詩育日誌07.17タマネギことば
タマネギことばの聞きとりをどねんかせにゃ、いけん。というころでまた、まちごぉ~た。病...
詩育日誌07.18納屋あわて
お隣のアイドルが倒れたいらしゃいませ。の看板みたいにきもちよく染色の道具が並んでいた納屋で若いのにおおあわてがひっくり返っている過去のしくじりを見せて悔しがっているそっとしまっ...
詩育日誌07.19うたたねひらメータ
梅雨も明けて青空のしたこのところ週末はいつも草刈りだえんえんとあぜで流したこの汗、と...
詩育日誌07.20水の声
時間の端をそろえて折りたたんだ なんでもしゃべる石をちょっとだけ黙らせて まわりにあ...
詩育日誌07.21立ち位置
焼きカキを食べているその思い出が起きあがってくる点に向けて線を引く波にもまれた岩場で...
詩育日誌07.22アフガン異世界、その甘さ
目隠しされてオレはいくつかのことばを生きているお笑い芸人がうまっ、この時給。はしゃいでいるテレビのむこう側で発狂と発症がひっくり返っている多国籍の言語に破壊された都市がス...
詩育日誌07.23ほぞ継ぎ
晴れた朝古い縁がわをなおすノミで腐ったところを除きながら穴をあける ピタっとほぞを打...
詩育日誌07.24しまう
わずかなスキマに帰ってきてじぶんをしまうくろいワナをひたすら耐えている闇にとどくハイ...
詩育日誌07.25けじめ
いっしょに息をすって近くで生きている見てみたい夢の内がわで 始まりも終わりも遠くで起...
詩育日誌07.26岬
ゆるやかな流れの川にそって海まではしる半島をはげしく雨がたたいて うねらせて また晴...