「大晦日」 domani11
災いの
2011年よ
飛んで行け
地震津波放射能
セシウムはここにも
「カラオケ」 domani11
伴奏のあれば意外にもサマになる COSMOSも StandAloneも
カラオケの忘年会の締め ともに歌う「高校3年生」同世代なれば
手を触れて鼓動高鳴る日のありて 高校の頃のフォークダンスよ
順巡り 片想うあの娘と組む時の来てほしくもあり来てほしくなくも
北風にテニスボールのそれて得る 忘年の日のテニスのひと時
「落ち葉」 domani11
雨
一夜にして
ことごとく葉を落とし
一面の黄色
踏むよろこび
風
一日にして
ことごとく葉をさらい
一面の土色
踏む無感覚
おびただしい落ち葉は何処
裸木が寒気に佇む
「アマデウス」 domani11
アマデウス!
悔し涙も
おふざけ好きも
悲喜のブレンドに
澄みて響ける
※高橋英郎「モーツアルトの手紙」(2007.1/小学館)を読んで改めてモーツアルトを思う。