「復唱」 domani11
ゆうぐれのもり
ユウグレノモリ
つぎつぎとなきだすヒグラシ
ツギツギトナキダスヒグラシ
・・・・・
「悠ちゃん、詩を読んであげよう」と
1行読んで間を置いたら
すかさず復唱してきた
おしまいの2行
・・・・・
ほしがひとつ
ホシガヒトツ
きらきらとひかっていた
キラキラトヒカッテイタ
まで全52行、ついてきた(※)
最初間を置いたら自然に
復唱が始まった
感情を込めて読んだところは
悠ちゃんも感情を入れる
子供って素晴らしい
※この詩は福岡県柳川市教育委員会の平成27年度「白秋献詩」最高賞(文部科学大臣賞)に選ばれた
斎藤悠一郎君(小1)の「川」。
現在過去未来という時の流れと空間の広がりで立体的に構成された魅力的な作品。小1だから驚く。
なお、白秋献詩には全国の小中高一般合計8千を超える応募があったという。