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日刊ドットコムマスター★

ドットコムマスターに合格するためのブログです。

第21回 第1部 第34問

2013-07-11 10:06:03 | 第5章

不特定多数の人が参加可能な「料理。」をテーマとするメーリングリストの利用時の注意点として、不適切なものを2つ選びなさい。

a. 投稿内容が料理以外のテーマに逸脱しないようにする。
b. 参加の際には全員に個人のメールアドレスを知らせるようにする。
c. メンバー宛のメールは、個別の私信もメーリングリストに投稿するようにする。
d. 不特定多数の人が参加することを認識して、特定の食文化を非難する話題は避けるようにする。

コムたろう「メーリングリストってなんだっけ?」


ドット先生「メーリングリストは複数の人に同一の電子メールを送るシステムのことだよ。」
「グループ単位で1つのメールアドレスを持ち、そのアドレスにメールを送信するとグループに登録したメンバー全員に同じメールが送信されるんだよ。」


コムたろう「なるほど!複数の人に送るときは便利だね。でもみんなに同じメールが見られるんだよね?」

ドット先生「そうだよ。だから送るときは慎重に誰に見られても良いメールを送らなきゃね。」


コムたろう「じゃあ問題では料理に関するテーマのメーリングリストだから料理以外のことを送ったら駄目なのかな?」

ドット先生「みんなに配慮してなるべくテーマに沿った投稿を心掛けるようにしなきゃいけないよ。」


コムたろう「じゃ選択肢 a は適切なんだね。」


ドット先生「そうだね。メーリングリストはあくまでもテーマを話題としてメールをやりとりする目的なのだから、選択肢 b の自分が個人で使っているメールアドレスをわざわざ全員に知らせるような事は必要ないし、むしろ危険なのでやめよう。」
「あと、選択肢 c の個別の私信も参加者全員に関係無い内容であれば投稿は避けたほうが良いんだよ。」


コムたろう「それがマナーなんだね!選択肢 d なんて人として当たり前だね。」


ドット先生「そうだね。問題は不適切なものを2つ選ぶ問題だから適切なものを選ばないようにね!」


コムたろう「おっとそうだったね・・・。」





【 第21回 第1部 第34問 解答&解説 】
[解答]b.c.
[解説]
a. 適切。投稿内容がテーマから逸脱しないようにすることが必要である。
b. 不適切。個人情報が流出しないように配慮が必要である。
c. 不適切。個別の私信はメーリングリストに投稿しないように宛先には注意が必要である。
d. 適切。不特定多数の人が参加することを認識して、非難するような話題は避けることが必要である。


第23回 第2部 第38問

2013-07-10 10:01:41 | 第3章

PCから携帯電話のメールアドレス宛にメールを送信したが、宛先の携帯電話にメールが届かなかった。以下の選択肢のうち、原因となる可能性のあるものを2つ選びなさい。

a.メール本文に機種依存文字を使用していた。
b.携帯電話で受信するメールを、ドメイン指定で制限していた。
c.メールに添付したファイルの容量が大きかった。
d.メール本文の文字コードをUTF-8で送信していた。
e.メールの1行の文字数が、携帯電話画面の1行で表示できる文字数を超えていた。



コムたろう「自宅のPCから友達の携帯にメールを送っても届かない時があるのって、なんでかな?」




ドット先生「おそらく迷惑メール関連の設定が影響してるんじゃないかな。」
「PCと携帯電話でメールをやり取りする際に起こる問題としては大きく分けて、①届かない、②届いたけど正しく表示できないの二つだけど、今回は①の問題だね。」



コムたろう「メールが届かない原因ってどんな事が考えられるのかなぁ?」



ドット先生「届かない理由として考えられるものは、①メールアドレスが間違えている、もしくは存在しない、②迷惑メール対策がされていてメールがブロックされる、③送信するメールの容量が規定値を超えている、④受信側のメールサーバが一杯になっている、といったことが考えられるんだよ。」



コムたろう「メールアドレスを間違えるって・・・・そりゃ届かないよねぇ。」



ドット先生「よくあるのは、文字の入力ミスやドメインの入力ミスなどだね。」



コムたろう「迷惑メール対策って・・・?」



ドット先生「携帯電話なんかだと受信指定と呼ばれたり、OCNで提供している迷惑メールブロックサービスといった受信したくないメールを拒否することが出来るサービスのことだよ。」



コムたろう「なるほど!僕の携帯電話もPCからのメールは受信しないように設定してあるよ。」
「じゃあメールの容量が規定値を超えているっていうのはどういうことなの?」



