リムジン交通

昨日東京に向かう途中

「リムジン交通」と言うバスが目の前を走っていました。

その名の通りなかなか豪華なバスでした。

ふと私が警察学校に入っていた時のバス？を思い出しました。

これは

「輸送車」と呼ばれていまして

トラックの荷台に椅子がついているもので

幌がかかっていると言う

わかりやすく言えば、エンジン付き幌馬車みたいなものでした。

終戦直後、アメリカ軍がのっていた映像を見た人もいるかもしれません。

あんな感じ。

「俺達は荷物か？」

とささやきあったものです。

寒いし、景色は見えないし

リムジンとは真逆のベクトルにある乗り物でした。

さらに連想は続き

たしか小学校１年くらいのころ

父親が警察官だったもので

同僚・家族とレクリエーションに行ったことがありました。

この時乗ったのも

「輸送車！」

荷台が高いので、子供は自力で乗れないのです。

メイのように大人に乗せてもらった記憶があります。

当時自動車をもっているのは

ごく一部のお金持ち。

輸送車であれ、車にのってレクリエーションに出かけるのは

今であれば飛行機に乗るくらいの感激だったと思います。

昭和３０年代

舗装されている道路は幹線道路くらいで

ほとんどでこぼこ道

水溜りにバウンドしながら

輸送車の荷台で振り落とされないように必死につかまっていました。

そういう事を思い出しながら

高速道路の目の前を走るリムジン交通・・・

世の中不況とは言え、豪華になりましたな。

さて「游工房ギャラリーＫＡＮＡの思い立ったら」ブログに

私の作品の紹介をしていただきました。

ありがとうございます。






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