読書日記041209

[八百屋みどりくん＠自転車の上]

「王妃の館・上下」浅田次郎
「ミミズクとオリーブ」芦原すなお
「ゲーム理論」
「通貨を読む」滝田洋一

一番下は今年の４月あたりに出版されたもの。図書館で借りたにしては新しい。
円高、というかドル安が話題になっている昨今。95年ごろの超円高にまつわる政治的な事情、力関係も紐解きながら書かれているのは興味深い。
他のところ（漫画だったと思う）ではアメリカの支配力の源泉は「軍事力と穀物とマネー」と書かれていたが、こちらでは「軍事力と資源と金融」の三位一体という書き方。

オボロにしか認識していなかった日本の危うさを、改めて考えつつ。