「椿」 domani11霜月を始めに咲きていま卯月最後の椿落ちて寂しむ
「校舎より」 domani11流れくる吹奏の音なつかしく聞こゆるは何故校舎を見上ぐ
「賛歌」 domani11 天満敦子のヴァイオリンを聴いて詠む弾き始むその弦の音いのち充ち熱きものありひとをも充たす
「風土記の丘」 domani11紅枝垂る並木に入りてはしゃげる妹に紅匂い幸くあるかな