goo blog サービス終了のお知らせ 

日刊ドットコムマスター★

ドットコムマスターに合格するためのブログです。

第24回 第2部 第25問

2013-08-20 09:42:06 | 第3章

Webブラウザのブックマークに登録することができるJavaScriptで記述されたプログラムを何と呼ぶか。正しいものを1つ選びなさい。

a. ファビコン
b. Ajax
c. ブックマークレット
d. Javaアプレット

コムたろう「う~ん、Javaって付いてるから『d』?」


ドット先生「ハズレ~!」
「Javaアプレットってのはね、ネットワークを通してWebブラウザに読み込まれ実行されるJavaのアプリケーションのことなんだ。」
「ちなみに、アプレット(applet)てのは、他のアプリケーションの中に組み込まれて実行される小さなプログラムの事ね。」

コムたろう「なんだ~、ブックマークとは関係ないんだ?」


ドット先生「そうだね~。」


コムたろう「あ、じゃあ、ブックマークレットがブックマークと関係ありそう!」


ドット先生「うん、それは正解だね。」
「ブックマークレットは、ブックマーク+アプレットの造語でね。ブックマークを利用してちょっとした処理をさせるのに使うんだ。」

コムたろう「ブックマークってお気に入りの事でしょ?あれってただのショートカットじゃないの?」


ドット先生「実はブックマークのプロパティを見てもらうと分かるんだけど、URLって欄があって、普通はそこにURLが入るんだけど、JavaScriptを記述しておくとその通りの処理をしてくれるんだ。」
「これはwebブラウザの仕様でね、『JavaScript:』で始まる文字列をアドレス欄に入れると、JavaScriptの処理なんだなと解釈して実行してくれるんだ。」

24225_01

コムたろう「むむむ、JavaScriptって?」


ドット先生「JavaScriptってのはね、プログラミング言語の一種なんだ。スクリプトって聞いたことないかな?」

コムたろう「あ~、電話応対する時に使うよね!最初になんて言うのか、相手がこう答えたらこちらはどう返すみたいな。」

ドット先生「そうそう、電話に限らず、一連の流れをまとめたものをスクリプトっていうんだ。」
「コンピューターのプログラムってのは、そういったやつの複雑なヤツと思ってくれれば良いよ。」

コムたろう「へぇ~。」


ドット先生「よく使う一連の処理なんかをJavaScriptで記述して、ブックマークに登録しておくと好きな時に呼び出して便利に使えるんだ。」

コムたろう「それがブックマークレットってこと?」


ドット先生「そうだよ~。」
「ちなみに、ブックマークレットのレットとかJavaアプレットのレットってのには意味があってね。」
「『~let』は指小辞といって、単語の後ろにくっついて、「小さい」「かわいい」「けなす」などの意味を付加するんだ。」

コムたろう「そんな意味があったんだー?」


ドット先生「身近なものではリーフレット(チラシ)とかブックレット(小冊子)なんてのがあるね。」
「タブレットなんてのも、板とかテーブルなどを意味する table に let が合体して、携帯できるサイズの石板や木板などのことを指すのが元々の意味なんだ。」

コムたろう「おお~、なんか聞いたことあるね。」


ドット先生「アプレットはアプリ(アプリケーション)のちょっと小規模なヤツって感じだね。」


コムたろう「なるほどね~。」
「じゃあついでに聞いておきたいんだけど、aのファビコンとbのAjaxってどんなもの? 」

ドット先生「ファビコンてのはwebサイト独自のシンボルマークとして使われるアイコンだね。たとえば次の図を見てちょうだい。」

24225_02

ドット先生「普通はアドレス(URL)欄のURLのすぐ左とかはブラウザのアイコンだったりするんだけど、webページによっては独自のアイコンを使っているんだ。」
「たとえば、一番上のは普通のやつで、インターネットエクスプローラーで開いた場合だね。」

コムたろう「OCNのトップページとかグーグルとかはURLの左のアイコンが独自のヤツになってるね。」


ドット先生「だろ?あとお気に入りに入れた場合も名前の左のアイコンが独自のヤツになるんだ。」
「ちなみにFavorite icon(フェイバリット・アイコン:お気に入りアイコン)というのと略してファビコンって呼んでるんだ。」

