



*少林寺境内での講演会 *精進料理 *禅・武・医の秘伝書
良薬、口にうまし
禅 ・ 武 ・ 医 の研究
先月に中国 鄭州(ていしゅう) 登封市(とうふうし)にある嵩山少林寺(すうざんしょうりんじ)において佛教医学と中国伝統医学(漢方医薬)の学術講演会などに参加する機会がありました。一般的にはカンフー映画でおなじみですが1500年の歴史があり、インド高僧の達磨大師(だるまたいし)が佛教の禅を創始した寺で有名です。現在世界遺産にも登録され、そこに少林寺の薬局が現存しています。
少林薬局
800年以上の歴史ある少林寺の伝統中国医薬・秘伝の薬・健康法などがあり、現在、将来の養生施設や病院建設計画があるそうです。「少林武功医宗秘笈(しょうりんぶこういそうひきゅう)」という秘伝書には、 禅 ( 座禅・立禅・動禅などを通し生活そのものに究極の安心・安楽を与える教え ) ・武 ( 武術トレーニングなどを含み病気の予防や排除をするための心身を鍛える健康法 ) ・医 ( 中国伝統医薬・漢方などの利用・治療法 )など、簡単にいうと漢方薬と気功・武術などをもちいた古来の健康法が記載されています。
当薬局でも薬のみならず真の健康のあり方の研究を続け、少しでも皆様の健康に役立てたいという思いで精進していきたいと思います。