土手猫の手

《Plala Broach からお引っ越し》

No.4「赦免」

2007-12-15 00:50:04 | 生き方(創作)
Date: 2007年10月21日
Subject: 赦免

自らを顧みて改めない者に闇の明くる日は来ない。

自らの非・罪を認めた『上』で、相応の罰を受け入れなければ、赦しそして救いは齎されない。


罪びとが自らに贖罪を求むる『時』周りの者達はその望むものを与えなければならない。
(『見ずふり』をしてはならない)
なぜならば、『望んでる』罰を与えられる刑を受けることに依ってのみ、履行することに依ってのみ、
罪びとは赦しの資格を得、完全に改めた後に救いが齎されるからである。

我々は皆、深いところで識っている。
我々は互いに、その望みに応えなければならない。


そして真に許しを請うべき相手は『離れた者』ではなく、『共に歩んでくれる者』である。
もし、請いたい対象が別にあるのならば、汝はその相手の望みを叶えなければ(望まないことをしては)ならない。

然れば、いつの日にか赦しの日は訪れるだろう。


しかし、自らを顧みて改めない者に『明くる闇』の日は訪れない。





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