コムたろう「なるほどね~。」


ドット先生「さて、最後にAjaxだ。」
「Webブラウザが持っているJavaScriptのHTTP通信機能を使って、Webページのリロード(再読込み)をせずに処理を進めていく対話型Webアプリケーションの形態の事なんだ。」

コムたろう「なんだか難しいね。」


ドット先生「従来のWebブラウザを使ったWebアプリケーションは、データをサーバに送って、処理結果を貰って、ページ全体をロード(読込み)しなおすって流れだったから操作性がいまいちだったんだよね。」
「それをなんとかするために出てきたのがAjaxなんだ。」

コムたろう「ふ~ん、なるほどね~。」





【 第24回 第2部 第25問 解答&解説 】
[解答]c.
[解説]
a.誤。Webブラウザのアドレスバーやブックマークに表示される小さな画像(アイコン)のことである。
b.誤。Webページ全体をリロードせずに表示するための技術のことである。
c.正。Webブラウザのブックマークに登録することができるJavaScriptで記述されたプログラムをブックマークレットと呼ぶ。
d.誤。Javaアプレットは、ネットワークを通してWebブラウザに読み込まれ実行されるJavaのアプリケーションの一形態である。


第24回 第2部 第22問

2013-08-09 18:36:24 | 第3章

Webブラウザのポップアップブロック機能を利用することで、どのようなことが期待できるか。以下の選択肢から2つ選びなさい。

a. ユーザが望んでいない広告が新しいウィンドウで自動的に表示されるのを防ぐ。
b. Webページに仕組まれた不正プログラムを検知し、ユーザが閲覧するのを防ぐ。
c. 別のWebページにリダイレクトされるのを防ぐ。
d. ブラウザクラッシャの被害を防ぐ。







コムたろう「ポップアップブロックってどんな機能なんだろう?」



ドット先生「ポップアップをブロックする機能だよ。」
「ポップアップってのは、新たにウインドウが出てくる事だよ。」
「たとえば広告とか出てくるのを見たことないかな?」



コムたろう「あ~、あるある!」
「ああやってウインドウが出てくるのがポップアップかぁ。」



ドット先生「そうなんだよー。」
「だからポップアップブロックを有効にしておくと、そういったウインドウが出て来ないようにできるんだよ。」



コムたろう「じゃぁ、『a』は正解だね!」
「もう一つは・・・、わかんないや。」



ドット先生「知ってれば簡単なんだけどね。この機会に覚えてしまおうか。」
「実はね、ブラウザクラッシャーてのがポップアップを悪用するんだ。」



コムたろう「へぇ~、そうなんだ。」



ドット先生「ブラウザクラッシャー、略してブラクラの基本動作は、とにかくウインドウを次から次へと開いていくんだ。」



コムたろう「なんのウインドウを開くの?」



ドット先生「なんでもいいんだ。数が大事なんだ。」
「インターネットエクスプローラーなどで、webサイトを閲覧していて、怪しげなリンクをクリックしたら、次々とウインドウが勝手に開いていくんだ。」
「それによって、ブラウザの処理に負荷をかけていくんだ。」



コムたろう「するとどうなるの?」



ドット先生「最終的には、負荷に耐え切れなくなったブラウザがフリーズするんだ。」
「操作を受け付けなくなって、ウインドウの上の部分に『(応答なし)』って出たりね。」
「メモリを大量に消費させることで、ブラウザだけじゃなくOSの動作も不安定になるしね。」



コムたろう「それは困るねぇ・・・。」



ドット先生「で、ポップアップがブロックされていれば、次々とウインドウが開くことがないから、ブラクラの被害を防ぐ事も出来るってわけ。」



コムたろう「あ~、なるほどね!」







【 第24回 第x部 第x問 解答&解説 】
[解答]a,d.
[解説]
a.正しい。 ポップアップブロックを有効にすることでユーザが望んでいない広告が新しいウィンドウで自動的に表示されるのを防ぐ。
b.誤り。 ポップアップブロックを有効にしてもWebページに仕組まれた不正プログラムを検知し、ユーザが閲覧するのを防ぐことはできない。
c.誤り。 ポップアップブロックを有効にしても別のWebページにリダイレクトされるのを防ぐことはできない。
d.正しい。 ポップアップブロックを有効にすることでブラウザクラッシャの被害を防ぐことが可能である。


