栃木県はが郡の

陶工のつぶやき

役所について考える

2010-05-31 20:55:00 | 雑記
その昔

公務員だった私の父親が、定年退職し

退職金を預金すると言う事になった。

どこから聞きつけたのか

銀行関係者が「是非手前どもの銀行へ預けてください。」と日参した。

そりゃそうだ

退職金が動くとなれば、銀行はすぐわかるだろうな。

しかし、それがあまりにしつこいモノだから

父は郵便局に預けると言って現金を持って出かけた。

ちょうど閉店間際だった。

郵便局に入ったら、窓口の人が

「時間ですから。」と言ってカーテンを閉めてしまった。

退職金をかかえたまま、父は呆れて立ち尽くしたと言う。

結局退職金は、しつこい銀行へ(笑)預けることになり落着したが

「お役所仕事だな。」と父は言ったものだ。

今では株式会社ゆうちょ銀行となったけれど、当時は郵政省でしたからね。

考えてみると、役所というのは代わりになる所がない。

民間企業だったらサービスが悪ければ、他の店にお客さんは流れてしまう。

だから必死なんだ。

いっそ全部株式会社にしてしまって役所同士競争させるようにしてはどうかと思う。

政府もおんなじよ。(笑)

株式会社日本と株式会社JAPANとか(笑)

サービスの良い方に、国民がつく。

株式会社お役所仕事というのもあって良い。

「あっちのお役所だと、マイルがもらえるらしい。」

「こっちのお役所は、店員さんの対応が気持ち良い。」

裁判所だって、株式会社にして(笑)

株式会社・迅速裁判所とか株式会社・笑顔裁判所とか・・・なにがなんだかわからんな。(笑)

でもねえ、結構本気よ。(笑)