栃木県はが郡の

陶工のつぶやき

釉薬つくり

2011-07-18 21:31:00 | 陶芸
今日の仕事の始めは

釉薬作り

25キロ入りの紙袋に

天草陶石だとか朝鮮カオリンだとか

そういうものが入っているのだけれど

鼠径ヘルニアの手術をして

医師から完治の言葉をもらっていないので

重い物を持って歩かないようにしている

・・・しているのだけれど

陶芸の仕事はそういう動作が多いのよねえ~

なにかと妻の助けを借りて

いつもなら、こんなもの屁でもないと思いつつ

えっちらおっちら、休み休み

動かしてなんとか終了

このでかい25キロ入りの紙袋の口が

ミシンで縫われていて

どれかの糸をうまく引き抜くと

簡単にするすると取れて

大変気持ち良いのだけれど

この仕組がよくわかっていなくて

うまく引き抜ける時と抜けない時がある

まあ・・・運任せですな

ね、香取くん・・・うんうん

抜けないとなると一目ごとにほぐしにかかるのだけれど

だいたい五つくらいになったあたりで

カッターをもってきて切ってしまう

これがうまく抜けると「あずましい」ということになる

妻にいわせると「あじましい」と言うのだそうだが

どっちが本当だろう?

「ず」と「じ」の中間的発音かもしれないな

で、このミシン縫いなんだけれど

中に25キロの粉が入っているわけで

当然立てた状態で縫わねばならぬと思うのだ

たぶん専用のミシンみたいな機械があるんだろう

それで

なぜか

袋の端が中に折り込まれた状態で縫ってあるのも

あるのよ

そこだけテープでとめてあったりして

なぜ?

こう言うことは学校では習わなかったし(笑)

毎度袋の口を開けるたびに疑問なんです

誰か

簡単に糸が抜ける方法と

袋の端が中に折り込まれている理由を

知っている人がいたら教えてくださいな