第23回 第2部 第34問

2013-08-02 10:13:15 | 第3章

田中さんは、次のように各宛先と送信元を指定してメールを送信した。
受信者の状況を記述した下の選択肢のうち、誤っているものを2つ選びなさい。

23234

a.山田さんは、メールの送信者が田中さんだとわかる。
b.山田さんは、同じメールが吉田部長に送信されていることがわかる。
c.中島さんは、同じメールが吉田部長に送信されていることがわからない。
d.吉田部長は、メールの送信者が田中さんだとわからない。
e.吉田部長は、同じメールが山田さんと中島さんに送信されていることがわかる。

コムたろう「メールの問題かぁ・・・メールは携帯とかでも使ってるから楽勝!楽勝!」


ドット先生「すごい自信だねぇ。」
「じゃあ、コムたろう君に説明してもらおうかな?」

コムたろう「まず、『To』は送信先(宛先)だね。」


ドット先生「ふんふん」


コムたろう「で、『From』は送信元だよね。」


ドット先生「ふんふん」


コムたろう「で、『Cc』は・・・送信先に送るメールと同じ内容を別の相手に送りたい場合に使うんだ~。」

ドット先生「うん、正解だね。」
「でも、同じ内容を送るんなら『To』でも良いんじゃないかな?」

コムたろう「あれ?えっとそれは・・・。」




ドット先生「ははは、『Cc』とは『カーボンコピー(Carbon Copy)』の略で、ある人とメールの内容について直接遣り取りする必要は無いんだけど、『情報共有はしたい』といった意味合いで使用するんだよ。」

コムたろう「なるほどぉ・・・。」
「でも、なんで『カーボン』なの?」

ドット先生「カーボン紙って知ってるかな?裏が真っ黒ヤツ。あの黒はカーボン=炭素=鉛筆の芯と似た材質なんだ。」
「カーボン紙を紙と紙に挟んで上の紙に普通に書くと、筆圧によって下の紙にカーボンが付着して、同じ内容の写しがもう1枚できるんだ。」


コムたろう「そっか~、それのイメージでカーボンコピーなんだね!」
「じゃあ、『Bcc』ってのは・・・?」

ドット先生「『Bcc』はね、スペルに『cc』とあるのでこれも『カーボンコピー(Carbon Copy)』の一種なんだけど、先頭に『B』がついてるところがミソなんだな。」

コムたろう「『Bcc』の『B』って、なんの『B』なの?」


ドット先生「『Bcc』の『B』はね、『ブラインド(Blind)』の『B』なんだよ。」


コムたろう「ブラインドって?」


ドット先生「そう、窓とかにつけるブラインドと同じスペルだね。」
「他にも『目隠しした』とか『盲目の』とかいった意味があるよ。」

コムたろう「と、いうことは・・・?」


ドット先生「つまり他の人から『Bcc』の欄に入れたアドレスに送信した事を見えないようにしたい場合に使用するんだよ。」

コムたろう「・・・メールを見えなくする???」


ドット先生「・・・というよりは、その人にメール送信した事を隠すんだよ。」


コムたろう「ぐわぁ~!イメージ掴めない!!!」




ドット先生「例えばねぇ。」
「メールの送信者Aさん、受信者Bさん、受信者Cさんの3人で説明してみよう。」
「BさんとCさんは面識がなくてお互いのメールアドレスを知らないとしておこう。」


コムたろう「ふむふむ。」


ドット先生「もしAさんがCcでBさんとCさん宛てにメールを送ったら、BさんとCさんにはお互いのメールアドレスが見えてしまうね。」

コムたろう「知らない人のメアドが宛先に入っているとちょっと「あれ?」って思うよね。」


ドット先生「場合によっちゃ個人情報の漏えいになるからね。配慮が必要だよ。」
「Aさんが送信する時に、BさんのアドレスもCさんのアドレスもBccに入れておくと、お互いのメアドが見えない。」
「見えないからBさん的にはAさんからCさんへメールが飛んでいる事がわからないし、CさんにもAさんからBさんへメールが飛んでいる事がわからない。」


コムたろう「BさんとCさんはお互いに知らない人のままなんだね。」
「もし、どっちかがCcに入っていた場合はどうなるの?」

ドット先生「CcでもToでも同じなんだけど、たとえばBさんがCcまたはTo、CさんがBccに入っていた場合は、BさんにはCさんのメアドが見えないし、AさんからCさんへメールが飛んだ事がわからない。」
「CさんにはBさんのメアドが見えて、AさんからBさんにメールが飛んだ事がわかるんだ。」


