虎(黄にゃんこ)と馬と猫

競馬とタイガースと時たまねこのお話

弥勒の掌

2008-08-09 02:33:29 | 読書日記(映画)
序盤はサスペンスで、あまり期待してなかったのに引き込まれた

しかし、畳む段階はすっぽ抜けの暴投でサヨナラ…みたいな肩透かし


あと時事ネタは風化するの例
地下鉄サリン事件あたりから宗教団体が使われているが、携帯パソコンデジカメの扱い(社会的位置付け)なども含めて、微妙に時代が近いだけに、色々と違和感が大きかった



ネタばれ注意報


名字と名前の錯誤はありだ
しかし深い関係の女を名字で呼び続けて、間違いを誘うのは反則だと思う

結婚する前の名前が「千秋和子」て。
それにその女が再会した男に結婚したことを話さず「バイトしている」とかって。
意図的ミスリードだろう、と。

途中にちゃんとした伏線もほとんどないし
話はまあまあ面白かったけど、ミステリとしては納得しない
最後に宗教家連中の饒舌なあたりも、ちょっと興醒め

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