ドット先生「メールには一回の送信で送れる容量が決まっていて、それを超えるメールは送信出来ないんだよ。」
「写真など容量の大きなデータをメールに添付する時には注意が必要だよ。」



コムたろう「そういえば前に携帯電話から写真を10枚くらい送ろうとした時に送れなかったのはそのせいだったのかー」



ドット先生「一回あたりに送れる容量は利用しているメールによって違うから注意が必要だよ。」



コムたろう「はい!」



ドット先生「最後の受信側のメールサーバが一杯になっているというのは、メールサーバにメールが溜まりすぎているときに起こる現象だね。」



コムたろう「どんな時に起こるの?」



ドット先生「例えば長い間メールを受信しなかった時や、受信する時にメールのコピーをサーバに残すような設定をしていると起こる可能性があるね。」



コムたろう「なるほど、いろいろな理由があるんだね」



ドット先生「さて、設問の中からこれらの理由に該当しそうなものは・・・。」



コムたろう「う~ん・・・aは機種依存文字を使うっていういうのはさっきの理由の中に無かったし違うよね。」



ドット先生「そうだね。これは携帯電話の絵文字などがそうだね。」
「この場合、絵文字が『〓』で表示されたりするけど、メール自体は受信できるから質問の答えではないよね。」



コムたろう「bのドメイン指定で制限したというのは、携帯電話からのメール以外は受信しないとかってことだから、これは正解だね!」



ドット先生「そうだね。携帯電話のメール設定でPCからのメールや特定のアドレスやドメインからのメールを拒否設定するとそれ以降受信しなくなるからね。」



コムたろう「cの添付したファイル容量が大きかったというのは、さっき先生が説明してくれた理由にあったよね。」



ドット先生「うん、なのでcも正解ということだね。」



コムたろう「じゃあ、残りの二つは誤りってことなんだね。」



ドット先生「そうだよ。」
「文字コードというのは、コンピュータ上で文字を利用するために各文字に割り当てられるコードのことを指すんだけど、文字コードが違っていると『a?‡a-?a??a?‘ 』という風に文字化けを起こすことはあるけど、受信出来ないことはないんだよ。」

コムたろう「ほぅほぅ。」



ドット先生「最後のeも、携帯電話で表示する時にはキチンと改行されるから受信出来ないわけではないんだよ。」



コムたろう「答えは、bとcって事で良いんだね。」



ドット先生「正解!」
「この問題は、受信が出来ない理由を覚えておけば解きやすいよ。」



コムたろう「わかったよ、ありがと~!」



【 第23回 第2部 第38問 解答&解説 】
[解答]b,c.
[解説]
a.誤り。 メール本文に機種依存文字を使用していた場合は文字化けが起こる可能性があるが、受信できない理由にはならない。
b.正しい。 迷惑メール防止のために携帯電話で受信するメールを、ドメイン指定で制限することが可能である。
c.正しい。 添付したファイルの容量が大きい場合には、携帯電話側で受信が出来ない場合がある。
d.誤り。 メール本文の文字コードの違いでメールが受信できないことはない。
e.誤り。 メールに一行の文字数が多くても、携帯電話側で改行されて表示されるためメールが受信できない理由とはならない。


第20回 第2部 第17問

2013-07-09 10:20:44 | 第2章

以下の図の構成および設定で、合計4 台のPC を同時にインターネットに接続しようとしたができなかった。
この問題を解決する方法として、下の選択肢から適切なものを1 つ選びなさい。

20217

a. PC1 のIP アドレスの設定を「自動取得」から「192.168.0.1」に変更する。
b. ブロードバンドルータの割り当てIP アドレス範囲の設定を「192.168.0.2~192.168.0.4」から「192.168.0.2~192.168.0.10」に変更する。
c. ブロードバンドルータのUPnP 機能を有効にする。
d. ブロードバンドルータのサブネットマスクを「255.255.255.0」から「255.255.255.128」に変更する。
e. ブロードバンドルータを再起動する。

コムたろう「ややこしそうな問題だなぁ~。」


ドット先生「そう感じるかもしれないが実は極めてシンプルな問題なんだ。」


コムたろう「よし。やってみよう!」


ドット先生「その意気だ!」





コムたろう「PC側の設定は自動になってるからとりあえず置いといて。」
「まずはブロードバンドルーターの設定を見るぞ~。DHCPは自動でルーターがIPアドレスを払い出す機能だよね?」