コムたろう「う~ん、自分の知らないところでメールが共有されている可能性があるってことかぁ・・・。」


ドット先生「ま、そういうことも有り得るということだね。」
「さて、ここまでの話を纏めると『To』と『Cc』は宛先に入っている人が全員確認出来るけど、『Bcc』は『To』と『Cc』からは見えないということになるね。」



コムたろう「じゃあ、選択肢をみると・・・。」
「aは、『To』の人にメールの送信者つまり『From』が見えるって説明だから・・・正解だね。」

ドット先生「はい、正解~!」


コムたろう「bは、『To』の人に『Bcc』の人が見えるって説明だけど、『To』から『Bcc』は見えないからこれは誤りだね!」

ドット先生「そうだね。『To』の人には『Bcc』の人の情報は見えません!」


コムたろう「じゃあ、次の選択肢は・・・『Cc』の人には『Bcc』の人は見えない・・・なのでこの説明は正解!」

ドット先生「うんうん、その調子。」


コムたろう「次は、『Bcc』の人には『From』の人が見えないって・・・『Bcc』の人は『To』も『Cc』も『From』も見えるから・・・この説明は誤りだね。」

ドット先生「『From』が見えないと、誰から送られて来たメールかわからなくて困るよね。」


コムたろう「そうだね。それじゃ不便だよね。」


ドット先生「じゃあ次、最後の選択肢は?」


コムたろう「えっ~と、『Bcc』は『To』と『Cc』が見えるから、この説明はあってるよね。」


ドット先生「そうだね。」
「まとめると『Bcc』の受信者は、『To』や『Cc』の受信者からは見えない。」
「また、自分以外の『Bcc』の受信者も見えない。ということを覚えておけば良いんだよ。」


コムたろう「わかりました~。」






【 第23回 第2部 第34問 解答&解説 】
[解答]b,d
[解説]
a.正。from:より送信者が田中さんだとわかる。
b.誤。吉田部長はbcc:に指定されているため、山田さんにはわからない。
c.正。吉田部長はbcc:に指定されているため、中島さんにはわからない。
d.誤。from:より送信者が田中さんだとわかる。
e.正。To:の指定と、cc:の指定により、吉田部長は、同じメールが山田さんと中島さんに送信されていることがわかる。


第23回 第2部 第28問

2013-07-30 10:09:53 | 第3章

ニュースやブログ、Webページの更新状況をユーザに知らせるために利用される「フィード」に関する記述として、正しいものを2つ選びなさい。

a.フィードのフォーマットには、RSSやAtomなどがある。
b.ブログサービスによっては、フィードを生成する機能が提供されている。
c.Webブラウザではフィードを講読できない。
d.フィードを購読すると、更新情報がメールで届くようになる。
e.フィードを講読すると、ユーザ側のアプリケーションが問い合わせなくてもWebサイトから更新情報が送信されてくる。

ドット先生「さて、まず『フィード』って何かわかるかな?」


コムたろう「わっかりませ~ん!」


ドット先生「・・・なんでそんなに軽いの???」


コムたろう「ははは・・・で、『フィード』ってなんなの?」


ドット先生「では気を取り直して・・・『フィード』とはブログやwebサイト、ニュースサイトの情報をRSSやAtomといったフォーマットで記述したもので、サイトの更新情報や記事の概要などだよ。」

コムたろう「この説明文にある、『RSS』とか『Atom』ってなんだろう?」


ドット先生「『RSS』や『Atom』というは、フォーマット(書式)の種類だよ。」


コムたろう「つまり一口にフィードと言っても、フォーマットはいくつかの種類があるって事?」


ドット先生「お、理解が早いね」


コムたろう「へへへ・・・(^-^)」


ドット先生「で、サイトが更新されるとフィードも自動的に更新されるようになっているんだよ。」
「つまり、フィードを見ることでサイトの更新が確認出来るんだよ。」

コムたろう「へぇ~便利な機能なんだね。」
「フィードってどうやったら利用出来るの?」

ドット先生「フィードを利用するには、フィードリーダーやフィードアグリゲーターが必要でね・・・」


コムたろう「リーダー? アグリゲーター?」
「ターミネーターの仲間???」

ドット先生「・・・帰っていいかな?」


コムたろう「あ、うそです!冗談です!帰らないで!」


ドット先生「・・・で、フィードリーダーやアグリゲーターは、フィードを取得・購読するためのアプリケーションソフトで、これが定期的にサイトにアクセスして更新されたフィードを入手するんだよ。」
「このアプリケーションは、PCなどの端末にインストールしたり、webブラウザやメールソフトに機能が組み込まれていたりするよ。」

