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五行日記

健康ニュースや日常の出来事、感想、意見など。

受験シーズン、風邪・インフルエンザが心配

2019-01-18 14:51:59 | 日記(出来事、気付いた事、感じた事、)
インフルエンザが猛威をふるっています。小学校では学級閉鎖などあり、受験を控えているお子様がいるお母様はとても心配しています。

良い漢方薬がないかという問い合わせがあります。

予防しようと思い自宅にあった以前医療機関でいただいているのか「麻黄湯エキス顆粒」があるのだが、飲ませても良いか? との問い合わせがありました。

インフルエンザの感染に麻黄湯が効いたという報告が医療界にあり、処方がされている場合があります。ただし、麻黄湯は予防的に利用するものではないので、その適応症状に合わせて服用するものです。漢方医学ではそれを「証」といいますが、かってに自己判断で用いないほうがよいかと思います。
迷った時はまずは専門家に聞いてください。

やはり、日頃から免疫力を高めていることがたいせつかと思います。

中国などには板藍根(バンランコン)のエキスで黒砂糖で甘くしてあるものがありますが、抗ウイルス作用があることで有名で、風邪の初期にお茶にして飲むと効果があります。

インフルエンザウイルスに特効するというタミフルやリレンザなどにしても感染初期に用いることでより効果が上がるといわれウイルスを殺す働きはあっても、後半戦は体の免疫力によって完治していることだからです。

その意味でも食事、睡眠、運動などを含め日頃から免疫力の上がる体をつくっておくことが大切なのですが、使いやすいお茶・ハーブやスープ類でも免疫力の上がるものを選択するのはよいでしょう。

一つの裏技をお伝えしましょう。
風邪を引いたときに葛根湯のエキス顆粒をのんだことはあるでしょうか?

葛根湯エキス顆粒をより効果的にさせ、胃腸への負担を与えない方法があります。

くず湯を造ったことがありますでしょうか?
この「クズ」とは「葛」のことです。葛根湯にはこのクズが入っているわけです。くず湯にすると胃の粘膜を守り体を温めますので、葛根湯を混ぜて飲むと葛根湯の副作用の胃の刺激が抑えられ、温まりも増すので良好なわけです。体を温め健胃解毒にはたらく「ショウカ」を刷って、健胃作用があり経脈を温める「シナモン」の粉をまぶして、甘みは黒蜜か黒砂糖などでつければとっても美味しい風邪薬のできあがりです。
寒さの中で始まった風邪の引き始めで首が凝る時などは抜群の効き目があります。免疫力も上がるものだと思います。

私は、今のじき風邪を受けたかなと思ったときはすかさずこの技でスッキリして乗り切っています。

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