ドット先生「そのとおり!」


コムたろう「ってことはその機能が有効であればルーターが自動で図の PC1~PC4 の4台へ割り振ってくれるって事だよね。」

ドット先生「いいぞ!」


コムたろう「UPnPって何?」


ドット先生「ネットワークにつなぐだけで複雑な操作や設定作業を自動でやってくれる機能って感じだな。」

コムたろう「そっか、でもこれは無効になってるから今はおいとくね!」


ドット先生「じゃあ、次はLAN側のIPアドレス、そして割り当てIPアドレスを見てみようか。」


コムたろう「LAN側IPアドレスはルーター自身のアドレスの事だね。これはとりあえずプライベートIPアドレスが1つ設定されてるからLAN内のPCからアクセスできてOK、と。」

ドット先生「よしよし。」
「割り当てIPアドレスはDHCP機能でルーターが配布することができるIPアドレスだけど、これはどうかな?」


コムたろう「あれれっ、割り当てIPアドレスが 192.168.0.2~192.168.0.4 だと3つしかないぞっ!!大変だ!!!」
「接続したい端末は4台あるのにアドレスが3つしかないんじゃ足りないよ!」
「これが原因だったのかー。」


ドット先生「つまり、割り当てIPアドレスの範囲を広げてあげれば良いんだよ。」
「4台つなぐからって4つきっかりにしなくても良いからね。」


コムたろう「あとでプリンターを追加したりとかも視野に入れてるんだね!」
「てことで、正解は・・・ b だね!」




【 第20回 第2部 第17問 解答&解説 】
[解答]b.
[解説]
a.誤り。PC1 のアドレスとブロードバンドルータのLAN 側のアドレスが重複してしまう。
b.正しい。192.168.0.2~192.168.0.4 の範囲では、有効なアドレスが3 つしかないため、4 台のPC に割り当て
できない。そのため、192.168.0.2~192.168.0.10 にアドレスの範囲を広げることが対策となる。
c.誤り。UPnP 機能はインスタントメッセンジャーやネットワークゲームなどを使用する場合の設定を自動的に
行えるようにするものである。
d.誤り。サブネットマスクを変更したとしてもPC に割り当てるアドレスが足りないため、対策にならない。
e.誤り。ブロードバンドルータを再起動してもPC に割り当てるIP アドレスの個数が増えるわけではないので
対策にならない。


第21回 第2部 第60問

2013-07-08 09:54:21 | 第4章

受信する迷惑メールを増やさない方法として、適切なものを2つ選びなさい。

a. 信頼できないサイトで懸賞等に応募しない。
b. 受信した迷惑メールに記載されている手順に従い、配信停止の設定を行う。
c. Webサイトにメールアドレスを公開するときは、メールアドレスをテキストデータではなく画像で表示する。
d. メールサーバの認証用パスワードを頻繁に更新する。
e. POP before SMTPを利用する。




コムたろう「迷惑メールってあるとき突然入ってくるよね~嫌だなぁ・・・。」


ドット先生「そうだね。でもね、いきなり入ってくるときもあるけどほとんどの場合がなにかしら自分で事前になにかに登録したりとかアクションを起こしている場合がほとんなんだよ。」

コムたろう「へ~そうなんだ。じゃあ選択肢 a なんてもっての他だね。」


ドット先生「そうだね。信頼できないサイトに登録なんてもっての他だね。」


コムたろう「でも b は配信停止の設定だから従ったほうが良くない?」


ドット先生「コムたろうくん。それにだまされちゃいかんぞ!」
「迷惑メールを送信してくるような悪いヤツが、そんな素直に配信停止すると思うかい?」
「むしろ、自分のメールアドレスが実際に生きているものだって相手に知らせる事になって、余計に迷惑メールが増えるよ。」


コムたろう「ひぇ~、あぶないあぶない。見知らぬメールに返信なんかするもんじゃないね!」


ドット先生「c の選択肢だけど、自分のアドレスをweb上に乗せること自体危険な行為なんだけど、仕事とかでどうしても公開せざるを得ない場合もあるよね。」
「そういう時も、そのまま乗せちゃうメールアドレスをweb上から自動収集するボットに盗まれる可能性があるから対策が必要だね。」


コムたろう「世の中物騒なんだね・・・。」


ドット先生「自分の情報は自分で守るのが賢いインターネット利用者だよ!」
「だから自分のアドレスを公開したい場合はメールアドレスを画像にして表示させたり『@』を『アット』などと自動収集のボットが反応しないようにちょっとひねりを入れるんだ。」


コムたろう「わかりました!」


ドット先生「残るはd,eだけど d は自分がメールを送受信する際にメールサーバとの認証に使うものなので、勝手に送りつけられてくる迷惑メールの対策にはならない。」
「e のPOP before SMTPはSMTP自体に認証が機能がないため、POPの認証を一定時間利用することで、メールの送信を可能にするものであるからこれも迷惑メールの対策にはならないよ。」


