虎(黄にゃんこ)と馬と猫

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中原の虹

2008-01-06 06:52:09 | 読書日記(映画)
「中原の虹」浅田次郎


「天命」のないものが「龍玉」に触れると身体が粉々に砕け散る
張作霖爆殺事件は、この伝説の通りだったのです……


4冊読んだ結論、粗筋がこんなんかな、と
序盤の張作霖に対するワクワク感と徐々にそれが失速する感じ
終盤のなんとはない歯切れの悪さ

いつもの人情話にも切れがない
珍しく、いや初めて浅田次郎作品でガッカリ感を持った

懲りずに年末年始のバタバタ時期に大作を読み始めてしまい、3巻終盤を飛ばし読んだとかもあるし、文庫で改めて、とは思うが、ハードカバー購入だけに…ちょいと無念


読み終わりを待ってwikiなどで中国近代史のおさらい
そもそも張作霖爆殺事件も忘れていたのだが、(確かなにか成し遂げた人物ではないはずだが)などと思いながら読んでいた
しかし、読み出したら一筋縄ではいかない歴史ですなぁ

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