どんがばちょ

日常の出来事を鋭い視点、オモロい切り口で綴っていく、オヤジのブログ

マスコミの真偽について考える

2009年05月09日 | エッセイ
マスコミ企業といえども、民間企業。

公益企業ではあるが、必ずしも事実を報道しているとは限らない。

政治的なものや、利権がからむ圧力があるに決まっている。

というか、それがないのもおかしい。




最近北野誠が芸能界から見事に抹殺されました。

「不適切発言」だそうで。

謝罪会見まであったそうで。

でも、いったい何が「不適切発言」だったのか、そのことは誰も報じない。

仮に不適切な発言があったとして、全ての番組、全てのイベントがキャンセルになるだろうか?

一切合財を捨てる必要があるのか?

何か不合理な圧力が彼および松竹芸能にかかったとしかかんがえられない。

すでに、TVなどでは北野誠など存在しなかったかのように皆触れたがらない。

マスコミも恐れる圧力とは何か?

というか誰か?



一方、草なぎ剛の泥酔事件はどうか?

これでもかというくらい報道され、警察は家宅捜索まで行う始末。

この違いは何か?


後者はある程度は正確に報道され、見ている人にも何が起こったのかがよくわかる。

彼がしたことが大した罪がないのか、あるのかは色んな意見があるだろうが、おおよその事実関係が読み取れる。

しかし前者は一体何が起こったのかよくわからない。




陣内と紀香の離婚問題にしてもそうだ。

表向きは陣内の浮気ということになっている。

もちろんそれは事実かもしれない。

しかし紀香のインタビュー関連の露出の少なさ、陣内が言い訳をひとつもしない不自然さ、何かが臭う。

もちろんこのブログを見つけられたみなさまにおいては、既にネットの検索などでその真実(かどうかもわからないが)についてはお勉強されているであろう。




報道とは何か?

いつの世にも話題になることである。

新型インフルエンザではその恐怖を煽り、一方で大丈夫だという。

要は視聴率が大事なのだ。

要は今後もマスコミ各社が収益を取れるかどうかが大事なのだ。



冤罪を主張している植草一秀教授の破廉恥事件。

あんないやらしいことをして!と一喝するのは簡単だ。

しかしなぜ彼の肩を持つ人は煙たがられる?

体制批判をした人の肩を持つと自分の身が危ないから?

それはそうだろう。




何も悪いことや突拍子もないことをせず、長いものに巻かれて生きていれば、抹殺されるなんてことは一生ないだろう。

しかし、ちょっと突出してしまったら・・・

その人は叩かれる。

しかし叩かれた人が必ずしも面白おかしく報道されるわけではない。

北野の事件などは、本来ワイドショーが大好きな話題のはずだ。

しかし、誰もそのことを口にしない。



世の中には各種権力が渦巻いている。

政治、金、暴力団・・・

それを知って大人として無難に立ち回って生きるのが賢いというのか・・・

それとも、そんなこと(だけ)で世の中は動いていると認めたくないと正義ぶって痛い目に遭うのが本望なのか・・・

あなた自身も迷うところだろう。

対岸の火事なので好き勝手に妄想は膨らむが、実際のところ当事者はプロ意識を持って生きてきた結果だ。

とても悔しいだろうね。


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