コムたろう「webブラウザってIEとかだよね?」
「そんなの見たことないなぁ・・・」

ドット先生「実はフィードを利用する場合は、自分で登録が必要なんだよ。」


コムたろう「えっ、そうなんだ!?」


ドット先生「だって自分にとって不要なサイトの更新情報はいらないでしょ?」


コムたろう「おお~、確かに。」


ドット先生「なので、自分がよく閲覧するサイトがあれば、自分で購読処理をする必要があるんだよ。」
「あ、それとフィード購読は全てのサイトで利用出来るわけではないからね!」

コムたろう「そうなの!?」


ドット先生「全てのサイトでフィードを利用しているわけではないからね。」


コムたろう「え~、じゃあどうやってフィードが利用出来るか見分けるの?」


ドット先生「フィードを配信するサイトは、図のようにコマンドバーの横などにオレンジ色のアイコンがあるよ。」

23228



コムたろう「なるほど。」


ドット先生「そのアイコンをクリックすると図のような画面が表示されるので、『このフィードを購読する』という文言をクリックすればOKだよ。」
「アイコンの表示場所はブラウザによって多少異なるからね。」

コムたろう「わかりました~!」


ドット先生「さて、一通り説明が終わったし問題を見てみようか。」


コムたろう「まず、aはフォーマットの話かー。」
「フィードのフォーマットはRSSやAtomだから・・・正解だね。」

ドット先生「正解!」


コムたろう「bは・・・フィードはブログとかで利用されているので・・・これも正解だね。」


ドット先生「その通り!すべてのサイトで利用されているわけではなけど、ブログやニュースサイトで利用されているからね。」

コムたろう「あ、もう2つ正解が出ちゃったから、残りは全て誤りだね。」


ドット先生「そういうことだね。」


コムたろう「でも、内容を見てみようかな!」


ドット先生「イイね!」


コムたろう「cはwebブラウザではフィード購読出来ないって・・・出来るよね。」
「dは更新情報がメールで届く、か・・・更新情報はリーダーが確認するだけなのでそんなお知らせは来ないよね!」
「eはユーザーのアプリケーションが問い合わせなくてもwebサイトから更新情報が届く・・・って、これもアプリケーションが定期的にサイトのフィードをチェックしにいくので違うよね。」

ドット先生「お、ちゃんと理解出来てるね、すごい!すごい!」


コムたろう「えへへ~。」




【 第23回 第2部 第28問 解答&解説 】
[解答]a,b.
[解説]
a.正しい。フィードのフォーマットには、RSSやAtomなどがある。
b.正しい。RSSやAtomフィードを作成する機能はブログなどのプログラムに実装されていることが多く、新たな記事を投稿すると自動的にフィードが更新されるようになっている。
c.誤り。フィードの更新情報は、Internet Explorer などのWebブラウザや、RSSリーダなどのアプリケーションを利用して閲覧できる。
d.誤り。フィードを購読したからといって、更新情報がメールで届くことはない。メールではなくフィードが届く。
e.誤り。アプリケーションは登録したサイトのフィードを定期的にチェックし、更新されていればそれを取得する。


第23回 第2部 第25問

2013-07-22 11:02:30 | 第3章

以下のように設定したInternet Explorer 9 の[閲覧の履歴の削除]画面で、「削除」ボタンを押した後、Webブラウザを再起動した。
この設定により実行できなくなる動作を、下の選択肢から2つ選びなさい。

23225

a.アドレスバーのプルダウンリストから、削除前に閲覧したURLを選択してアクセスする。
b.オフライン状態で、過去閲覧したWebページを表示する。
c.ダウンロードしたファイルを閲覧する。
d.スクリプトを使用したWebサイトのサービスを利用する。

