どんがばちょ

日常の出来事を鋭い視点、オモロい切り口で綴っていく、オヤジのブログ

夜を涼しく過ごす方法

2006年08月28日 | エッセイ
土や草に覆われていた昔とは違い、都会では、コンクリートやアスファルトに覆われている。
これが原因で夜中でも気温が下がらなくなっている。

草木や土の場合は、多量の水分蒸発により地表の温度を冷却する効果があるが、アスファルトは熱を蓄熱したあげくに、夜になって気温が下がると放熱を始める。
これにより熱帯夜が都会では常態になっている。

家の前に水を撒く、マンションの人はベランダ。
これだけでもかなり違う筈だ。
ベランダにプランターを沢山並べて草木を育てている人は、都会にいながらにしてかなりの効果を期待できるだろう。
もちろん水遣りを忘れずに・・・!

木陰は何故涼しいか??

2006年08月28日 | エッセイ
1.日陰であるため、単に太陽光からの直接の熱が遮られる。

 生活の知恵として、よしづなどを窓の外にかけるとよい。
 家を留守にしている人なら遮光カーテンをひいておけば帰った時の暑さが違う筈だ。
 生活の知恵で昔からあるよしづだが、昼間はよしづそのものが熱くなるので、窓から入る風はだんだん上がってくる。

2.生きている木の葉は、水分が常に根から補給されている為、人工物よりも周囲の空気を冷やす。

 ヘチマなどの高く伸びる木を植えることで、そこを通る風はより涼しくなる。
 背の高い木を植えるのも一興。

3.葉の周りは水分の蒸発により湿度が高く、日向側では上昇気流が発生する。逆に日陰側では下降気流が発生し、木の下にいると、涼しい風が降りてくる。
 単なる日陰よりも木陰が涼しいのはこのためだ。

家の庭に背が伸びる草木を一本植えるだけで、随分と違った効果が期待できる。