそうだから(リアリティが有って)好き」と言った私と。
『現実に有りそうだから(恐くて)嫌』と言った彼女。

・・・・
宇宙怪獣vs…なら絵空事と十全に楽しめるのだろうけど。
現実に起こりうる雰囲気をはらんだものは恐いって事か。

「日常と地続きの。境界線の揺らぎ」
が、私は好き(描きたい題材)なんだけど。


そうか~
「そうか~」と言っても…どうなる(する)もんでも…

無いのだけれど。(笑)

皆さんは…どちら派ですか? ^^;




※下記、コメント欄より転載。

Comments: (2)

2009.8.25 09:52:44 夕螺 : 「ウルトラQ」。。。懐かしいですなぁ。
たしか、「金ゴン」とかいうガマグチのような怪獣がいましたよね?なぜか強く覚えているんです。
日常の中にいるんですね。。。怪獣が。
ウルトラマンと違って心の中に何かが残るものが有ったような気がします。
そういえば、お台場の等身大のガンダムは見ましたか?面白そうですね。ライトアップもされているようです。



2009.8.26 02:09:35 猫目 : そうでしたねカネゴン、トップスターでしたね。(笑)
お金に執着してた子が、或る日突然カネゴンになってしまって…最後、元の姿に戻れるのだけど、喜び勇んで家に帰ると…家族が…というシュールな。
この話は、笑いの中にも訴えかけるものが有りましたね。
(後のピグモンに繋がるガラモンも印象的でした)

ガンダムは、まだなんです。行くつもり;つもりで、会期?終了まで、あと僅かになってしまいました。
涼しくなったから、と思っていますが。
果たして…UP出来るかな? ^^;

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