コムたろう「閲覧の履歴の削除・・・これって過去の情報を消すってことだよね。」


ドット先生「そうだよ。IEやsafari、Firefoxといったwebブラウザを使用すると、アクセスしたWebページの情報を保持(持ち続ける)するんだけど、それらの情報を削除する作業のことだよ。」

コムたろう「ふ~ん、具体的にどんな情報が削除されるの?」


ドット先生「じゃあ、今回の作業でどんなデータが削除されたのか説明しよう。」
「まずは『インターネット一時ファイル』だけど、これは『キャッシュ』とも呼ばれていて、ホームページを閲覧した際にHTMLや画像などのデータを一時的に格納(保存)するファイルのことなんだよ。」


コムたろう「データを保存するとなにか良いことがあるの?」


ドット先生「こうすると次に同じサイトを閲覧した時に一からまたデータをダウンロードするのではなく、このフォルダに格納されたデータを読み込むんだよ。」
「だからサイトが表示されるまでの時間を短縮したり、通信データ量を削減することが出来るんだ。」
「他にも、ネットに接続していない状態(オフライン)で過去に閲覧したサイトを表示することも出来るんだよ。」


コムたろう「なるほど!そんなに便利な機能だったんだね!」


ドット先生「このデータを削除するというこで出来なくなることは・・・・?」


コムたろう「選択肢の中で当てはまりそうなのは・・・『b』だね!」


ドット先生「よ~し、次は『cookie』の削除だ。」


コムたろう「これって、食べるクッキー・・・なわけないよね。」


ドット先生「・・・スペルは同じだけどね」
「気を取り直して・・・『cookie』というのは、サイトのサーバーがね、webブラウザでアクセスしてきた端末に、次に再利用したい情報を一時的に保存させるものなんだよ。」


コムたろう「んん???いまいち何をいっているのかよくわからない・・・。」


ドット先生「例えば、コムたろう君が一度アクセスしたサイトに、再度アクセスするとIDやPWを入力しなくてもサイトにアクセスすると自動的に入力されていたり、すでにログインしていたりすることがあるよね?」

コムたろう「そう、あれって不思議なんだよね・・・。」


ドット先生「あれは一度目にアクセスした時の情報が『cookie』に保存されていて、再度アクセスした時に前回に入力したID・PWをサイトに送信するので自動的に入力やログインがされるということが出来るんだよ。」

コムたろう「なるほど!」


ドット先生「ただ、IDやPWなどユーザー個人の情報が『cookie』で自動的にやり取りされることもあるので、信頼できないサイトにはアクセスしない等の注意が必要だよ。」

コムたろう「は~い!気をつけま~す。」


ドット先生「さて、このデータを削除するというこで出来なくなることは・・・・?」


コムたろう「選択肢の中には・・・ないね。」


ドット先生「じゃあ、次は『履歴』の削除だよ。」


コムたろう「これはわかる!」


ドット先生「閲覧したサイトのURLなどの情報を削除するんだよ。」


コムたろう「そうすると、選択肢の『a』が出来なくなるね!」


ドット先生「正解!」


コムたろう「と、いうことは答えは『a』と『b』ってことか~!」


ドット先生「ついでに『フォームデータ』の削除も説明するけど、これはわかるかい?」


コムたろう「う~ん・・・。」


ドット先生「これは一度入力したID・PW、アカウントを保存することだよ。」
「で、次回同じID・PW、アカウントを入力する際に、この『フォームデータ』を参照して次の入力内容を予想、オートコンプリート機能で表示するんだよ。」


コムたろう「あ~、アカウントを入力している時に、続きが表示されるやつだ!」


ドット先生「それそれ。」
「まぁこんな感じで、この設問は『何の削除をしたのか?』がポイントだよ。」

コムたろう「は~い、覚えておきま~す。」






【 第23回 第2部 第25問 解答&解説 】
[解答]a,b.
[解説]
a.正しい。履歴の削除を実施していることから、アドレスバーのプルダウンリストの内容も削除される。
b.正しい。インターネット一時ファイルが削除されることから、オフライン状態で過去閲覧したページを表示することはできなくなる。
c.誤り。PCにダウンロードしたファイルまでは削除されないので、閲覧が可能である。
d.誤り。閲覧の履歴の削除をじっししても、スクリプトを使用したWebサイトのサービスには影響がでない。