コムたろう「そっかぁ。じゃ答えは a と c だね!」


ドット先生「そうだよ!迷惑メール対策はこういった知識を最低でも持っている事が大切だからよく覚えておくんだよ。」

コムたろう「はい!迷惑メール対策これくらいだったら簡単なのでよく覚えておきまーす。」







【 第21回 第2部 第60問 解答&解説 】
[解答]a.c.
[解説]
a. 適切。迷惑メールを受け取らないようにするために自分のメールアドレスを部外に容易に知らせないことが必要であり、信頼できないサイトなどでの懸賞等の応募は避けるべきである。
b. 不適切。配信停止の設定を実施するということは、実在するメールアドレスであることを相手に知らせることとなってしまう。
c. 適切。メールアドレスをWeb上等に公開する場合には、画像として登録したり、abeアットマークyahoo.co.jpのようにメールアドレスとして判断されないような記述にすることが肝要である。
d. 不適切。メールサーバの認証用のパスワード変更は迷惑メールを増やさない対策にはならない。
e. 不適切。POP before SMTPはSMTP自体に認証が機能がないため、POPの認証を一定時間利用することで、メールの送信を可能にするものである。


第22回 第2部 第12問

2013-07-05 10:59:37 | 第2章

 最大速度100MbpsのFTTHを利用しているユーザが、40MBのデータを連続で10個ダウンロードしたところ、50秒の時間を要した。この時、実効速度は最大速度の何%であるか、もっとも近いものを選択肢から1つ選びなさい。

a. 約10%
b. 約40%
c. 約55%
d. 約65%
e. 約80%

コムたろう「計算問題キター!!」


ドット先生「テンションMAXやね。ちょっとは自信あるのかな?」


コムたろう「えっと、ここでポイントになるのは単位の統一だよね?」


ドット先生「そうそう、必ずといっていいほど出題されるのがByte(バイト)とbit(ビット)の違いを絡めた問題だね。」

コムたろう「1バイトは8ビットだから、バイトがでてきたら8倍するって覚えておけばいいんよね。」


ドット先生「そうだね。」
「40MBを10個だから合計400MBで、これはつまり3200Mビットということだね。」


コムたろう「3200Mビットに50秒かかったわけだから、1秒あたりどれだけかは50で割って、3200÷50=64・・・これの単位はどうなるんだっけ?」

ドット先生「単位は『Mビット/秒』だね。これを別の表記にするとMbpsだよ。」
「ちなみに、bpsは『bit per second』の略で per てのは『~毎に』って意味で second は『秒』ね。つまり、1秒で何ビットまたは何メガビットのデータが送れるかって事だね。」


コムたろう「話もどすと・・・64Mbpsってことだね。」
「てことは、最大速度100Mbpsの回線で64Mbps出てるから、実効速度(実際に出ている速度)は64%だね。答えは『d』だ!」


ドット先生「すごいね、よく分かったね。」
「ちなみに8倍するのは後に回してもOKだよ。


コムたろう「え?どういうこと?」


ドット先生「先に400÷50=8(MB/秒)を計算して8(MB/秒)×8(bit)=64(Mbps)でも良いんだよ。」
「掛け算と割り算だから順番を入れ替えても大丈夫なんだよ。自分のやりやすい方でやって良いよ。」


コムたろう「おっけ~、わかったよ!」





ドット先生「蛇足だけど、1バイトは1024倍ごとにK(キロ)、M(メガ)、G(ギガ)、T(テラ)、P(ペタ)という単位になるんだよ。」

コムたろう「え?1000倍じゃないの?」


ドット先生「うん、パソコンは2進数を使うので2の10乗の1024倍単位にしているんだ。」


コムたろう「じゃあ、計算問題の答えがずれてきちゃうの?」


ドット先生「まぁその辺は、問題文に『およそ』とか、選択肢に『約』とか書いてあって、1024≒1000で計算しても大丈夫なようにしてるんだ。」

コムたろう「よかった~、安心したよ~。」




【 第22回 第2部 第12問 解答&解説 】

[解答] d. 
[解説] 
 40MBのデータを連続して10個ダウンロードするので、ダウンロードする合計は400MBです。

 400MBのダウンロードに50秒を要したということから、
速度は400MB÷50秒=8MB/秒です。

これをビット/秒に換算すると、64Mビット/秒となります。

したがって、最大速度100Mbpsの64%、つまり約65%です(選択肢d)。